メジロ夫婦の水浴び ~すでに子離れか~
多分近くで営巣して、
子供達を
しばらくここへ連れて来ていたメジロ夫婦に、
近頃は、
子供の姿が見られない。
きっと
子離れしたのだろう。
また、
夫婦だけで通い始めた。
この猛暑では、
水浴びが一番。
バシャバシャッ! バシャバシャッ!
回数を重ねるたびに、
この場所が安全であることを
完全に認めたのか、
近頃は
水浴びもレディファースト。
ちょっとボサボサして、
レディとは言いにくいが、
まぁ、いいか。
バシャバシャッ! バシャバシャッ!
この頃の水浴びは、
羽づくろいのためというより、
暑さ対策。
浴びた後の
何せ、
外気温は43℃。
体温が高い小鳥でも、
やはり暑かろう。
レディが浴びるのを
木の枝の上から見ていた紳士が
次は自分の番だと
水に飛び込む。
バシャバシャッ! バシャバシャッ!
浴びるのを
ずっと眺めていたのだから、
人だったら、
紳士とは言わず、
覗き魔かもしれないが、
自然は鷹揚。
オスは
やはりまさかの時のために
用心の羽づくろいを怠らない。
だから、
そう簡単にはびしょ濡れにはならない。
バシャバシャッ! バシャバシャッ!
取り替えたばかりの水は
透明感があって気持ちいい。
いつまでも浴びていたいが、
そうもいかない。
少し未練が残るけれども、
どんなことでも、
「あともう一回」、と思った時が止め時。
そうして2匹とも、
いつもの木犀の枝の中に飛び込み、
羽づくろいを始める。
子供達と一緒に来なくなったが、
無事に子離れ出来たのだろうか。
水浴びは
まだ教えていないと思うのだが、
子供達は
きっと他のところで、
自分だけの縄張りを、
作る努力をしているのかもしれない。







