今日の株式見通し -24ページ目
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しっかり、積極的に買いにくく上値は重い

きょうの東京株式市場で日経平均はしっかりとなりそうだ。

前日の底堅い米株価や円安基調を受け、東京市場は買いやすい地合いが続く見通し。堅調


な商品価格を背景に、関連銘柄を中心に買いが入るとみられている。ただ、東日本大震災


のファンダメンタルズへの影響が把握できないことから積極的に動きにくく、200日移


動平均線(9822円43銭=4日現在)が上値の壁と意識されている。


 


 日経平均の予想レンジは9700円―9800円。




 4日の米国株式市場はほぼ横ばい。経済の底堅さにより楽観的な見方が強まったが、S


&P総合500種.SPX は主要な抵抗線を上抜けることができなかった。決算発表シーズ


ンを控えて慎重なムードが強い。東京市場は底堅い米株と円安基調を受け、日中は買いや


すい地合いが続くとみられている。商品価格の上昇を背景に、関連銘柄の買いが予想され


ている。




 ただ、震災後の日本経済のファンダメンタルズが読み切れないほか、特に手掛かりも見


当たらないとして、引き続き積極的に買う展開にはなりにくいという。200日移動平均


線の9822円付近が上値の壁とみられている。市場は米国企業や国内企業の決算を控え、


米国市場同様に様子見ムードが広がる可能性が指摘される。




 個別銘柄ではカゴメ(2811.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。2011年3月期の当期利益予想を42億


円から22億円(前年比26%減)に47.6%の下方修正を行うと発表した。東日本大


震災の被害額28億円のほか、チルドデザートの受託事業を行っていた三島工場の閉鎖に


伴う諸費用4億円など計36億円の特別損失を計上する。震災では栃木県の総合研究所や


那須工場、茨城工場などで設備や一部製造ラインに被害が出た。

底堅い、米株と円安好感も日銀短観を注視

きょうの東京株式市場で日経平均は底堅い展開となりそうだ。米雇用情勢の改善を受けた株高や円安を受け、週明け東京市場は買い先行の見通し。

 寄り前に発表される日銀 短観を注視する展開が予想される。市場では、震災の悪影響はある程度織り込んでおり売りは限定的とみている。日経平均は1万円回復が視野に入ってきたが、中長期的な震災の影響を考慮すると積極的に買いづらいため、日銀短観が上値を抑える可能性が指摘される。


 日経平均の予想レンジは9700円―9900円。


 1日の米国株式市場は、米雇用統計を好感して上昇。ダウ工業株30種.DJI は一時1万2419.71ドルと、取引時間中としては2008年6月以来の高値をつけた。3月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が2010年5月以来の大幅増となり市場の予想も上回ったほか、失業率も前月から低下。雇用情勢の改善を受けた米株高のほか外為市場で円安に振れていることもあり、週明け東京市場は堅調の見通し。主力輸出株をはじめ、買い先行と予想される。


 日銀 は寄り付き前に、震災前と後を分類した結果を発表する。複数のアナリストは、震災の悪影響はある程度織り込んでるため売りは限定的とみている。日経平均は1万円回復も視野に入ってきたが、一方で「日銀短観で震災による全体の影響が明確になるわけではないため積極的に買いづらく、上値を抑える可能性もある」(大手証券の株式トレーダー)とみられている。株価の回復のペースが早すぎるとの指摘もある。


 個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社は1日、3月の国内ユニクロ事業の既存店売上高が前年同月比10.5%減になったと発表した。客数は同13.0%減、客単価は同3.0%増だった。東日本大震災の影響を受け、前年水準を下回った。既存店売上高は、昨年12月の15.5%減を上回っているものの、3月の統計は、被災により1週間以上営業できなかった37店舗を除外した数字となっている。地震により160店舗が被災したが、3月末現在で146店舗が営業を再開している。

底堅い、雇用統計控え中盤以降は模様眺めに

きょうの東京株式市場で日経平均は底堅い展開が見込まれ

ている。31日の米国株がまちまちとなったが、外為市場での円安が支えになるという。


ただ前日までの上昇でやや過熱感を指摘する声もあり、上値は買い進みにくいと指摘され


ている。きょうから名実ともに新年度入りしたものの、週末要因に加え今晩発表の3月米


雇用統計を控えて動きづらいといい、中盤以降は模様眺めに傾きやすいとみられている。




 日経平均の予想レンジは9650円―9800円。




 31日の米国株式市場はまちまち。出来高は引き続き控えめななか、ダウ平均は小幅安、


ナスダックは小幅高となった。一方、朝方の外為市場ではドル/円が83.30円を上回


り、3週間ぶりの高値に進んだほか、ユーロ/円も昨年5月以来となる118円乗せと


円安が進んでおり、日本株を下支えするとみられている。




 ただ「前日までの上昇でやや過熱感が意識され、上値を買い進みにくい」(大手証券)


とされ、上値は限定的とみられている。テクニカルでは200日移動平均線(9820円


20銭=3月31日)が目先の上値めどと想定されている。またきょうから新年度入りす


るが、「週末要因に加え今晩に3月米雇用統計の発表を控え、模様眺めになりやすい」


(マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆氏)といい、中盤以降はこう着感を


強めやすいと指摘されている。




 個別銘柄では、ニプロ(8086.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。1日付日本経済新聞朝刊は、同社がオー


ストラリアの包装大手アムコール社から、薬剤の容器など医療用ガラス事業を約140億


円で買収すると報じた。ニプロはインドと中国で医薬用ガラス製品を製造販売しており、


欧米の販路拡大で海外展開を加速するという。

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