原宿竹下通りの静寂 ~珍しく眠る東京~
前回のブログで、
竹下通りの美人について書いたら、
多くの方の意見が寄せられ、
私の考えなどは、
いかにも古いことを思い知らされた。
いろいろな見方は、
そのような世界があることを知らなければできないことで、
やはり無知は
見る目を狭める。
反省しきり。
さて
その竹下通り。
夜の顔はどのようなものか
ご存知ですか。
東京は
眠らない街とよく言われる。
全くその通りで、
渋谷も
歌舞伎町も、
新宿も
朝まで煌々と明かりがついて、
老若男女がたむろする。
そんな街で、
天国を極めるものもいれば、
地獄に落ちるものもいる。
それが東京である。
では竹下通りはどうか。
昼間の顔は、
それも土日になったら、
その人ゴミは半端じゃない。
渋谷や新宿みたいに、
通りが広くないので、
すぐにいっぱいになるのは
人種こそ違え
環境は
御徒町のアメ横と同じ。
とにかく人が多い。
それもすべて若い人である。
先日、
原宿の美味しい焼き鳥やで一杯飲んでの帰り道、
腹ごなしに、
竹下通りを原宿駅まで歩いてみた。
夜の9時半頃のことである。
明治通りの
竹下口から竹下通りに入る。
右の土地は工事中で建物はないが、
それより何より、
ここが竹下通り?
人通りがまるでない。
行けども行けども
誰もいない。
時々、
勤め帰りの人だろうか、
ポツリポツリ。
店はみんなシャッターが下りて
静寂が包んでいるが、
その静寂に品がない。
下りたシャッターに
こんなくだらない落書き。
もう少し進んでみよう。
相変わらず人通りはない。
昼のにぎわいが
まるで嘘のような街。
ここも東京。眠る街。
シャッターにヘタな落書き。
普通、
このようなスプレーによる落書きは、
芸大やデザイン学校の
精神が未発達の学生達が、
自分の作品を発表したくて
このようなくだらない行動をとるのだが、
少なくとも、
その作品のうまさには
少しは見るべきものがある。
同じ学生たちには、
ああ、あの作品は誰が書いたものだ、と
分かるらしいのだが、
でも仲間意識から、
警察には通報しない。
しかし、
竹下通りの落書きをした犯人には、
そのようなセンスは全く感じられない。
ただ書いているという
愚か者のなせる業である。
学生と違って
センスのかけらもない連中が、
その違いも分からず
真似をして落書きをしている様は、
まるで小学生以下の頭脳である。
そして、
この落書きには、
悪いことをしているという
感覚だけが優先して、
いかにも逃げ腰で書いているのがよく分かる。
「こらっ!」 のひとことを聞いたら、
顔も見ないで脱兎のごとく逃げるのである。
何の考えももたない
このような無能者に
落書きされた店は迷惑この上ないが、
消すのも金がかかるし、
だから下手さをさらしものにしている。
竹下通りが
夜の9時半に
このように閑散としているのは、
きっと地方から出て来た人たちが、
やはり夜になったら
電車で我が家に帰っていく構図が見て取れる。
この通りに出している店も、
夜中まで遊べるような店はないし、
たむろされても困るから、
時間にはちゃんと閉店する。
きっとここで暮らしている
地元の人たちばかりなのかもしれない。
明治通りから、
原宿駅に着くまでに、
わずか数人としかすれ違わなかった、
夜の竹下通りは、
そんなさびしい街である。
御礼
私はピグの仮想世界では、所詮仮想世界なのであまり人との交わりを持ちませんが、
先日私の粗末な部屋に来て、お菓子と飲み物を置いていって下さった方がいました。
どなたか分かりませんので、ここでお礼を言わせていただきます。
「ありがとうございました。」
原宿竹下通りの美女 ~魅力か隙かの判断は?~
先日、
モロッコ大使館の次席ご夫妻と
南青山で食事をした帰り、
散歩がてら
原宿駅まで歩いた時の出来事。
神宮前交差点から
素敵な若い美人?が
私の前を歩いていた。
「美人?」としたのは、
じつは前に出て顔を見たわけではないので
こう表現したが、
しかし、
その後ろ姿から判断すると、
きっと美人だったろう。
今日は、
その娘についての
不思議な出来事を記します。
交差点から
竹下通りへの
そのわずかな距離での出来事なのだが、
