シジュウカラの特技 ~掴むという足技~
物をつかむときの
「掴む(つかむ)」 は
当然人なら
手で掴むわけだから
漢字には
手偏がついている。
ところが
手がない動物は
手で掴みようがないため
必要に迫られて
足で掴むことができるように
進化してきた。
たとえば
ワシタカ目の鳥たち。
ワシやタカは
生きた動物を
その足でむんずと掴み
鋭いくちばしで肉を引き裂いて食べる。
足の握力と
くちばしの威力もさることながら、
皮やら肉やら
引きちぎる背筋力には恐れ入る。
ミサゴは
タカ目ながら
主に魚を捕食する。
自分の体重より重い魚でも
持ち上げて飛ぶというのだから
足技もさることながら、
その飛翔力もすごい。
そんなミサゴがモデルになったわけではないだろうが、
ヘリコプター式輸送飛行機は
愛称を
「オスプレイ」と言う。
ミサゴ オスプレイ
オスプレイとは
ミサゴのこと。
足技を駆使するのは、
何もワシタカ目だけではない。
スズメ目ながら
足技の得意な鳥もいる。
「モズ」や
「シジュウカラ」。
こちらは
掴むというより、
押さえることが得意だが、
勿論掴んで飛ぶこともある。
今日は、
シジュウカラの
ひまわりの種割りの模様を
連続でご覧ください。
器用に種を両足で押さえ、
くちばしで穴をあけます。
穴が開いたら、
そこを咥えて
殻を引きはがします。
足で三つ指をつくことはないでしょうが、
人が三つ指をついた姿にも似て、
何とも愛らしい。
殻を引きはがしながら、
出てきた実をかじります。
あっちをつついたり、
こっちをつついたりして
殻を壊し、
中の実を全部食べたら、
足を離して
殻は木の下へポイ。
続けてまた食べようか、
水でも飲もうか
思案は一瞬。
次の瞬間には、
もうこの枝にはいません。
なかなかじっとしていてくれない
シジュウカラが、
種割りの時だけは
何十秒か
同じ姿を見せてくれます。
周りからお見通しの梅ノ木の枝ですが、
ここには人が住んでいるので、
猫や犬や
他の危険な小動物が来ないことを知っています。
シジュウカラが
水浴びしたり、
種割りをしたり、
一日に何回も、
メジロの夫婦が蜜のみにもやってきたり。
余り木の枝にとまらないスズメでも、
つられて梅ノ木には止まります。
そんな
賑やかな梅ノ木での
シジュウカラの
ひまわりの種割りの様子でした。
小春日和の小鳥たち ~メジロとスズメとシジュウカラ~
武蔵野は
好天が続いています。
庭に
ヨクサクスミレを植えているものとしては、
せめて10日に1日くらいは
雨の日が欲しいのですが、
大地がしっかりと湿るほどの雨は
このところ
ほとんど降っていません。
朝の日差しを浴びて
仲の良いメジロの夫婦。
天気はいいのですが、
気温は低いので、
心持と体がふっくら。
このような状態の小鳥たちは、
今、
危険がないことを知っていて、
天気と同じように、
穏やかな気持ちになっています。
あの
用心深いスズメでさえ、
ふっくらとしています。
余りにも天気がいいので、
朝から水浴び。
だからと言って、
人のシャワーと違い
水温も気温も一桁。
でも平気です。
朝起きたらすぐに、
凍り付いた水盤の氷を出して、
少しぬるめの水を入れてやりますが、
水は命の源。
すぐに飛んできて、
水を飲みます。
彼らは
きれいな水をよく知っています。
のどを潤したら、
早速ひまわりの種。
器用に足で押さえて、
殻を割り
実を取り出して食べるのに、
ものの30秒もかかりません。
親から子へ受け継がれている
シジュウカラの得意技。
スズメは、
いつも傍で見てはいますが、
見ているだけでは
技は会得できないようです。
シジュウカラの子供が
すぐに覚えるのは、
やはり
スズメにはない
本能的な知能を持っているのでしょうか。
好天続きの武蔵野に
せめて一雨欲しいと思っている筆者です。
晴れが「良い天気」
雨が「悪い天気」などと
だれが言い出したのでしょうか。
天気に
良いも悪いもないと思うのだが・・・。
支離滅裂なブログになりました。
銀座松坂屋 ~完全消失~
時々、
ぶらりと銀座に出かけて
4丁目交差点の一角
三愛ビルにある
ドトールから
人ごみを眺めるのも
また気分転換には
一法。
4丁目交差点も、
ウィークデーだと、
歩行者天国になっているわけではないので、
ごく普通の交差点。
4丁目から
5丁目に向かうと
歴史ある松坂屋銀座店があったのだが、
今
その歴史に終焉を迎え、
建て替えのために
工事中で
高いフェンスで遮られ、
とても中はうかがい知れない。
「夜の銀座のブランドショップ」 でご紹介した
松坂屋跡地。
だけど、
思いもかけずに
この中を見ることができた。
工事現場には
まず関係者以外は立ち入れない。
だから、
中に入れてもらってみたわけではない。
でも、
見ることのできる場所は
