Totoronの花鳥風月 -273ページ目

悲しみのシジュウカラ ~まだ消えぬヒナの記憶~


シジュウカラの繁殖時期は、


もうすでに過ぎていると思われるが、


梅ノ木に


いつもやってくるシジュウカラの様子を見れば、


まだ


ヒナの悲劇を忘れられずにいるのではないかと


胸が締め付けられる。



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いつもは、


巣箱の上には、


スズメがとまることはあっても


シジュウカラはほとんどとまらない。




ところが、


このシジュウカラは


時々こんなとまり方をする。





そして、


巣箱の出入り口に足をかけ、


中の様子を伺う。



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ヒナが、


侵入した蛇に飲み込まれた事故の後、


巣箱の中は


きれいに掃除をして


空っぽなのだが、


それでもこうして奥の方まで覗き込む。




「シジュウカラの悲劇 ~余りにも残酷な運命~」





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時期が来たら、


この巣箱を、


自分の営巣用に使うつもりで覗いているように見えるのだが、


次の態度を見ると、


ひょっとしたらこのシジュウカラは、


事故にあったあのヒナの


親鳥ではないかと思ってしまう。





巣箱に取りつく用心深さが、


事故直後の親鳥の態度と


全く同じである。




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「シジュウカラの親鳥の様子 ~ヒナの安否を気にして~」






このシジュウカラは


あのヒナ鳥の親?




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もしそうだとしたら、


この親は


まだあのヒナ鳥のことを忘れられないで、


苦悩しているのだろうか。




あれからすでに20日も経つ。





考えれば


ちょっと切ない。



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何度覗いても、


もうそこには危険はないし、


ヒナ鳥はいない。






早く忘れて、


新しい恋をし、


また春先には


元気な親子の姿を見せてほしいものである。







電車の珍客 ~オオシオカラトンボの旅~



昨日、


虎ノ門に出かけた帰りに、


渋谷から


京王井の頭線の急行に乗った。




ご存じだと思うが、


井の頭線は


渋谷と吉祥寺を往復しているため、


渋谷では、


吉祥寺から来た電車の乗客が降りたら、


空になったその電車に


すぐに吉祥寺方向へ行くお客が乗り込む。




私もすぐに乗り込んだ。




気が付くとその電車に


先客がいた。




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先客は赤い丸の中。




天井の蛍光灯のあたりを


うろうろしているけれど、


ちゃんとつり革にだって掴まります。



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先客は珍客。




よ~く姿を見せてもらいましょう。



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トンボ。



きっと


吉祥寺辺りから乗り込んできて、


終点の渋谷で降り損なったものと思われる。




トンボの種類はというと、


「オオシオカラトンボのメス」。

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何しろ、


乗客をまともに写すと、


盗撮などといって捕まえられかねませんので、


あわてて撮ったため、


少しピンボケ。




だから、


ネットよりきれいな写真を借りてきました。


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オオシオカラトンボ ♀ 



オスはこのような姿です。


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オオシオカラトンボ ♂




普通の


「シオカラトンボ」との違いは


次の写真でご覧ください。




メス同士の違い。


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メスの


黄色味を帯びた胴体の様子から、


シオカラトンボのメスは


ムギワラトンボとも呼ばれます。





オス同士の違い。


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いずれも


同じくらいの大きさですが、


羽の模様と


胴の太さが明らかに違います。





シオカラトンボとは、


オスの灰白色の胴の色が、


いかにも塩を吹いたように見えることから、


シオカラトンボと呼ばれるが、


塩辛そうなトンボに見える、程度の意味で


食べ物の塩辛とは


全く関係はない。





夏休みに入って


井の頭線の電車の中で


昆虫採集をした面白話でした。





ちなみのこのトンボ、


せっかく渋谷まで来たのに、


また吉祥寺に戻ってもらうのは


かわいそうだったので、


そっと捕まえて


渋谷駅で降りてもらいました。





喜んで?