どうしても解釈がつかない出来事が
その娘に起った。
それは何か。
わずか4、50mの間に、
何かを勧誘しようとする若い男性が、
それぞれ別々に
4人も歩み寄り、
話しかけては、
途中であきらめて離れて行った。
私の目の前で繰り返されたことだったので、
見ていてビックリだったのだが、
同じ娘に、
それも4人までも
男性が話しかけたのである。
私の周りには、
数えきれないほどの女性が
一緒に歩いているのに、である。
後ろ姿がとても素敵で、
口説きたい気持ちになったのなら
それは分からないでもないが、
ジーンズをだらしなく垂らし、
何かのチラシを持っての接近だから、
口説くためではあるまい。
よからぬ勧誘であろうことは
容易に察しが付く。
そして竹下通りに到着。
私はその通りの人込みを
写真に撮ろうとしたのだが、
その写真の中に、
またその娘に近付き、
話しかけた5人目の男性がいた。
その時は
カメラを竹下通りに向けていたので、
たまたまその状態を撮影した。
この娘である。
原宿駅から竹下通りへの入口。
赤○で囲んだ娘がその子。
後ろ姿だけだしか見ていないので、
顔が美人かどうかは分からないが、
この颯爽とした姿から判断すると、
きっとそこそこの美人であろう。
茶系の色で決めるのは、
男も女も
非常に難しいと言われるが、
それを
髪から足元、
そしてバッグまで、
どんぴしゃりと決めている。
なかなかのセンスである。
ちらっと横を向いた時、
まつ毛が今はやりの
廂(ひさし)みたいであったのだけは見えた。
5人目のこの男性は、
しばらく歩調を合わせながら
彼女に何か一生懸命話しかけていたが、
結局は落とせずじまいであった。
そして彼女は
何事もなかったかのように
人込みの中に消えた。
さてここでだが、
読者の皆さんは、
この女の子の、
このような状態を
どのように解釈されるでしょうか。
これだけのセンスで、
茶系統の色を着こなしている娘である。
きっと顔も美人だったろう。
いろいろと解釈はありそうですが、
彼女が欲しい若い男性の立場や、
同じくらいの娘のいる親の立場や、
客観的に女性を見る評論家的立場や、
いろいろな立場で見方は変わってくると思うが、
私の考え付くことを
いくつか記しますので、
読者のみなさんの意見を
是非お聞かせ下さい。
1.余りにも奇麗で、つい声をかけたくなるような女性であった。
2.アルバイトで自分の勧誘の対象となるような女性だったので声をかけた。
3.その姿から見栄っ張りな女性に見えたから、誘いやすいと思って声をかけた。
4.誘えばすぐに話に乗ってきそうな顔をしていた。
5.こんなに決めている女の子に限って誘いには弱いものだという男の解釈で声をかけた。
みんな似たようなことですが、
昔風に言うと、
姿かたちは決めているけれど、
「雰囲気が隙だらけ」 だったということだろうか。
それとも、
「非常に魅力的」 だったのだろうか。
同じように決めていても、
隙のない人には声などかけにくいものだが、
皆さんはどのように感じられましたでしょうか。
私にはちょっと
判断のつかない出来事でした。
クリスチャンディオールとラブ&ピース ~最後の輝き~
朝夕の冷え込みが
一気に押し寄せて来た。
我が家の庭の
薔薇の花も、
いよいよ最後か。
きっと今年は、
今日の紹介で終わりになるかもしれない。
「クリスチャンディオール」
深紅の輝きを放つ
剣弁高芯咲き。
高貴さが際立つ。
この季節になって、
春の頃とは違う
穏やかな色合いで咲く
「ラブ&ピース」
花や葉を食害する虫もいなくなって、
傷一つ無く咲く花も美しい。
「ドーラ」 は
残りの蕾が大きくなって、
早く咲きたいと待っているが、
寒さが一気に押し寄せて、
私の大好きなオレンジ色。
寒風の中に暖かさを漂わせる。
さてこちらは、
突然変異かきまぐれか、
「カクテル」 に出て来た枝変わり。
少し寒くなってはきたが、
先日案内した花が、
花びらを完全に広げて、
思いっきり咲いている。
この寒さの中だと
花もちがいい。
もう一つの枝変わり。
全体がピンクに覆われ、まるでカクテルに少し酔った美女みたい。
そんな中で、
またしても才媛を発見。
1つの枝の先で咲くカクテルの花の群れ。
頂点に
