今日の株式見通し -5ページ目

続落、日経平均は8500円水準での攻防

きょうの東京株式市場で、日経平均は続落が見込まれている。欧州債務問題に対する不透明感が引き続き重しとみられ、序盤は売りが先行する見通し。3連休中の欧米株の下落を受けて主力株が売られやすいという。

 一方、9月中間期末を前に配当権利取りやドレッシング買い期待などが下支えするといい、売り一巡後は下げ渋る展開が想定されている。日経平均は心理的節目である8500円水準での攻防が指摘されている。 

 日経平均の予想レンジは8450円―8550円。

 注目された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は22日、声明を発表し、金融セクターの安定を維持する方針とともに、中央銀行が必要に応じて銀行に流動性を供給する用意があると表明した。ただ具体的な政策対応は予想通り示されず、欧州債務問題に対する不透明感は払しょくされていない。3連休だった東京市場は22日の欧米株の急落分を織り込んでおらず、序盤は主力株を中心に売りが先行すると見込まれている。

 一方、日経平均の心理的節目8500円が下値めどとなり、売り一巡後は下げ止まる展開が想定されている。市場では「日経平均は9月14日の直近安値8499円34銭を割り込む可能性があるが、9月中間期末を前に配当権利取りの動きやドレッシング買い期待などが見込まれ、下げは限定的」(準大手証券)とみられている。

 個別銘柄ではダイヘン(6622.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。同社は22日、2011年9月中間期連結利益予想の上方修正を発表した。固定費削減などをにより営業利益を23億円(従来18億円)に修正する。また、自己保有株を除く発行済株式総数の0.8%に相当する100万株、取得総額3億円を上限とする自社株買いを行うと発表した。

小動き、FOMC控え短期筋の売り買い

きょうの東京株式市場で、日経平均は小動きとなりそうだ。20日の米国市場で米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控え株価が変わらずだったことから、東京市場も前日終値を挟んで一進一退の見通し。日中は全般的に様子見ムードで、薄商いのなか短期筋による調整の売り買いにとどまると予想される。 

 日経平均の予想レンジは8650円―8750円。

 20日の米国株式市場は、ほぼ変わらずで引けた。FOMCの声明発表を控え様子見ムードが広がったほか、次回融資実施をめぐるギリシャと国際通貨基金(IMF)など3者調査団との交渉結果が注目された。同日発表された8月の住宅着工・許可統計では、着工件数が前月比5%減の年率57万1000戸と予想以上に減少し、4月以来の大幅減となったが、市場の反応は限定的だった。

 米国市場を受け東京市場も小動きの見通し。日中は様子見ムードのなか短期筋による調整にとどまり、前日終値を挟んで一進一退の値動きが予想される。市場ではFOMC後も欧州財政懸念が根強いため、動きにくい展開が続くとみられている。

 個別銘柄では東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)と三菱電機(6503.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。両社は20日、2011年9月中間期の配当金を前年同期から増配する見通しと発表した。従来予想はともに未定だった。東芝は1株当たり4円(前年同期実績2円)、三菱電は同6円(同5円)の中間配当を実施する。期末配当金は引き続き未定としている。

反落、安値圏でも主力株買い戻しは限定的

きょうの東京株式市場で、日経平均は反落しそうだ。19日は欧州財政懸念を受け米国株が弱含んだことから、連休明け東京市場も売り先行の見通し。

 その後は20─21日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え動きにくく、様子見ムードが広がり8700円台でもみあう展開が予想される。欧州問題への根強い懸念から、日中は主力株に買戻しが入っても、戻りは限定的とみられている。

 日経平均の予想レンジは8700円―8800円。

 19日の米国株式市場は反落して引けた。週末の欧州連合(EU)財務相非公式理事会で、ギリシャ危機打開に向けた新たな措置が打ち出されなかったことから市場では当初失望感が広がり、ダウ工業株30種.DJIは一時250ドル程度下げた。その後、ギリシャの財務省筋がEU、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の3機関との間で支援継続について合意が近いことを明らかにしたことで終盤にかけてやや値を戻した。  

