父の形見・山川報才蘭開花 ~部屋中に芳香漂う~
毎年
この時期になると登場するのが、
父の形見の
「ホウサイラン(報才蘭)」。
ホウサイランは
地味な花ながら
えもいわれぬ芳香を放つ。
父の命日の
3月19日を前に
今年もまた開花して、
いい香りを放っている。
ホウサイランも
いろいろと種類があるようだが、
父はこれを
「山川報才」と呼んでいた。
調べてみると、
ホウサイランの中でも
山川報才は
非常に希少な種類らしい。
一昨年株分けして
3鉢に植え替えたのだが、
ご覧の通りに
鉢からはみ出すほどに
ギュウギュウ詰めにはびこっている。
少しいじめたほうが、
花芽が付きやすい傾向にあるので、
あえてこのような育て方をしているのだが、
寒さにもめっぽう強くて
武蔵野の野外でも
冬を越す勢い。
しかし、
少し早目に花を見たいので、
外に出しっぱなしにしないで、
適当な時期に部屋に取り込んだ。
そうしたら、
あっという間に花芽が上がってきて、
きれいな花を咲かせた。
この花を
きれいと思う気持ちで見られるのは、
私が中学時代まで、
父がこの蘭を
懸命に育てていたからで、
その思い出が籠っているから。
高校から
故郷を離れて
下宿生活をした私にとって、
この花は
父の姿そのもの。
父が亡くなった1996年に
そのまま庭に置いてあったこの蘭を
形見に一鉢貰い受け、
育て始めてから、
もう18年が経つ。
その間、
丈夫に育って
株分けした株は
転勤の間に
広島や、
四国や、
福岡や、
名古屋などに
どれだけ貰われていったかわからない。
きっと花を咲かせて、
良い香りを放っているものと思う。
花の寿命が長いので、
父の命日の
3月19日までは
しっかり咲いていてくれる
そんなホウサイランの花が、
今
部屋中に芳香を放っている。
香りが
父や母の姿を運んでくれる
そんな季節がやって来た。
春はもうすぐ。
アマリリスは今 ~これで花が咲くのかな~
昨年5月、
遠い広島の地から
我が家にやって来た
「アマリリス」。
始めて育てる花なので、
冬の状態が
どのような姿が理想なのかわからない。
物の本によると、
葉を枯らして休眠させないと
花芽がつかないとか、
室内に取り入れて、
10℃以上に保った方が良いとか、
いろいろ書いてあるのだが、
本当の冬の姿が分からない。
我が家のアマリリスは、
今
こんな姿。
気温が
10℃以下になる前に
室内に取り込んで
日の当たる窓辺に置いているのだが、
秋口から、
3枚の葉っぱは全く変化せず
だからと言って
枯れる気配など微塵も見せずに
この状態を保っている。
新しい葉が育ってくるわけではないが、
室内であっても
日にちが経つと
自然と土が乾いてくるので、
表面が乾いたら
水もやっている。
でも、
球根が腐る様子は見られない。
球根の状態は
こんな感じ。
2014年3月1日 の状態。
ラベルには、
「2013年5月25日 植えつけ」 と書いてある。
ちなみに
鉢に植えつけた当時の
球根の状態は
このような感じだった。
2013年6月1日 撮影。
育て方の説明に、
葉を付けたまま冬越しさせると、
休眠をしないので、
花芽がつかない、と書いてる物もあり、
ちょっと不安。
でも、
二枚の写真を比べると、
球根の地上部は
明らかに今の方が太くなっているから、
地中の球根も
結構太っているのではないかと思うのだが、
どんなものなのだろうか。
これで花芽が
ついてくれるのだろうか。
頂きものの花なので、
枯らしたり
花を咲かせられなかった、なんてことになったら
下さった方にも申し訳ないし、
花を見られないのも残念なので、
今からでも
強制休眠させた方がいいのだろうか。
時期になって
ちゃんと花が咲いてくれればいいのだが・・・。
多肉植物の雪焼け ~白に染まって赤くなる~
多肉植物は、
多分暖かい地方の原産で
当然乾燥には
めっぽう強いと思われるが、
我が家の多肉、
「虹の玉」と
「ブロンズ姫」と
そして
「乙女心」は
雪にも強かった。
一応
軒下には置いていたのだが、
二度の大雪に
姿も見えないくらいに覆われて