黄色い蕾が1つだけ。
この蕾が
どのように変化するのか楽しみだ。
先祖返りか
突然変異か分からないが、
今年のカクテルは
いろいろな姿を見せてくれた。
知れば知るほど
興味は尽きないカクテルである。
我が家のバラも、
今年はこの辺りで
冬籠りに入りそうだ。
ジュエルの進化 ~冬籠りする宿根草への変身~
松葉ボタンは、
1年草だから、
この時期になると
ほとんどの株が枯れて
もうその影をとどめるものはないのだが、
我が家のジュエルは、
松葉ボタンであるにもかかわらず、
枯れるどころか、
宿根草となって
冬籠り体制に入る。
夏の盛りには、
花壇でもこれだけの花を咲かせ、
にぎわいを見せた。
プランターの中でも、
花で覆われて、
プランターも見えなくなるくらいの満開である。
他の色の松葉ボタンは
もうすっかり枯れてしまい、
その痕跡も残していないが、
ジュエルはここからが
やはり優秀な血統の片りんを見せる。
花壇の端で、
株元の充実を図り、
花をいっぱい付けた枝は、
少しずつ枯れてくるが、
その株元には、
来年の春を待つ若い芽が、
ずんぐりむっくりと葉を充実させ、
冬に備える。
土の中では、
根が地中深く入りこみ、
そしてその根を、
芋みたいに太らせて、
冬の寒さに備えている。
まだ、
花を少しだけ咲かせながら、
命ある限り
養分を吸収し、
根と株元の小さな芽に送り込む。
ジュエルの血統の
優れたところである。
プランターの中でも、
冬籠り体制を整えている。
春になったら、
いきなり伸び出す芽を
大事に懐に抱いて、
根はプランターの底まで届きそうなくらいに伸び、
ゴボウのように太くなっていく。
プランターの端でも、
同じように頑張っている。
夏の間の葉の付き方とは、
全く違っていることにお気づきと思う。
隙間なくびっしりと詰まって、
太く短い葉を付け、
霜や雪に耐えられるような体制をとる。
こぼれ種から芽を出すジュエルと違い、
この苗は
3月には動き始めるので、
花が咲き始めるのも、
種からの苗よりも1か月ほど早い。
20年も我が家で持ち込んでいるうちに、
冬越しの方法を身に付けてきた。
優秀な血が
更に優秀な血へと進化を遂げつつある
我が家のジュエルである。
一重のバラ「カクテル」の変貌 ~色白美人出現~
一重のバラ
「カクテル」。
盛りの時(5、6月頃)には
こんなに賑やかな咲き方をするが、
今は静かに
一輪ずつを大事に咲かせる。
なんとも奥ゆかしい楚々とした姿。
咲いたらこんなに
真っ赤なハート型の
花びらの中心を金色に染めて、
他のバラに少しも遅れをとらぬ高貴さ。
冬を前に
最後の力を振り絞って
花を咲かせているのだが、
その花に
異変が起きた。
驚きの花!
赤いところがほとんど白く変化し、
まるで源平模様の花びら。
これは
突然変異のなせる業か、
それとも
先祖返りか。
私は
カクテルの先祖を知らない。
柔らかな朝日を浴びて、
心持ち黄色く輝く。
暖かくなってくれば、
花アブもつられてやってくる。
夕方には、
もとの色合いに戻り、
色白美人の顔を見せる。
ところがこれに、
驚くなかれ。
そばには
もっと美白の美女がいた。
周りを赤い花に囲まれて、
突出した白さ。
朝日を浴びて、
柔らかい白さが輝く。
夕方の色は、
これはもうカクテルと言うより、
ほとんど桜と見まがうばかりの美しさ。
花びらを
薄いピンクに染めて、
一体どのような血が出て来たものか。
美白の美女も控えている。
紅白の
源平模様の花とこれとは
元をたどれば同じ枝。
もうすぐ冬を迎えるに当たり、
全力で咲いているカクテルに、
この3輪の変貌。
あるいは
季節の最後に
素晴らしい血を出現させたのかもしれない。
十年以上持ち込んでいる株だが、
こんな色合いの花を初めて見た。
この花が
固定されれば、
あるいは
「新品種創出」となるかもしれない。
早速その枝には
マークのためのテープを付けて、
「剪定禁止!」 とした。
どなたか、
このような現象についてご存知の方がおられたら、
ひとことアドバイスをいただけないだろうか。
来年の春、
この枝にどのような花が咲くのか、
楽しみである。



































