今日の株式見通し -20ページ目

一進一退、前日終値付近でもみあい

 きょうの東京株式市場で日経平均は一進一退となりそう

だ。決算を手掛かりに個別銘柄を物色する動きが続く見通し。前日の米株は堅調だったも


のの、東京市場は電力供給問題や円高など不透明要因が多く、前日終値を挟んで方向感な


くもみあう値動きが予想される。欧州の債務問題で、ややリスク回避の動きになるとの見


方もある。セクター別では、原油価格が反発していることから石油関連が買いやすいとい


う。


 日経平均の予想レンジは9700円―9850円。 




 9日の米国株式市場は、前週売られていた商品関連株に買いが入り、長期的な株価上昇


のけん引役に対する懸念が和らいだことから続伸。一方、欧州市場は、スタンダード・ア


ンド・プアーズ(S&P)によるギリシャの格下げを背景とするユーロ圏債務問題で、や


やリスク回避の動きとなった。外為市場でドル/円だけでなくユーロ/円も円高に振れて


いるほか、電力供給問題なども東京市場では不透明要因と指摘されている。




 東京市場は引き続き決算を手掛かりに個別銘柄を物色する動きで、日経平均は前日終値


を挟んで方向感なくもみあう展開が予想される。上値では引き続き生保など機関投資家に


よる売りが出る見通し。セクター別では、米原油先物CLc1が1バレル=102ドル付近


へと反発していることから、石油関連株が買いやすいという。




 個別銘柄では東芝(6502.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。2012年3月期の連結業績予想(米国会計


基準)について売上高が前年比9.4%増の7兆円、営業利益が同24.9%増の


3000億円になる見通しと発表した。震災のマイナス影響は第1・四半期を中心に発生


する見通しだが、下期を中心に復興需要や新興国でのビジネス拡大などを通じて、年間で


の増収増益を見込む。

底堅い、円高警戒感で上値は重い展開

きょうの東京株式市場で日経平均は底堅い値動きとなりそ

うだ。欧米の株高を受け、買い先行の見通し。国内企業の決算発表をにらみながら好業績


の銘柄などを物色する動きが予想される。今期の予想は未定という企業が多いものの、市


場はそれを織り込みつつある。ただ、外為市場で円高はいったん止まったとはいえ、根強


い円高警戒感が株価の上値を抑える展開になるとみられている。




 日経平均の予想レンジは9750円―9950円。 




 6日に発表された4月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比24万4000人


増加し、予想の18万6000人増を上回った。民間部門の雇用者増に押し上げられ、


11カ月ぶりの大幅増となった。これを受け米株価指数は反発。この日の相場は終日、


おおむね底堅く推移した。ただ、大手証券の株式トレーダーは「雇用統計そのものは悪く


はなかった」としながらも、堅調が続いた米株価については「(決算の一巡で)調整含み」


との見方を示す。




 東京市場は欧米の株高を受けて買い先行で、日中は底堅い値動きになると予想される。


引き続き決算発表をにらみながら個別銘柄を物色する展開。今期の予想は未定という企業


が多いものの、市場はそれを織り込みつつあるという。ただ、前週の外為市場でドル/円


が一時80円を割り込む水準へと円高が進んだことから警戒感が強く、「主力輸出株やハ


イテク株は積極的に買う動きにはなりにくい」と大手証券の同トレーダーはみている。




 個別銘柄では三井物産(8031.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社は6日、2012年3月期の連結当


期利益が前期比16.9%増の4300億円になるとの見通しを発表した。鉄鉱石、原油


・ガスなど資源エネルギーの価格上昇が支えとなり、08年3月期に記録した4100億


円を超え、過去最高益となる見込み。

反落、米株安・円高で売り先行後はもみ合い

きょうの東京株式市場で日経平均は反落が見込まれてい る。3連休中の米国株が一服感を強めたほか、外為市場で一時1ドル=80円割れと円高に振れたことを受け、売りが先行する見通し。

 今晩発表の4月米雇用統計に対する警戒感も重しだという。ただ、休日の谷間のため値動きは限られるといい、日中は方向感に乏しい展開が想定されている。


 日経平均の予想レンジは9700円―9850円。 


 週初まで騰勢を強めていた米国株は足元で一服し始め、東京市場が3連休中の間にダウ工業株30種.DJI は200ドル超下落。外為市場ではドルが対円で下落し、一時、日米欧の主要中央銀行が東日本大震災後の円急騰を抑えるために円売り協調介入に踏み切った3月18日以来の80円割れとなった。米株安や円高進行に加え、2日に日経平均が1万円の大台に乗せた反動もあり、東京市場は売りが先行するとみられている。


