今日の株式見通し -19ページ目

底堅い、円高一服が支援も上値は重い

きょうの東京株式市場で日経平均は底堅い展開が見込ま

れている。外為市場での円高一服感を受け、輸出株などが物色されやすいという。下値で


は海外勢や国内年金筋の買いが期待されるといい、日本株をサポートするとみられてい


る。一方、米国株の調整ムードや国内企業の業績見通しに対する不透明感などが重しにな


るとされ、上値は追いづらいと指摘されている。




 日経平均の予想レンジは9500円―9650円。




 17日のNY外為市場では、東芝(6502.T: 株価 , ニュース , レポート )によるスイスのランディス・ギア社買収が近


いとの見方や武田薬品工業(4502.T: 株価 , ニュース , レポート )がスイスの製薬会社ナイコメッド[NYCMD.UL]の買収に


向け協議をしているとのニュースが円の弱材料となり、円が主要通貨に対して下落。東京


市場では円高一服感が支援になるとされ、輸出株物色などで底堅い推移が見込まれている。


下値では海外勢や国内年金筋の買いが入りやすいとの指摘も日本株をサポートするとみら


れている。




 一方、17日の米国株式相場ではウォルマート(WMT.N: 株価 , 企業情報 , レポート )やヒューレット・パッカード


(HP)(HPQ.N: 株価 , 企業情報 , レポート )の決算が嫌気され、ダウ工業株30種.DJI とS&P総合500種.SPX


が3営業日続落した。市場では「過剰流動性の変化を先取りした動きなどから米国株の調


整ムードが強まっているほか、国内企業業績も下期の大幅回復シナリオに確信が持てず不


透明感が強い」(立花証券・執行役員の平野憲一氏)とされ、上値は追いづらいと指摘さ


れている。




 個別銘柄では、ルネサスエレクトロニクス(6723.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。18日付日本経済新


聞朝刊は同社が東日本大震災で被災して生産停止中の那珂工場が生産していた半導体製品


の供給能力を、6月から毎月2割ずつ引き上げる方針を明らかにしたと報じた。10月末


に震災前の那珂工場の供給水準に戻し、年末にかけてさらに増産を検討するとしている。

軟調、リスク回避で売り優勢

きょうの東京株式市場で日経平均は軟調な展開が見込ま

れている。13日の米国株が下落した流れを引き継ぎ序盤から売りが先行する見通し。世


界的にリスク回避の動きが出ており、主力株中心に売られやすいという。国内では主要企


業の決算がおおむね出そろい、好業績銘柄への物色が期待されるものの、全体では出尽く


し感が広がりやすく、材料不足が意識されやすいと指摘されている。


 日経平均の予想レンジは9500円―9650円。


 


 13日の米国株は反落。各国の成長鈍化をめぐる懸念や米連邦準備理事会(FRB)に


よる緩和政策終了の見通し、ユーロ圏債務危機の悪化などが、株価の上昇持続を難しくし


ており、調整局面入りが近いとの懸念が高まる中、ダウとS&P500は週間でも下落し


た。世界的にリスク回避の動きが強まっており、東京市場も序盤から売りが見込まれると


いう。




 国内では主要企業の決算発表が一巡した。引き続き好業績銘柄への物色が期待される一


方、全体では出尽くし感が広がりやすいという。市場では「銘柄によっては評価できる内


容の決算も散見され、業績に対する過度な不安感は後退したものの、決算が出そろった


ことで材料不足が意識されやすい」(マネックス証券・チーフ・ストラテジストの広木隆


氏)との声が聞かれている。




 個別銘柄では光通信(9435.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社は13日、2011年3月期の連結営


業利益を従来予想の50億円から25億9400万円に下方修正すると発表した。注力し


ていた法人事業で先行コストが発生したほか、東日本大震災を受け一部営業活動の自粛を


行ったことで販売件数に応じて得られるインセンティブが想定以下になったという。



底堅い、米株の反発受け買い先行

きょうの東京株式市場で日経平均は底堅い値動きとなり

そうだ。前日の米株反発を受け、買い先行となる見通し。引き続き決算を手掛かりに個別


銘柄を物色する展開が予想される。商品価格の値動きが大きくなっていることや、円先高


警戒感もあり、商品関連株や輸出株は買いにくいという。日中は決算以外に売り買いの手


掛かりが乏しいことから、日経平均9700円後半でもみあい、値幅は限定的と予想され


ている。 


 日経平均の予想レンジは9700円―9850円。 

弱含み、過去最高益の日立<6501.T>に注目

きょうの東京株式市場で日経平均は弱含みそうだ。前日

の米株安や商品相場の下落を受け、商品関連株を中心に売り先行となる見通し。引き続き


決算を手掛かりに個別銘柄を物色する展開も予想される。個別銘柄では2011年3月期


連結決算が最高益となった日立製作所(6501.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。日中は決算以外に売り買い


