Totoronの花鳥風月 -416ページ目

骨壺の花器 ~名品は花を選ばない~


父と母の墓参りを済ませ、


家に帰ってきて


自分の骨壺を取りだし、


改めて眺めてみた。





日展会員で、


第4科工芸部門の


審査員まで務められた


芙蓉窯


荒木俊雄氏の腕の冴えが


クールに


そして


暖かくにじみ出ている


私の骨壺。





花器として眺めても、


何の遜色もない。




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握りに


蓮の蕾が付いている蓋を取れば、


立派な


青磁の花器である。





表面の


平彫りのデザインは、


自分の家の「岩元」の「岩」を


図案化したもので、


三つの峰が「山」の字。





その山の裾野に


囲まれた丸いものが


穏やかな「石」を表す。




山 の下に  ・・・・それは 




石は意志に通じ、


あくまでも硬いが丸く穏やか。




山は、


燃える炎のイメージで、


たぎる情熱。




バックにも


炎の光背。





自作のデザインで、


私のお気に入り。




我が家の


新しい家紋にしようかと思っている。





その花器に、


庭で暑さに息も絶え絶えに


かろうじて生き残っていた


バラの花を取ってきて


活けてみた。



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スーパースターとカクテル。1本だけラブ&ピースの蕾。




暑いさなかに


かろうじて花を付けていたので、


春先の花ほど


勢いはないが、


それでも、


燃え上がる岩のデザインの花器の中で、


燃えるような赤。





逆光になるが、


玄関に置いても、


立派に落ち着いてくれる。



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右に置いてある


赤い花器と玉は、


赤の色を出させたら、


この人の右に出る人はいないといわれる、


「赤の荒木」こと、


荒木俊雄氏の作品。





この


青磁の骨壺も、


同じ陶芸家の手にかかった作品だが、


磁器と陶器、


青と赤。




どのようなものでも産み出す、


魔法のような腕を持っている人。




どんな花を生けても、


決して花に負けないし、


それでいて、


瀕死の花を生けても、


生き生きとよみがえらせてくれる花器。




名品は花を選ばない。





そんな表現をしたくなる


私の骨壺兼花器。






それに活けたバラの一枝に、


偶然にも


優曇華の花。


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この花を


吉だとか凶だとか


関連付けたがる人も多いが、


私は


そんな小さな器量は持ち合わせていない。




というより、


超ド級の楽天家。





これも何かの因縁でしょう。




3,000年に一度しか開花しないと言われる


優曇華。




我が家の玄関で、


しっかり守って差し上げましょう。





優曇華の花については、


次回詳しく。





興味があったら


またお出で下さい。

お盆の墓参り ~築地本願寺・納骨堂~


お盆。



私は、


例年ならば、


この時期は富士登山を敢行し、


帰りに


知人のうちに宿泊させてもらって、


2、3日田子の浦へ


釣りにでも出かけているのだが、


今年は


同行者が都合で行けなくなり、


富士登山と釣りは断念。





その代わりと言ったら怒られるが、


家にいるので


我が家の納骨堂のある


築地本願寺に


お墓参りに行って来た。





納骨堂に行くのも


お墓参りというのだろうか。



それはさておき、


ここが


その築地本願寺。




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築地本願寺は、


京都の西本願寺本殿よりも、


洋風なイメージがあり、


威厳がある。





本堂は、


本来ならば


このような威容を誇るが、


今年は


全面改修のため、


この姿は拝めない。



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本願寺全体写真と本殿写真は、昨年母の命日にお参りした時のもの。