 ただ、朝方の売り買い一巡後はもみ合う見通し。今晩発表の4月米雇用統計に対する警戒感はぬぐえず、休日の谷間でもあり、積極的には動きづらいという。市場では「連休中にたまっていた注文により売買高が膨らむ可能性はあるものの、日中の値動きは乏しい。日経平均は200日移動平均線(9817円77銭=2日時点)を意識した展開になるとみている」(大和証券・投資情報部部長の高橋和宏氏)との声が出ている。


 個別銘柄では、ソニー(6758.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社は米国時間2日(日本時間3日未明)、ゲーム・音楽・映画のネットワークサービスから最大7700万件の顧客情報が流出した恐れのある問題で、新たにパソコン向けオンラインゲームを展開する米ゲーム子会社のシステムでも、約2460万件の個人情報が流出した可能性があると発表した。

底堅い、日経平均は約1カ月半ぶりの1万円が視野

 きょうの東京株式市場で日経平均は底堅い値動きとなりそ

うだ。連休の谷間で薄商いのなか、海外の株高を受け買い先行となる見通し。日経平均は


3月14日以来約1カ月半ぶりの1万円乗せが視野に入っており、序盤は大台回復を目指


す展開が予想される。ただ、外為市場でドル/円が円高に振れていることから、上値では


利益確定売りが出やすく、買い一巡後は様子見とみられている。




 日経平均の予想レンジは9800円―1万円。 




 前週末の米株式市場で、重機メーカーのキャタピラー(CAT.N: 株価 , 企業情報 , レポート )など工業株が相場を押し


上げ大幅続伸となった。東京市場は連休の谷間で薄商いのなか、海外株高を受けて買い先


行となる見通し。日経平均は3月14日以来、約1カ月半ぶりの1万円回復が視野に入っ


ている。ただ、外為市場でドル/円が81円前半へと円高に振れており、上値では利益確


定売りが出やすいと予想される。大手証券の株式トレーダーは「ドル/円が80円に近付


くと、株は買いにくい」とみている。




 1万円を回復した場合、「達成感が出るかどうかは予想しにくく、様子見になるのでは


ないか」と同トレーダーはみている。日本株はこれまで堅調な値動きが続いているが、海


外株高の上昇が続けば日本株にも買い安心感が広がると予想される。




 個別銘柄ではホンダ(7267.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社は2011年3月期の連結営業利益が


前期比56.6%増の5697億円になったと発表した。東日本大震災で457億円、円


高で440億円のマイナス要因となったが、新興国などで四輪車や二輪車の販売が好調に


推移してカバーした。トムソン・ロイター・エスティメーツによると、震災発生後に予想


を修正した主要アナリスト17人の予測平均値は6252億円で、実績はこれを下回っ


た。12年3月期の業績予想については公表を見送った。

堅調、大型連休前で薄商い

きょうの東京株式市場で日経平均は続伸しそうだ。米株の強含みで東京市場は買い先行の見通し。引き続き国内企業の業績をにらみながら個別銘柄が物色される展開。外為市場で円高が一服していることから輸出株が前日よりも買いやすいという。

 東京市場は大型連休を前に取引が手控えらがれちになる見通しで、日経平均は直近高値9800円前半などが意識されると上値は重くなるとみられている。ただ、前日のように先物主導の展開になれば一段の高値も予想される。


 日経平均の予想レンジは9600円―9800円。 


 27日の米国株式市場では、ナスダック総合指数.IXIC は約10年ぶりの高値で引けた。主要3指数がそろって続伸。この日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、FRBは6000億ドルの債券買い入れプログラムを予定通り、6月で完了させる方針を表明。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は、この日初の会合後会見を行ったが、経済に対する投資家の楽観的な見方に影響を与えることはなかった。大手証券の株式トレーダーは「米株は上値を追う展開で上昇はまだ続くのではないか」との見方を示す。


 東京市場も強い米株を受け買い先行の見通し。外為市場で円高が一服していることから輸出株は前日よりも買いやすく、相場を支援するとみられている。東京市場は大型連休に入るため、投資家は手控えがちになる。日中は引き続き薄商いのなか、高値でもみあう展開が予想される。直近高値9822円付近に接近すると利益確定売りが出やすく上値は抑えられそうだ。ただ、前日のように先物主導の動きになれば一段上昇の可能性も指摘される。


 個別銘柄ではコマツ(6301.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。2012年3月期の連結営業利益が前期比36.8%増の3050億円になるとの見通しを発表した。主力の建設機械・車両部門で中国など新興国市場が成長を続けるほか、北米や欧州も回復基調が鮮明なため、増収増益を見込む。ただトムソン・ロイター・エスティメーツによると、東日本大震災発生後に予想を修正した主要アナリスト3人の予測平均値は3108億円で、会社側予想はこれを下回った。