空へ駆け上っていきましたが、


渋谷辺りには、


鎖を付けたちゃらちゃら男はいくらでもいるのだが、


オオシオカラトンボのかっこいいオスが


いるのかな~。




ちょっと心配。









東京大学の不祥事に思う ~異常な隠ぺい体質~


日本の大学の中で


厳然としてトップの座にいる


東京大学。





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東大赤門。




その東大で


不祥事が相次いでいる。




東京大分子細胞生物学研究所の


加藤茂明元教授(昨年3月に辞職)のグループが


発表した論文に多数の不正があり、


1996~2011年の43本について、


東大の調査委員会が「撤回が妥当」と判断。



東大の組織も、


事態がこのようになるまで


見抜けなかったわけではあるまい。




異常な隠ぺい体質があるため、


発覚した時には


目も覆えないほどの事態になっている。




東京地検特捜部は25日、


国の研究費約2180万円をだまし取ったとして、


東京大学政策ビジョン研究センター教授、


秋山昌範容疑者(55)=東京都杉並区=を


詐欺容疑で逮捕。




今に始まったことではあるまい。


そして


この教授に限ったことではあるまい。


しかし、


捜査の手はここで止まる。




異常な隠ぺい体質があり、


これ以上暴くと


芋づる式に出てくる可能性があるため、


手が付けられない。



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東大正門。 



多かれ少なかれ、


大学というのはこんなものであるが、


東京大学は


抜きんでて腐っている。




過去、


東大の不祥事について情報公開請求したところ


「セクハラ」「アカハラ」「不正論文の作成」など


計133枚が出てきた。


だが東大側は、


教職員の文書は半分しか開示せず、


学生の事件に至っては文書を一切開示しなかった。



驚くべき隠ぺい体質がある。





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安田講堂。

東大正門をまっすぐ行った突き当りにあります。





原発関連の話。



原子力関連の研究に取り組む


東京大学をはじめとする有名国立大学が、


電力会社や原子炉メーカー、核燃料加工会社など、


電力・原子力業界から、


原発事故の起こる11年度までの5年間に


計17億4400万円の寄付を


受け取っていたことが分かった。




5年間で、


受け入れ額が最も多かったのが


東大。


その額、実に


約5億6000万円。




この金額が


どのように使われているのか


非常に怪しいものだが、


寄付した側は


そこまでは追求しない。




暗黙の内に


次の効果を期待している。




原発関連の解説者として、


東大の教授や准教授が


TVなどに顔を出すが、


彼らは決まって、


安全性を強調する。





大金をつかまされている大学の、


教授や准教授の言うことなど、


絶対に信じてはいけませんよ。




彼らは、


無責任に


原発や福島は


安全だという。




放射性核物質の影響で、


今後原発周辺の住民が


子供を含めて何十万人死のうが


彼らにとって、


人の命は


虫けら程の価値もないのです。





自分と家族の命は


自分が賢くなって守ってやるしかありません。




気を付けてくださいね。




余りといえば余りの


東大のふがいなさに、


一言大声で、


独り言を言いました。





耳障りだったかもしれませんが、


聞き捨ててください。







訳あり夕張メロン ~さてその味は?~


私の生まれ故郷は


鹿児島県の南さつま市。




南さつま市と


市の表記はあるが、


町村併合で


近くの市に組み入れられ、


新しく南さつま市として誕生したもので、


名前に歴史はない。





しかし、


生まれ故郷は


古事記にも記載されている


「笠沙の御崎」。




ニニギノミコトが


コノハナサクヤヒメと出会い、


海幸彦


山幸彦が誕生した地。




神代の昔から


歴史を刻んできて、


そのころの面影のまま


今につながっている田舎である。




そんな田舎に住んでいた頃、


夕張は


遠い遠い北海道の地。





冬の雪の多さなど


想像することもできないはるかな地であった。





その夕張に


夕張メロンなるものがあるということは、


東京に移り住んでみて、


初めて知った。




その夕張メロンに


おいしくて


しかも安いものがあるということを聞き、


早速ネットで注文してみた。





「訳あり夕張メロン」。



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約8kgで5個入り 4,800円。  送料1,050円。