の手掛かりが乏しいことから、日経平均9700台で小動きになると予想されている。


 日経平均の予想レンジは9700円―9800円。 


 


 11日の米国株式市場はダウ工業株30種.DJI など主要株価指数が1%程度下げ、過


去3営業日の上昇分がほぼ帳消しとなった。商品関連株が売られ、相場が上昇を維持でき


るかどうか不透明感が高まった。中国の成長をめぐる懸念も、景気循環に左右されるセク


ターを圧迫した。11日に発表された4月の中国の鉱工業生産は伸びが減速し、同国の景


気拡大のペースが鈍化していることを示唆した。




 商品先物市場では、原油など19商品の先物相場で構成されるロイター/ジェフリーズ


CRB指数.CRBが大幅に下落。東京市場では商品関連株を中心に売り先行と予想され


る。引き続き決算を手掛かりに個別株が物色されそうだ。トヨタ自動車(7203.T: 株価 , ニュース , レポート )は


2011年3月期の連結営業利益(米国会計基準)が前期比3.2倍の4682億円と


大幅増益となった。きょうの値動きが注目される。




 また、日立製作所(6501.T: 株価 , ニュース , レポート )は11年3月期の当期利益(米国会計基準)が2388億円


(前年は赤字1069億円)だったと発表した。当期損益の黒字化は2006年3月期以


来5年ぶり。東日本大震災の影響を受けたが、エレクトロニクスや自動車分野の需要回復


により当期利益額は1991年3月期の2301億円を超え、過去最高となった。12年


3月期の通期予想は見送ったが、自動車分野などで震災の影響が続くとみる一方、年度後


半を中心に復興需要によるプラス要因も見込んでいる。

続伸、日経平均1万円から上値は重い

きょうの東京株式市場で日経平均は続伸しそうだ。堅調

な米株が相場を押し上げる見通しで、日経平均は再び1万円回復が視野に入った。外為市


場でドル/円での円高が一服しており輸出が買いやすいほか、商品相場も強含んでいるこ


とから、関連株物色の可能性も指摘される。ただ、日本経済の不透明感などが重しとな


り、日経平均1万円から上値は重いと予想される。


 日経平均の予想レンジは9850円―1万円。 




 10日の米国株式市場は、公益株やその他のディフェンシブ銘柄が上昇を主導して3営


業日続伸。需要減退懸念はひとまず後退し、企業業績に対する強気の見方が支援した。4


月の中国の貿易収支が過去4カ月で最大の黒字となり、世界経済の成長鈍化をめぐる懸念


が和らいだことも相場をサポートしたようだ。強い米株価を受け、東京市場も買い先行の


見通し。外為市場でドル/円の円高が一服していることや商品相場の上昇を受け、輸出株


や商品関連株が買いやすいという。




 日経平均は5月2日以来の1万円回復が視野に入っている。ただ、大手証券の株式トレ


ーダーは「震災前の水準が1万円前半ということを考慮すると 日本経済への先行き不透


明感が払しょくできない現状で1万円まで戻れば、いいところまで来たという印象だ」と


話している。また、「東京発の買い手掛かりが乏しく、1万円から上値を追う展開は考え


にくい。1万円はワンタッチ」とみている。




 個別銘柄ではNEC(6701.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社の発表によると、2012年3月期の


営業利益が前年比55.7%増の900億円になる見通し。トムソン・ロイター・エステ


ィメーツによる主要アナリスト6人の過去30日間の予測平均値697億円を上回った。


11年3月期の連結業績は売上高が前年比13.1%減の3兆1154億円、営業利益が


同13.6%増の578億円、当期損益は125億円の赤字転落(前年は114億円の黒


字)となった。