Totoronの花鳥風月 -401ページ目

ハロウィンに思う ~感謝をこめて~


前回のブログ、


「ハロウィンに思う ~軽薄な日本人~」  で、


たくさんの方から、


それも真剣なご意見をいただいたことは、


本当に驚きであり、


とてもうれしいことでした。




1つひとつのコメントが


真剣であることは、


その内容と


コメントの長さを見れば一目瞭然で、


ありがたいことだと、


深く感謝しています。





ほとんどの方が、


私の文意を理解していただき、


それなりの意見を入れていただきましたが、


表現が足りずに


あるいは誤解をされそうなこともありましたので、


ここに蛇足ながら


改めて筆者の思いを現わし、


感謝の意を表したいと思います。





表題と文中に


日本人とか女性とか言っていますが、


これは当然、


すべての日本人や女性を対象にするものではありません。





日本の伝統文化を見直したらどうだ、などの表現がありますが、


だからと言って私が


仏教崇拝を奨励しているものではありません。






ハロウィンやクリスマスやバレンタインなど


他宗教の行事に


その意味を深く知りもせず軽く乗るのは


余りにも早計ではないだろうかと言っているのは、


決して他宗教を排斥するつもりで言っているのではありません。






真意は、


それらの行事の本当の意味を調べて、


良く知ってから、


自分の行動に移した方がよい、と言っています。






初めての事を知らないことは、


決して恥ではありませんが、


知ろうとすることが


大事であることは言うまでもありません。






知らないことを知らないままにして行動することは


慎んだ方が、


自分が恥をかかずに済みます。





父親から良く言われました。


「聞くは一時の恥 知らぬは一生の恥」




ここでいう「知らぬ」は、


「知ろうとしないこと」という意味や、


「知らないままに放置しておくこと」という意味にとられた方がよいかと思います。







我が家は浄土真宗ですが、


他の宗教を排斥するほど


器量の狭い宗教ではないと信じますし、


私の考え方は、


仮に仏がそんな狭い料簡であったとしても、


私がそういう考えは受け入れませんので大丈夫です。







どの宗教の行事であろうと、


何も知らずに軽薄に乗るような人になってほしくない、


そんな気持ちで書きました。






その行事に付いて、


詳しく知ることは、


その宗教を信じる人たちの気持ちにもなれるし、


失礼な言動を制御できると言う意味で、


大切なことだと思います。





今回私のブログを訪れていただいた方は、


これらの問答の中から、


ハロウィンに付いてきっと詳しくなられましたので、


10月31日は


本当にその気持ちになって


心ゆくまでハロウィンを


ご家族でお楽しみください。






言わずもがなの説明になりましたが、


ご理解いただけましたでしょうか。






最後に、


皆さん方の真剣なコメントに対し、


私もできる限りおひとりおひとりに


真剣にお答えしたつもりですが、


コメントの内容が似ている方に対しましては、


あるいは同じような言葉の説明になり、


重複しているような感じを持たれたかも知れませんが、


それは筆者の本意ではないことをご理解ください。





少なくとも


このブログに関しましては、


ブログの内容よりも、


皆さんのコメントと、


そのコメント返しの方が


はるかに内容の濃いものになっています。





お時間のある方は


是非皆さんのコメントにも


1つひとつ目を通していただければと思います。





感謝をこめて。

ハロウィンに思う ~軽薄な日本人~


以下は


あくまでも独り言であるので、


異論のある方もおありかと思うが、


無視されたい。




日本人は


海外に旅行して


他の国に入国する時、


「あなたの宗教は?」と問われると、


「無宗教」と答える人がほとんどだという。




自分の家の先祖が


仏教によって祀られていても、である。




本人は


仏教徒であるという意識がないから、


そのように答える意味は分からないでもないが、


「無宗教」という答えが、


海外で、


どのようなイメージでとらえられるのかを知らない。




どのような国の人も


本来は


「キリスト教」とか


「イスラム教」とか


「ユダヤ教」とか


その他いろいろな宗教であることを申し出るのだが、


日本人で


「仏教」と

敢えて答える人は、


海外旅行経験者で、


「無宗教」が


何を意味するのかを知っている


数少ない人たちだろう。





我が家の狭い玄関に


こんなものが現れた。



Totoronの花鳥風月-haro1


妻のフラワーアレンジメント教室の


持ち帰り作品である。




一度私のブログに


作品を掲載して、


「この箱に押し込んだ花たちに・・」云々と書いたら、


いろいろな方から


貴重な意見をいただき、


私も


知らないことをたくさん教えていただいたので、