訳ありのわけとは


どのようなことなのかは一切説明がないが、


訳ありとは、


「格外・傷物・売れ残り」と


相場は決まっている。





現物を見る限り、


少なくとも網目模様は完全に欠陥品。




でも、


網目がおいしさの元ではないので、


そんなことは気にしない。




夕張メロンの製品案内には、


香りもすごくいい、とあるが、


冷蔵で送られてきせいか、


香りはさほどしない。




これも訳ありの一つだろうか。




真っ二つにカット。

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何しろ


夕張メロンなるものを食べるのは


初めてなので、


これが当たり前の色合いなのかさえ


まるで分らない。




分からないまま、


しかし贅沢にも、


このまま半分をスプーンですくい取って食べてみた。




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果肉は柔らかくて


非常にジューシー。



すくい取って食べたら、


思った以上においしい味。




あっという間に平らげてしまった。




メロンを


こんなに贅沢に食べたのは


初めてのこと。




小さい頃には、


確か「マクワウリ」という小さな瓜を、


小さく切り分けて家族で食べた記憶があるが、


時代は変わったと


つくづく思う。





初めての夕張メロンは、


網目が全くついていないで、


部屋に漂うほどの香りこそなかったが、


おいしさは素晴らしいものだった。





夕張メロンをよくご存知の方は


こんなものは夕張メロンではない、と言う人も


いるかもしれないが、


知らないということは、


幸せなことである。




綺麗に網目がついていて、


香りが良くて、


どんなに味が良くても、


1個5,000円もしたら、


名品とは言わない。




庶民にはこれで十分。





それでも、


これを機会に


訳ありではない夕張メロンが


どのようなものなのかを知っておきたい。




ご存知の方は、


是非教えてください。




訳あり夕張メロンの話でした。



大きいのが、まだあと4個も残っています。






昭和記念公園花火大会 ~猛暑・冷風・稲妻・土砂降り~


27日夜は


隅田川花火大会が強行されたが、


雷雨のため、


わずか30分で中止。




延期はないというのだから、


今年はこれで終わり。



30分間でも


見られた人はまだ良かった。




さて、


ここは昭和記念公園。




100mm位の雨が降る可能性がある、


という天気予報の中、


中止の発表もなく


時はどんどん打ち上げ予定の時間に近づく。




打ち上げ開始は


19時30分。




18時50分頃の観客の様子。


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このころまではまだ良かった。



写真を撮っている筆者の


後方で花火は上がります。




この頃から


天候が急変。




西の空が、


真っ黒になったかと思ったら、


周りの木々が激しく揺れ始め、、


ひやっとする冷風が吹き抜ける。




そのうちに


遠方で稲光、


そして


20秒ほど遅れて雷鳴。




夜空が光るたびに、


子供たちや


女の人たちの驚きの声が上がります。




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花火見物には


浴衣姿の人々もたくさんおり、


そのような人は


一雨来るのを怖れて


いち早く避難。



実行委員会から、


中止の発表がないので、


居座る人も多い。




筆者もその一人。




なまじ雨も稲光も雷鳴も


怖がらないのだから、


結果としてそれがいけなかった。




稲光が


稲妻に変わり夜空を切り裂く。



子供たちと女性の声が


悲鳴に変わる。





間断なく闇を切り裂く稲妻。





雷鳴が


15秒くらい後に聞こえてきて、


雷雲が近づいてきていることが分かる。





音の速さは、


気温が25℃くらいで


秒速約350m。


(正確な音速は1気圧0℃で332m/秒。

温度が1℃上がるごとに0.6m/秒速くなりますので、

25℃では347m/秒になります。)



稲妻が光ってから


15秒経って雷鳴が聞こえる、ということは、


雷の発生源からここまで


およそ5,200mほど離れていることになり、


雷雲の高さを計算しても、


まだ地上距離で4.5km以上離れているので、


あわてることはないのだが、


雷雲は


風と雨を伴ってくるので、


早めの避難がかしこい選択。





明らかに小雨が降り出したのを機に、


さすがに席を立ち、


帰り支度。




そしてチャリを押して歩きだしたら


大粒の雨。




傍にいる警備員に


「いくらなんでもこれでは中止ですよね」と聞いたら、


実行委員会は「決行」を決定しているという。





「まさか?それはないだろう」と思いつつ、


10mも歩かないうちに


今度は猛烈なドシャ降りが襲って来た。





「カッパを持って行った方がいいだろうな」、


行こうと決めた時にはそう考えたのだが、


家を出る時には空が明るかったので、


持ってくるのをすっかり忘れてしまった。





そのドシャ降りのひどさと言ったらない。


10秒も経たないうちに


前身ずぶ濡れ。




公園には


雨を避けるための屋根付き場所なんかは


まるでない。




念のため


濡れてもいい服装をしては来たのだが、


バケツをひっくり返したような激しい雨に濡れた体は、


冷たい強風にさらされて、


寒いことこの上ない。




そんな状態で


自転車などには


とても乗れない。




10分ほど


びしょ濡れで歩いた後、


ある建物の庇の下で、


とにかくドシャ降りが一段落するまで雨宿りをし、


小雨になるのを待って、


チャリで我が家へ帰り着いたが、


全身


帽子も上着も


下着も靴もあったものか、


服を着たまま猛烈なシャワーを浴びたようなもの。




きっと


ドブネズミ以下だったろう。






綺麗な花火見物のつもりが、


ひどい稲光見物になってしまった。





今朝、


ネットで確認したら、


開始直前に「決行」を決めたためだろうか、


花火大会の順延はなく、


昭和記念公園の花火大会は


一発も打ち上げられることもなく


今年はこれで中止となってしまった。





それにしても、


こんなにびしょ濡れになったのは、


雨の中ではしゃぎまわった


小学校の頃以来だろうか。




幼い頃の自分に戻った


花火大会直前の様子でした。