あるものですね。
夜の銀座のブランドショップで
一緒にご紹介した
「ユニクロ」。
特に買い物があったわけではないが、
久しぶりに中に入って
戯れに
各階がどのようになっているのか
見て歩いた。
ところが、
登っても登っても
最上階が来ない。
ユニクロの建物が
こんなに高い建物だとは
考えもしなかった。
最上階は
何と12階。
それが全部ユニクロ。
ちなみに
銀座のユニクロでは、
郡部のユニクロでは販売していない、
ちょっとしゃれてて
ちょっとだけ高い品物を売っているので、
一度是非行ってみてください。
さて
そのユニクロの12階。
品物を見ながら
銀座本通りに面した窓際に行ってみたら、
そこからの眺めが、
考えもしなかった眺めだったので、
ちょっと驚いた。
フェンスに囲まれた
松坂屋銀座店跡地が
丸見え。
全くの更地になっていました。
松坂屋銀座店は、
大正時代の開店以来
88年の歴史の幕を
2013年6月30日に閉じた。
銀座で最も古い老舗百貨店は
2017年度に地上13階、地下6階の
大型商業施設に生まれ変わる。
銀座地区では
建物に厳しい高さ制限があり、
横浜のランドマークタワーのような
超高層ビルは建てられないが、
3年後には
13階ながら、
銀座のランドマークとして登場する。
3年後を
楽しみに待つとしましょう。
ステンレスについて(付録) ~銅の特性~
前のブログ
1/2、2/2で
ステンレスについて
簡単に記しましたが、
展示会場には
まだ面白い製品もありましたので、
ついでにご紹介いたします。
純銅製 の
「アイスクリームスプーン」と
「バターナイフ」。
上がアイスクリームスプーン
下がバターナイフ。
なぜ、
特に純銅の
アイスクリームスプーンであり
バターナイフかというと、
それは
「銅」という金属の
特性にあります。
ご存じない方のために
説明用の札もついていました。
写真と重複しますが、
見やすいように記します。
純銅製バターナイフ
「銅は熱伝導率が高いので手の温かさを
バターナイフに伝え、バターを溶かし
ながらすくうことができます。」
銅は純粋な金属の中で銀に次いで2番目に
熱伝導率に優れた素材です。
手に持った時に
その手の体温を
瞬く間にナイフの先に伝えるので
ナイフの先が温かくなり、
冷蔵庫から出したばかりの
固くなったバターでも
容易に溶かしてすくうことができます。
どの程度の効果があるかということを
体験してもらうために
アイスクリームスプーンと
器に入れた氷が置いてありました。
一番左が
純銅製のアイスクリームスプーンで
右は
普通のスプーンと
ステンレスのスプーン。
純銅製のスプーンを手に持って
器の中の氷に当てると
何かしら柔らかいものでも突いているように
スプーンは自然に氷の中に入りこんでいきます。
他のスプーンでは
氷の硬さを感じるだけで、
そう簡単には入りません。
なるほど、と
実感しましたが、
せっかくですから、
少しだけ、
熱伝導率についてお話しします。
熱伝導率とは
正確には
「熱伝導において、媒質中に温度勾配がある場合に
その勾配に沿って運ばれる
熱流束の大きさを規定する物理量」
と規定されていますが、
簡単に
「熱を伝える伝えやすさ」と考えて下さい。
「率」と表現しますが
単位は%ではありません。
分かりやすく
それぞれの金属の
熱伝導率を数値で示します。
一般的な材料の室温付近での
熱伝導率(単位: W・m-1・K-1)。
銀(Ag) 420
銅(Cu) 398
金(Au) 320
アルミニューム(Al) 236
鉄(Fe) 84
白金(Pt) 70
ステンレス鋼 16.7~20.9
参考までに金属以外も記します。
ガラス 1
水 0.6
ポリエチレン 0.41
木材 0.15~0.25
発泡ポリスチレン 0.03
空気 0.0241
いかに銅の熱伝導率が高いか
お判りになったでしょうか。
この特性を生かして
アイスクリームスプーンや
バターナイフができていますが、
このような特性は
あくまでも特性であって
決して利点ではありません。
いつまでもアイスクリームを
アイスクリームスプーンに乗せていると
溶けてしまいます。
また
熱伝導率が低い物質は
熱を伝えにくい(熱が逃げにくい)性質を利用して、
魔法瓶などの材料に使われます。
ガラス窓を二重にすると
外気温度が室内に伝わりにくいのは
中に挟まれた空気の層の
熱伝導率の低さによる効果です。
アルミ鍋は
熱を伝えやすいので、
中の食材がすぐに熱くなって
調理は早くできますが
火を止めると
すぐに熱が逃げるので
料理が冷め始めます。
その点
ステンレス鍋は
火が通りさえすれば冷めにくいので
調理も便利だし
料理も簡単には冷めません。
余談:
熱伝導とは関係なく、アルミ鍋は料理している時に
