ムシムシする季節!!
食事の用意をする、がん家族さんにとって「食中毒」は
普段より気を遣うところだと思います。
なので今回は、
食中毒のリスクが高いとされる食品と、
食中毒を防ぐまな板の使い方についてご説明します。
1、食中毒のリスクが高いとされる食品を紹介します。
1. 生肉:特に鶏肉や豚肉などの生肉は、サルモネラ細菌が存在することがあります。生肉を適切に加熱せずに食べると感染のリスクが考えられます。
2. 生魚: 刺身や寿司などの生魚は、ウイルスや寄生虫のリスクがあります。新鮮な魚介類を選ぶことが大切です。
3. 卵:生のまま摂取すると、サルモネラなどの細菌が原因となる食中毒の危険があります。加熱をした方が食中毒の危険からは守れます。。
4. 生乳製品:生乳や生クリーム、生チーズなどは、リステリアやサルモネラなどの細菌が存在する可能性があります。 製品の賞味期限や保存方法に注意しましょう。
5. 生の果物と野菜: 生のまま摂取する際には、十分な洗浄を行いましょう。ノロウィルスなど土壌や農薬の残留物を洗い流することが重要です。
▼▼▼ココもチェック▼▼▼
農林水産省の~生の野菜や果物を安全でおいしく食べるために~も説明が分かりやすいので参考にしてください
▼▼▼
厚生労働省の健康と医療にも、食中毒について詳しい説明があったので参考にしてくださいね
細菌の種類も載ってましたよ
これらの食品を正しい取り扱い、正しい調理や衛生管理を行うことで、食中毒のリスクを極力防ぐことができます
2、まな板の正しい管理で食中毒を防ぐ!
まな板は生の食材を調理することが多いため、どうしても菌が付着してしまいます。
食材を切った後は綺麗に洗いましょう。
注意生肉を切った後は、水でさっと流すだけで済ますのは危険です。必ず洗剤で洗うか、野菜と肉魚のまな板は分けた方が好ましいです。
1、使用後はその都度、必ず食器用洗剤で洗う
まな板に傷はついていませんか?
まな板に傷があると、少しの使用でも傷に雑菌が入り込んでしまう可能性があるので、傷のあるまな板を使用する場合は特にしっかり洗う必要があります。
2、お湯洗いが危険!肉、魚、卵を切った後は注意
肉、魚、卵などに含まれるタンパク質はお湯に触れると固まってしまう性質があります。
なので汚れが落ちにくくなってしまいます。
(タンパク質は58℃で凝固が始まり、80℃で完全に凝固するんだそうです。)
3、フキンで水分を拭く
綺麗に洗ったはずのまな板も、濡れたままの状態で置いておくと雑菌が繁殖しやすくなります。
清潔なフキンで水分を拭き取るようにしましょう。
また、雑菌が繁殖しやすくなるため、風通しの良い場所で保管することが大切です
みなさんは、どんな食中毒防止対策をしていますか?
よかったらコメントで教えて下さいね♪
《まとめ》
がん患者さんが抗がん剤治療中などは、特に食中毒に気をつけている方は多いのではないでしょうか?
今回の「食中毒を防ぐ方法」は、食材とまな板を洗うことが基本となっています。
そして,食中毒の元になる菌が繁殖しないように気をつけたいですね。
がん家族セラピスト
酒井たえこ
一般社団法人Mon ami
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