どうなることかと思っていたら、
雪の下から
こんなに真っ赤な顔を出した。
「虹の玉」
ここまで赤くなると
「虹の玉」と言うより
「紅の玉」という名前の方が
似合いそう。
今年は、
緑色の部分が、
すべて消えてしまった。
それにしても
見事な変身。
紅葉とは
秋を連想する言葉だが、
我が家の虹の玉は
真冬に
綺麗な紅葉を
見せてくれた。
真っ赤に燃えて、
命があふれている。
さて
「ブロンズ姫」
自由気ままに育った
じゃじゃ馬娘で、
小さな鉢などには
とても収まってくれない。
ここまで
懸崖の形になろうとは
考えもしなかった。
雪をかぶって
これも薄化粧。
ほのかに紅に染まっているところが
素人っぽくて
またいい。
濃くもなく、
薄くもなく、
ブロンズ姫の名にふさわしい色。
こんなにきれいな色づき方は、
まさに絶妙。
姫ではないが、
乙女ならここにもいる。
「乙女心」
いかにも乙女のように
頬を朱に染めたような
可憐な色合い。
外の葉を
二三枚雪の犠牲にしながら、
それでも
今から伸びる芯は元気。
大雪に耐えて
無事に冬越ししたようだから
これからは
春の日差しを浴びて
大きく成長してくれるだろう。
余り目立たないところで、
3種とも
ジッと春を待つ。
「思いのまま」開花寸前 ~紅白咲き分けの梅~
我が家の庭で、
小鳥たちの遊び場になっている
小さな梅ノ木
「思いのまま」。
幹の途中には
シジュウカラの手作り巣箱がかけてあり、
そのそばには、
メジロ用の小さな蜜入れ容器がセットしてあり、
更にその下の方には、
シジュウカラの餌となる
ひまわりの種を入れた
餌入れがぶら下げてあり、
そして
木の根元には、
小鳥たちの水浴び用の
水盤が置いてあることもあり、
良く小鳥たちが遊びに来る梅ノ木。
その思いのままの
開花がもうすぐ。
昨夜の
優しく降った雨で
一気に開花するかもしれない。
白花と
赤花が
自由気ままに枝についている。
思いのままの名前の由来は、
改良した
植木屋さんの思いのままに
咲き分けてくれず、
木が
自分勝手に
思いのままに咲き分けるので
この名前が付いたらしい。
「思いのまま」の主語は
決して植木屋さんではなく、
木そのものなのだから、
その根性やよし、である。
蕾のふくらみは、
もう開花寸前。
昨年付いた赤花が
同じ枝に必ず付くわけでもなく、
白花の枝だと思っていた枝から、
突然い赤花が出たりするから、
楽しみといえば
こんな楽しみな木はない。
花が咲き始めて、
小鳥たちが群れ遊ぶ、
そんな様子が居間から見える
我が家の庭の
春はもうすぐ。
寒ボケ開花 ~深紅の花の温かさ~
ボケの花は
大体
寒ボケと
春ボケに分けられるが、
寒ボケは
正月明けから今頃にかけて咲き、
春ボケは
その名の通りに
季節が春めいてきた時に
咲き始める。
我が家の寒ボケの鉢植えは
今からが見ごろを迎える。
「寒ボケ」
背丈はわずかに
20cmほどしかない
根連なりの株だが
毎年
伸びた分だけ切り戻しているので、
小さいけれど
これでも
約30年以上は持ち込んでいる。
茎から、
いきなり蕾を出して、
真っ赤な花が
株一杯に咲く様子が大好きで、
数回以上の転勤を繰り返しても
常に一緒に
異動(ボケにとっては移動が正しいかもしれない)してきた。
葉が出る前に、
胴吹きで花を咲かせる様が
美しい。
ちょっとした温かさが続けば
すぐに満開になりそうな気配。
軒下に置いて
雨水が直接かからないようにしているのだが、
この色には、
さすがにメジロも
引き付けられるようで、
軒下まで飛んできて、
花にいたずらをして飛んでいく。
ちなみに彼らは、
どんなに綺麗な花でも、
蜜がないと
近寄りもしない。
鳥たちは、
花の奥に隠された
蜜の存在が
見るだけでどうしてわかるのだろうか。
人には考えられない
超能力を備えているとしか思えない。
野生とは
いつでも驚きである。
ちなみに
春ボケの
この花が咲くのは、
もう少し先。
満開になったら、
また見ていただきたいと思います。



























