メジロ夫婦の雌雄比較 ~同じ姿勢で撮りました~
野山に
熟した柿や
美味しい木の実が
たくさんあるこの季節、
我が家の梅の木に
いつも来ていたメジロ夫婦は
いつもはどこかで遊んでいるのだが、
気が向いた時に
フラッとやってくる。
遠くの高い木の上から、
声が聞こえるので、
庭に出てその鳴き声に答えてやりながら、
蜜液を入れる容器に
蜜を入れて待っていたら、
ほどなく夫婦でやって来た。
その時の様子をご覧ください。
いつもはなかなか
同じ場所で
同じ姿勢はとってくれませんんが、
蜜液をごくごくと飲む時だけは、
1、2秒だけ停止してくれます。
まず1羽が飛んできましたが、
蜜液の容器には近寄りません。
それは
この鳥がメスだからで、
オスが来て先に飲むのを待っています。
まるでヤマトナデシコ。
あくまでもオスを立てているようですが、
実はそうではありません。
先に飲むと、
必ず後から来たオスに、
くちばしをカチカチ鳴らして
追い払われるからで、
だからやむなく
オスを待っています。
その時メスは、
ただ待っているだけではなく、
周りの警戒を怠りません。
左を向いたり、
右を向いたり・・・。
その間オスは
ゆっくりと蜜液を飲みますが、
飲み終わったら、
自分はさっさと近くの金木犀の木に
飛び移ります。
ちょっと冷たくないかい?
オスが飛び去ったら、
やっとメスの番です。
メスにとっては、
オスから追われることもないので、
後の方がゆっくり飲めるのでしょう。
警戒はしながらも、
ここが安全なところであることは知っています。
心ゆくまで飲み終わったら、
オスが待っている木に飛んでいき、
そこで一緒になって、
2羽でどこかへ飛び去っていきます。
さて、
どこでオスメスが分かるのかと、
疑問をお持ちの方もおられると思いますので、
今日は
比較した写真をご覧いただきましょう。
まず、
待っているメスが左を向いている時に
蜜を飲んでいるオスと、
そしてメスの比較。
左がオス。 右はメス。
今度は
待っているメスが右を向いている時に、
蜜を飲んでいるオスと
メスの比較。
待っているメスが
左を向こうと右を向こうと、
オスに変わりはありませんが、
同じ姿勢ながら、
写した時間は違います。
メスは同じ写真です。
オスメスどこが違うか、
お分かりでしょうか。
わずかな違いですが、
まず
胸とお尻のあたりの黄色さ。
オスの方が黄色が濃くてきれいです。
これは、
正面から見ると
はっきりわかります。
次は
胸からわき腹にかけての
茶色の色。
オスの方がこげ茶色をして濃い色です。
そしてお腹辺りの
白い羽毛。
オスの方がくっきりとしています。
加えて言えば、
メジロの名の語源になっている
目の周りの白い丸。
この白い丸が
太くなるほど
強いオスだと言われます。
強いとは、
鳴き声が優れていて、
高音(たかね:連続して鳴く鳴き方)が長くてきれいなことを言います。
メジロは
喧嘩の強さで強弱を決めるのではなく、
その鳴き声の強さで、
自分の縄張りを守り、
メスを引きよせます。
その強さは、
姿を一目見れば
大体分かります。
我が家に来るメジロは
ここ何年も同じ夫婦が来ているようなので、
きっとしっかり縄張りを守っている
頼りがいのある
強いオスなのかもしれない。
今日は、
いつも来る
メジロ夫婦のお話でした。