代わりに、


西の建物の奥に


仮本堂が設けてある。


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ここで焼香を済ませ、


納骨堂に向かう。





これが、


築地本願寺納骨堂。


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1つの区画が


一家族分。


上の真ん中が「岩元家」。






この中には、


私が手彫りした


父と母の青磁の骨壺が、


仲良く二つ並んで入っている。





骨壺製作の模様は、


「1人に1つだけの陶芸作品 ~その正体はこれ!~」  で書いた。



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父の骨壺のデザインは、


父が好きだった報才蘭の花を、


強さの象徴、


トライアングルで囲った。




報才蘭の香りは天下一で、


きっとあの世も、


その香りで満たされていることだろう。





母の骨壺のデザインは、


亡くなった7月の


夏の太陽とヒマワリの花をイメージし。


母の暖かさを表現した。




その近くでは、


このような仏様が


見守ってくださっている。


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父と母の骨壺を作った時に、


自分達夫婦の骨壺も一緒に作った。



これが、


自分のための骨壺。



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いずれ、


父と母のいる


この納骨堂に入るのだが、


でも、


まだまだ簡単に入るわけにはいかない。






これは、


自分が健在なうちは


花器として使うことにしており、


使い勝手もなかなか良い。





その様子は


また後日の


花の紹介の時。



軒下でみたびスズメの子育て ~巣立ってすぐの巣を拝借~


スズメの世界は、


よくよくの住宅難なのだろうか、


7月に


2羽が巣立っていった巣箱の様子は、


「スズメの巣立ち ~2羽が飛び立つ~」  で


皆様にも見ていただいた。



この時は


2回目である。






その巣箱に、


その直後から出入りしていた


スズメが、


営巣の様子を見せていたため、


今日は


例の反射鏡を設置して、


出入りの様子を見ていたら、


何と、


餌を運びこんで、


そして


ヒナの糞を運び出してきたではないか。



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シジュウカラの巣と違って、


巣箱の前に


いったん留まれる枝を作ってないため、


スズメは


いきなり巣箱の入口に取りつき、


そのまま中へ入り込むため、


なかなか


餌を持っているのかどうかを


確認するのが難しい。





でも、


今日は


たまたま外を


振り返ってくれた。


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その口には、


明らかに何か虫を咥えている。




間違いなく、


ヒナの餌だ。




ここでヒナが


また孵っているとしたら、


この巣箱での


スズメの子育ては、


今年はこれで


なんと3回目である。


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餌を持って入り、


出てくるのを狙っていたら、


口にははっきりと


ヒナの糞を咥えている。





糞の大きさから判断すると、


まだ、


そんなに大きくはなっていないようだが、


この猛暑の中でも、


スズメは子育てを敢行している。





我が家の軒下の温度計が、


連日


40℃や43℃を指し、


花たちも


このうだるような暑さの中では、


みんなお休みしているというのに、


スズメは


何という生命力だろう。





日陰とはいえ、


巣箱の中は、


間違いなく


連日35度や40℃にはなっているはず。





考えるだけで、


エアコンの風を送ってやりたくなるが、


その親子の


命の強さには


なんとも驚くばかりである。




恐るべしスズメの親子。





どうか


アセモなど出来ることなく、


そして、


煮えることなく、


焼き鳥になることなく、


元気で巣立ってくれるように・・・。




もう


そう祈らずにはおられない。





今日も


40℃を越す猛暑の


お盆の一日だった。

メジロ夫婦の水浴び ~すでに子離れか~


多分近くで営巣して、


子供達を


しばらくここへ連れて来ていたメジロ夫婦に、


近頃は、


子供の姿が見られない。





きっと


子離れしたのだろう。


また、


夫婦だけで通い始めた。





この猛暑では、


水浴びが一番。



バシャバシャッ! バシャバシャッ!


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回数を重ねるたびに、


この場所が安全であることを


完全に認めたのか、


近頃は


水浴びもレディファースト。




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ちょっとボサボサして、


レディとは言いにくいが、


まぁ、いいか。




バシャバシャッ! バシャバシャッ!


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この頃の水浴びは、


羽づくろいのためというより、


暑さ対策。





浴びた後の


この気持ち良さそうな顔。

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何せ、


外気温は43℃。



体温が高い小鳥でも、


やはり暑かろう。





レディが浴びるのを


木の枝の上から見ていた紳士が


次は自分の番だと


水に飛び込む。




バシャバシャッ! バシャバシャッ!


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浴びるのを


ずっと眺めていたのだから、


人だったら、


紳士とは言わず、


覗き魔かもしれないが、


自然は鷹揚。



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オスは


やはりまさかの時のために


用心の羽づくろいを怠らない。






だから、


そう簡単にはびしょ濡れにはならない。


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バシャバシャッ! バシャバシャッ!



取り替えたばかりの水は


透明感があって気持ちいい。





いつまでも浴びていたいが、


そうもいかない。


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少し未練が残るけれども、


どんなことでも、


「あともう一回」、と思った時が止め時。





そうして2匹とも、


いつもの木犀の枝の中に飛び込み、


羽づくろいを始める。





子供達と一緒に来なくなったが、


無事に子離れ出来たのだろうか。





水浴びは


まだ教えていないと思うのだが、


子供達は


きっと他のところで、


自分だけの縄張りを、


作る努力をしているのかもしれない。

紫式部の今 ~ひそやかに子育て中~

8月1日のブログで、


見過ごされそうな


紫式部の花を


「紫式部の花 ~ひそやかに咲いてこそ~」


で紹介した。




その紫式部は、


花も終わり、


今、


さらにひそやかに、


本命である実を


着実に育てている最中である。





これは


花の時の 紫式部。


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これが今の

実を付けた時の 紫式部。


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小さな実を


たくさん付けている。





この写真も、


富士の裾野にお住まいの方から


昨日送っていただいたものである。






これが


秋口になれば、


粒が少し大きくなって、


目の覚めるような紫色に染まってくる。





何度も登場しているが、


でも、


何度見ても飽きのこない、


実にきれいな紫色である。





紫に染まった 紫式部。


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暑さはなかなか去らないけれど、


このような自然の営みを見れば、


季節は確実に移ろいでいる。




もう少し我慢すれば、


涼しい


さわやかな秋がやってくる。




夏が猛暑であればある程、


秋は更にさわやかになる。




毎日の猛暑の中で、


その秋が待たれる。






ちなみに今日も


外の気温は


日陰で40℃超。






直射熱がどれほどのものか、


温度計を芝生の上で


直射日光に当ててみた。



Totoronの花鳥風月-on

目盛の最高 


50℃ を超えて、


計測不能域に突入。




55℃なのか


60℃なのか


想像もつかない。



見ただけで汗が出る今日の暑さである。