今回は用心して、


この作品に対する論評は避けるが、


どう見ても


ハロウィンを意識した作品である。





大きくしてみよう。


Totoronの花鳥風月-haro2


顔のように切り抜いた小さなかぼちゃと、


ガーベラと思える花と


10個ほどのローズヒップ。




今回は、作品の出来は問うまい。




問題は


「ハロウィン」。





日本人で、


ハロウィンが何を意味するのかを


明確に理解している人は


おそらく数%もおるまい。





目や口を付けたかぼちゃの提灯を灯し、


子供たちが隣近所を巡回して、


お菓子を頂いて回るお祭り、程度の認識しかない人は、


まさに己の無知を暴露している。







さて、


前の「無宗教」に戻ろう。





外国では


無宗教とは


神の存在を否定する


魔女の世界の考え方であり、


敵対する宗教家より


はるかに危険な人物とみなされ、


一歩間違えば


魔女狩りの対象人物となる。






だから、


「無宗教」と答えるくらいなら、


「仏教」と答える方が、


平和的な人であると解釈されるので、


数段信頼が置ける。





いつだって無宗教と答えるような


そんな日本人が、


無宗教の割りには、


やれ巴里祭だ、


やれクリスマスだ、


いやイブだ、


やれバレンタインデーだと、


他の国の神聖な


宗教的行事を


自分たちのお祭りにしてしまう姿は


軽薄としか言いようがない。






そんなことをしている暇があったら、


本来の仏教の


お盆の行事や


お彼岸や、


墓参りなど


古代から伝わって来た


基本的行事を


もう少し大事にしたらどうなのだろう。







お菓子屋の作戦に乗せられているのか、


花屋の作戦に乗せられているのか知らないが、


若い女性を先頭に、


世の女性陣の軽薄さが目に付いて、


小言の一つも言いたくなるきっかけを作った


ハロウィンの置きものである。





ちなみに、


ハロウィンを簡単に記すと、


ハロウィンとは、


カトリックの諸聖人の日・オールハローズ(万聖節)の前夜(イブ)のことで、


ハローズイブが


なまってしまった呼び方である。





ケルト人の1年の終りは10月31日で、


この夜は


死者の霊が家族を訪ねたり、


精霊や魔女が出てくると信じられていた。




これらから身を守るために仮面を被り、


魔除けの焚き火を焚くのだそうな。







せめてこのくらいは承知して、


行動してもらいたいと思うのは


私だけだろうか。





何でもかんでも


お祭りにしてしまう日本人の、


それも軽薄な女性の


言動が鼻に付く


この頃である。

しばしの言葉遊び ~澄んだ世界と濁った世界~


もの思う秋。


年齢を重ねると、


思うのは恋心だけではない。




今日はふと、


随分昔に聞いた言葉を


ふと思い出し、


関連するものを


書き出してみた。



ご存知の方もあろうが、


もう一度目を通してみてください。


そして、


できれば自分でも


作ってみてください。




さてその言葉。


「世の中は澄む濁る違いにて・・・・」。




この


5・7・5の上の句に、


7・7の下の句を創作して付けたし、


上の句の意味と一体化するものである。




世の中の


「澄みきった世界」 と


[濁った世界」の違いを


濁点のない言葉と


濁点のある言葉で言い表すもので、


分かりやすく代表作を上げてみよう。



「世の中は澄む濁る違いにて


福(ふ)に徳あり 河豚(ふ)に毒あり」



これなどは、


「ふく」と「ふぐ」だけでなく、


「とく」と「どく」まで


澄むと濁るで表現してあるので、


秀逸句である。




でも、


普通は棒線部分だけが


澄むと濁るになっていれば充分である。





講釈は抜きにして


次にいきましょう。




「世の中は澄む濁る違いにて・・・・


刷毛(は)に毛があり 禿(は)に毛がなし」





ちょっと変わった使い方で、



「世の中は澄む濁る違いにて・・・・


人は茶(ちゃ)を飲む 蛇(ぢゃ)は人を飲む」。




素人っぽいのもまた面白い。


「世の中は澄む濁る違いにて・・・・


四四(しし)は十六 爺(じじ)は六十」。





後は、下の句だけを記します。




「為(ため)になる人 駄目(だめ)になる人」


「菓子(かし)は時々 家事(かじ)は毎日」


「怒(おこ)る国民 驕(おご)る大臣」


「たばこ買(か)うまい たばこが(が)うまい」


「母(はは)は美容院 婆(ばば)は病院」


このような歌は


個人でいくらでも作れます。


身の周りを見渡して、


是非もの思う秋に


ひと時の


もの思いの時を作ってみてください。




最後に


とっておきの歌を。


「のどかなる霞(かすみ)ぞ野辺(のべ)の匂いかな」


濁りを取るとこんなになります。



「のどかなる粕味噌の屁の臭いかな」


                                 (十辺舎一九 「続膝栗毛」)