わずかずつアルミイオンが料理に解けだし、
その料理を食べると長い間に食べた人の脳にアルミイオンが
蓄積され、脳の病気の原因になる、と考えられていますので、
我が家では子供が生まれた時にアルミ製品は一掃して、
すべてステンレスに変えました。
結果がすぐに出ないのは放射能と一緒ですが、危険なものは
放射能だろうとアルミ鍋だろうと子供の周りからなくして、
子供をしっかり守るのは親の役目。
アルミ缶のビールは
冷やしやすいが
その代わり
温まりやすい。
その点
瓶ビールは
冷やすのに時間はかかるが
冷えたビールは温まりにくい。
ステンレスについて述べたついでに
いろいろな金属の
熱伝導について書きました。
少しでも
参考になれば幸いです。
ステンレスについて2/2 ~定義とその優れた特性~
1/2から続きます。
ステンレスについて、
本題に入ります。
まず、
ステンレスの定義を。
「ステンレスとは、正確には
ステンレススティール(ステンレス鋼)のことを言い、
鉄(Fe)を主成分(50%以上)とし、
クロム(Cr)を10.5%以上含む合金綱のことを言います。」
クロムを含ませることにより、
「ステイン」(Stain:汚れ・錆び)が「レス」(Less:否定形・ない)、
つまり「錆びない」金属という呼び方が生まれました。
なぜクロムを混ぜると錆びないか。
それは
クロムが空気中で酸素と触れると、
即座に酸化クロム(正確には、クロムの水和オキシ酸化物)という
耐蝕性の高い不動態被膜ができ、
鉄が直接錆びる(酸化鉄・錆ができる)のを
防いでくれるからである。
ただ、
このクロムの被膜は
硝酸のような酸化性の酸に対しては
大きな耐蝕性を示すが、
硫酸や塩酸などの非酸化性の酸に対しては
耐蝕性が劣る。
そのため、
ニッケルを8%以上加えて
非酸化性の酸にも耐蝕性を高める方法が取られる。
この
クロムとニッケルの
含有率を現したのが、
前号で何度も紹介した、
「18-18」なる表記である。
つまり、
18-18は
鉄に
18%以上のクロムと
18%以上のニッケルが
含まれていることを表している。
スプーンやフォーク・ナイフに
このような数字の記載があるかないか、
ちょっと調べてみてください。
ステンレスと書いてあるだけで、
数字の記載がないものは、
前述の通りに
クロムを10.5%含むが
それ以上を求めていない製品で、
少なくとも
18-10や
18-18に比べれば、
耐蝕性に劣り、
口当たりの滑らかさに劣るところがある。
もっと品質の悪いお隣製のステンレスは
ステンレスと表記はしてあるものの、
クロムの含有率を
規格以下にしてあるため、
錆が出る悪質なものもあるので
安物買いの銭失いにならないように
ご注意を。
ちなみに、
「18-10」ならば、
クロムが18%以上
ニッケルが10%以上ということになる。
ラッキーウッドの
アイスクリームスプーン。
「18-10 JAPAN」 JAPANは世界の信頼です。
このスプーンは
スプーンの側面が
非常に薄く加工されているため、
アイスクリームがすくい易く
且つ
口当たりが非常になめらかで優しい。
18-18のステンレススプーンと
表記のないステンレススプーンを使って
アイスクリームでも
ヨーグルトでも
すくって食べてみてください。
18-18が
初めての人なら特に
すぐに口当たりの滑らかさが
全く違うことに気付かれると思います。
この
口当たりの滑らかさが、
どれほど
食べ物をおいしいと感じさせてくれることか。
高級ホテルや
高級レストランでは、
銀のスプーンやフォーク、ナイフが使われていますが、
彼らがそれを使うのは、
見てくれのためだけではありません。
その銀食器で食べると、
口当たりが柔らかく、
非常になめらかであるために
食事をおいしく感じてもらえるからなのです。
食器とは
そんなに重要な役目を果たします。
銀の食器が買えなくても
1本の
ステンレス18-18アイスクリームスプーンは
すぐに買えます。
その1本を持っているだけで、
毎日のアイスクリームやヨーグルトが
いつもよりおいしく感じられますので、
是非お試しください。
スプーンですくったヨーグルトを
さりげなく口に入れた時に、
ヨーグルトのおいしさよりも
きっと
スプーンの滑らかさの方を
心地よく感じると思います。
これは、
使ってみなければ
絶対にわからないことですので、
繰り返しになりますが、
是非お試しください。
今でこそ、
ステンレス綱は
ごく一般的なものになっているが、
クロムとニッケルを含ませたことにより、
格段にその取扱いやすさを高め、
優れた耐蝕性を持たせ
滑らかさを増したことは、
革命的な発見であったと言えるかもしれない。
ステンレスの話でした。





