 米株安を受け、20日の東京市場も売り先行が予想される。日経平均は前週、一時8500円を割り込んだ後8800円を回復したが、大手証券の株式トレーダーは「海外の動向によっては一段安もある」とし、再び8500円を下回る展開も想定しているという。安値圏での取引が続いていることから主力株の買い戻しも期待されるものの、米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)によるイタリア長期・短期ソブリン非依頼格付けの引き上げの影響もあり、買いは限定的とみられている。また、FOMCを控え、動きにくい見通し。

 個別銘柄では三菱重工業(7011.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。同社は19日、同社のコンピューターがウイルス感染し、情報漏えいした危険性があると発表した。警察に報告し、感染の経路などについて外部の専門家と共同で調査を進めている。同社は「現時点ではウイルス感染による被害拡大は止まったと考えている」としている。

反発、過度な不安後退で買い先行も上値重い

きょうの東京株式市場で、日経平均は反発が見込まれている。欧州債務危機に対する過度な不安感が後退し、前日の米国株が3日続伸した流れを受け、東京市場も買いが先行する見通し。主力株への買い戻しを主体に戻りを試す展開が想定されている。

 ただ、海外勢をはじめとする投資家のリスク回避姿勢は続いており、上値は買いづらいという。今晩に重要な米経済指標の発表を控え、見送りムードが広がりやすいと指摘されている。

 日経平均の予想レンジは8550円―8700円。

 サルコジ仏大統領とメルケル独首相は、14日に行ったギリシャのパパンドレウ首相との3者電話会談を受けて共同声明を発表。両首脳は「ギリシャ経済が持続的で均衡のとれた成長に復帰するためには、(救済)プログラムのコミットメントを実行に移すことが不可欠」との立場を示した。ユーロ圏債務危機に対し欧州主要国が緊急に対応する姿勢を示したことを好感し、14日の米国株式市場は3日続伸。米主要3株価指数は軒並み前日比1%以上上昇した。

 前日の米株高を受け、東京市場も買いが先行する見通し。「独仏両首脳がギリシャ救済に対する明確なコミットメントを示したことで欧州債務危機に対する過度な不安感が後退し、主力株を中心に買い戻しが入りやすい」(マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆氏)と見込まれている。一方、投資家のリスク回避姿勢は続いており、海外勢などによる新規買いは見込みづらく、上値は限定的という。今晩の米経済指標発表を控えて動きづらいといい、日中はアジア株などをにらみながら方向感に乏しい展開が想定されている。

 個別銘柄ではエルピーダメモリ(6665.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。同社は15日、広島工場の生産能力を台湾子会社に段階的に移設することを検討すると発表した。円高とDRAM市況悪化への緊急対策としている。

反発、買い先行後は上値重い

きょうの東京株式市場で、日経平均は反発が見込まれている。12日の米国株の反発を受けて東京市場も買いが先行する見通し。前日に日経平均が200円超下落した反動も出やすいという。

 ただ、欧州債務危機に対する根強い懸念や円高基調にある為替が重しとなり、上値は限定的。朝方の反発力が鈍ければ下値を試す可能性もあると指摘されている。

 日経平均の予想レンジは8450円―8650円。

 12日の米国株式市場は反発。朝方は下落して始まったものの、終盤にかけて中国によるイタリア国債買い入れへの期待が広がったことで、ユーロ圏債務危機に対する懸念が和らいだ。米株高を受け東京市場も序盤は買いが先行する見通し。前日に日経平均が200円を超す下落となったため、その反動も出やすく、主力株を中心とした買い戻しが入りやすいという。

 ただ、投資家のリスク回避姿勢は続いており、朝方の買い一巡後は上値の重い展開が想定されている。いちよし投資顧問・運用部長の秋野充成氏は「欧州財政問題に収束の兆しが見えず、為替が円高含みにある状態では上値は買いにくい」と指摘。加えて「朝方は反発して始まるだろうが、反発力は鈍く、売りがたまれば下値をトライする可能性もある」との見方を示した。

 個別銘柄ではスター精密(7718.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。12日、2012年2月期連結業績予想の上方修正を発表。通期営業利益を従来の25億円から32億円に修正した。また、自己保有株を除く発行済み株式総数の2.32%に相当する100万株、取得総額9億円を上限とする自社株買いを行う。取得期間は9月14日から10月14日まで。