これは、


濁っていた方がはるかにきれいな描写です。




今日は、


日本語の


澄むと濁るの世界を現わした、


言葉遊びの時間でした。


是非自分でも作ってみてくださいね。

初めてのボケの実 ~食べられるのかな?~


私が


独身時代から気に入って、


盆栽にしてずっと持ち続けて来た


ボケの木。





今まで、5回の転勤でも、


手放さずに


すでに30年以上持ち込んできた木。




春に


きれいな紅白咲き分けの花を咲かせる


そのボケの名は、


 と言う





その盆栽の


春の姿はこれ。



Totoronの花鳥風月-bo1


花が終わると、


9月までは枝を伸ばし放題にし、


時期を見て


整枝剪定をする。



Totoronの花鳥風月-bo5


鉢が小さすぎて、


夏場に乾燥が激しいため、


一回り大きな鉢に移し替えたものだが、


このようになった枝を


姿を整えるために剪定する。





その時に出た枝を


捨てるのが勿体なくて、


庭の片隅に挿し木をしておいたところ、


赤花の枝が見事に根付き、


大きくなって


今年の春には


きれいな花を咲かせた。



Totoronの花鳥風月-bo2

株元の白花は、


同じ親から採った


白花だけの枝が根付いたもの。






盆栽にしている親木は、


エネルギーを維持するため、


花後には花がらをすぐに取り去り、


実がならないように手入れをするのだが、


地植えにした赤花の木は


何の手入れもせず放置しておいたところ、


気付いたら、


こんなに大きな実を付けていた。



Totoronの花鳥風月-bo3


写真は、落ちて来た実を、木に生っている時のように置いて撮影したもの。





この実は、


下草取りをしていた時に、


上からボテッ、と落ちて来たもので、


まさかボケの実だとも思わずに、


隣の子供達が


遊びの時に置いていたのが


落ちて来たのではないかと思い、


お隣の奥様に聞いたところ、


その実はそのボケになっていましたよ、とのこと。




我が家から見ると


葉の茂った奥の方に生っており、


気付かなかったのだが、


お隣からは良く見えていたらしい。






ボケが実を付けることを


知らないわけではないが、


盆栽の木を大事にするあまり、


結実するのを避けて来たため、


今までボケの実を


見たことがなかった。






だから、


それを聞いた時にはびっくりした。



Totoronの花鳥風月-bo4

私は


ボケの実は


銀杏ほどの大きさにでもなるのだろうか、と


いつも花がら取りをしながら思ったものだが、


こんなに大きな実がなるとは


考えもしなかった。





こんなに大きいと、


洋ナシにも似て、


食べられそうな気がするのだが、


どんなものなのだろうか。




もし


ご存知の方があったら教えてください。





しかし、


どう見ても食べられそうだな~。

メジロ夫婦の雌雄比較 ~同じ姿勢で撮りました~


野山に


熟した柿や


美味しい木の実が


たくさんあるこの季節、


我が家の梅の木に


いつも来ていたメジロ夫婦は


いつもはどこかで遊んでいるのだが、


気が向いた時に


フラッとやってくる。





遠くの高い木の上から、


声が聞こえるので、


庭に出てその鳴き声に答えてやりながら、


蜜液を入れる容器に


蜜を入れて待っていたら、


ほどなく夫婦でやって来た。




その時の様子をご覧ください。




いつもはなかなか


同じ場所で


同じ姿勢はとってくれませんんが、


蜜液をごくごくと飲む時だけは、


1、2秒だけ停止してくれます。



Totoronの花鳥風月-m1


まず1羽が飛んできましたが、


蜜液の容器には近寄りません。





それは


この鳥がメスだからで、


オスが来て先に飲むのを待っています。




まるでヤマトナデシコ。




あくまでもオスを立てているようですが、


実はそうではありません。




先に飲むと、


必ず後から来たオスに、


くちばしをカチカチ鳴らして


追い払われるからで、


だからやむなく


オスを待っています。





オスがやってきて飲み始めました。

Totoronの花鳥風月-m2


その時メスは、


ただ待っているだけではなく、


周りの警戒を怠りません。





左を向いたり、


右を向いたり・・・。


Totoronの花鳥風月-m3

その間オスは


ゆっくりと蜜液を飲みますが、


飲み終わったら、


自分はさっさと近くの金木犀の木に


飛び移ります。




ちょっと冷たくないかい?





オスが飛び去ったら、


やっとメスの番です。


Totoronの花鳥風月-m4

メスにとっては、


オスから追われることもないので、


後の方がゆっくり飲めるのでしょう。





警戒はしながらも、


ここが安全なところであることは知っています。





心ゆくまで飲み終わったら、


オスが待っている木に飛んでいき、


そこで一緒になって、


2羽でどこかへ飛び去っていきます。




さて、


どこでオスメスが分かるのかと、


疑問をお持ちの方もおられると思いますので、


今日は


比較した写真をご覧いただきましょう。





まず、


待っているメスが左を向いている時に


蜜を飲んでいるオスと、


そしてメスの比較。


Totoronの花鳥風月-m5

       左がオス。                      右はメス。







今度は


待っているメスが右を向いている時に、


蜜を飲んでいるオスと


メスの比較。


Totoronの花鳥風月-m6


待っているメスが


左を向こうと右を向こうと、


オスに変わりはありませんが、


同じ姿勢ながら、


写した時間は違います。




メスは同じ写真です。




オスメスどこが違うか、


お分かりでしょうか。





わずかな違いですが、


まず


胸とお尻のあたりの黄色さ。


オスの方が黄色が濃くてきれいです。


これは、


正面から見ると


はっきりわかります。





次は


胸からわき腹にかけての


茶色の色。


オスの方がこげ茶色をして濃い色です。





そしてお腹辺りの


白い羽毛。


オスの方がくっきりとしています。





加えて言えば、


メジロの名の語源になっている


目の周りの白い丸。





この白い丸が


太くなるほど


強いオスだと言われます。





強いとは、


鳴き声が優れていて、


高音(たかね:連続して鳴く鳴き方)が長くてきれいなことを言います。





メジロは


喧嘩の強さで強弱を決めるのではなく、


その鳴き声の強さで、


自分の縄張りを守り、


メスを引きよせます。





その強さは、


姿を一目見れば


大体分かります。





我が家に来るメジロは


ここ何年も同じ夫婦が来ているようなので、


きっとしっかり縄張りを守っている


頼りがいのある


強いオスなのかもしれない。




今日は、


いつも来る


メジロ夫婦のお話でした。