今日の株式見通し -4ページ目

続伸、買い戻し中心で上値は限定的

きょうの東京株式市場で、日経平均は続伸しそうだ。欧米の株式市場で堅調地合いが続いたことを背景に東京市場も買い先行の見通し。ただ、海外要因を受けた買い戻しにとどまり、上昇は限定的と予想される。今晩発表の米雇用統計を控え、買い戻し一巡後は様子見ムードになるとみられている。

 日経平均の予想レンジは8500円―8650円。

 6日の欧米株式市場は堅調だった。米国株式市場は3営業日続伸。ユーロ圏の銀行に対する支援策が追い風となり、金融危機の脅威が後退するとの期待が高まった。欧州連合(EU)による域内銀行の資本増強計画を好感し、銀行株が上昇をけん引した。また、欧州中央銀行(ECB)はこの日の理事会で1年物資金供給オペおよびカバードボンド買い入れの再開を決定した。

 東京市場も買い先行の見通し。前日同様、これまで売り込まれていた銘柄の買い戻しが中心で、上昇は限定的とみられている。また、きょうの米雇用統計の発表を控え動きにくく、序盤の買い戻し一巡後は一進一退の値動きが予想される。

 個別銘柄ではソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。同社は、スウェーデンの通信機器大手エリクソン(ERICb.ST: 株価, 企業情報, レポート)とのスマートフォン(多機能携帯電話)合弁事業を解消し、エリクソンから株式を引き取る方向で交渉している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が6日、関係筋の話として報じた。 両社は2001年、折半出資で合弁会社ソニー・エリクソンを設立している。

4日ぶり反発、買い戻し一巡後は膠着

きょうの東京株式市場で、日経平均は4日ぶりの反発が見込まれている。4日の米国株が終盤にかけ反発した流れを引き継ぎ、序盤の東京市場では買いが先行する見通し。

 為替市場で円高一服感が出ているうえ、前日までの下げの反動から主力株に買い戻しが入りやすいという。ただ欧州リスクのくすぶりから腰の入った買いは期待しづらいとされ、買い一巡後は戻り売りに上値の重い展開が想定されている。中国・香港市場が休場であり、手がかりに欠けることも見送りムードにつながりやすいという。  

 日経平均の予想レンジは8450円―8600円。

 4日の米国株式市場は急反発。ダウ工業株30種は一時250ドル超下げる場面もあったが、英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)が、欧州連合(EU)首脳が経営の悪化した金融機関の資本再編方法を検討していると報じたことをきっかけに買いが入り、終盤にかけて上昇が加速した。為替市場での円高一服感も追い風となり、東京市場では日経平均が8500円台を回復すると見込まれている。

 ただ買い一巡後は膠着感が強まりそうという。「反発したとはいえ、4日の米国株は荒い値動きとなった。欧州リスクは引き続き警戒されており、腰の入った買いは期待しづらい」(準大手証券)という。きょうは中国・香港市場が休場であり、取引時間中の手がかり材料に欠け、主力株への買い戻しが一巡した後は方向感に乏しい展開が想定されている。 

 個別銘柄ではセブン&アイ・ホールディングス(3382.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。同社は4日、2012年2月期の連結営業利益予想を上方修正した。今期3回目の上方修正となる。上期は東日本大震災による落ち込みが早期に改善したほか、猛暑や節電需要のプラス効果が寄与した。村田紀敏社長は会見で「ホールディングス化して6年目に入るため、この辺で最高益としたい。5年間の集大成ができてきたし、今後、さらに成長させるステップにしたい」と述べた。

軟調、日経平均は8500円中心の展開

きょうの東京株式市場で、日経平均は軟調地合いとなりそうだ。前週末の米株大幅安を受け東京市場も売り先行の見通し。

 外為市場でドル/円が円安方向に振れていることから輸出株に買いが入りやすいとみられるものの、欧州の財政問題や米経済の不透明感が払しょくされていないため、戻り局面でも上値は重いとみられている。

 日経平均の予想レンジは8500円―8600円。

 前週末の米株式市場で中国購買担当者景気指数(PMI)が弱かったことが材料視され、世界経済の低迷に対する懸念からダウ工業株30種(ドル).DJIなどの主要株価指数は大幅安となった。投資家の不安心理を映すシカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー(VIX)指数は8月半ば以来の高水準。

 週明け東京市場もこれを受けて売り先行の見通し。外為市場でドル/円が77円台へと円安方向に振れていることから輸出株などに買いが入りやすいものの、欧州財政危機や米経済への先行き不透明感などから戻り局面でも上値は重いという。日経平均は8500円台が値動きの中心とみられている。9月には8500円を割り込む展開もあったことで、同水準は「心理的節目にはなりにくい」と大手証券の株式トレーダーは指摘する。

 個別銘柄では、住友金属工業(5405.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。同社は30日、保有する株式などの価格下落にともない、投資有価証券の評価損797億6100万円を2011年7─9月期決算で特別損失として計上すると発表した。12年3月期の中間期、通期の業績見通しは現在精査中として公表を控えたが、「法人税の軽減分を含めると9月中間期の当期利益に対して、480億円の下押し要因となる」(広報担当者)という。同社が7月に発表した9月中間連結当期利益予想は150億円で、中間期は最終赤字となる可能性もある。

堅調、中間期末のドレッシング買い

きょうの東京株式市場で、日経平均は堅調地合いとなりそうだ。ドイツでの欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の機能拡充案承認を受けた米株高をきっかけに、主力株を中心に中間期末のドレッシングが期待される。

 ただ、欧州の財政問題や米経済の不透明感は払しょくされておらず、上値では売りも出やすいとみられている。

 日経平均の予想レンジは8650円―8700円。

 29日の米国株式市場は、ナスダック総合指数が続落する一方、ダウ工業株30種とS&P総合500種が反発した。米経済指標が予想よりも好ましい内容だったことや、ドイツ議会が欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の機能拡充法案を可決したことを受け、懸念が後退した。東京市場は米株高をきっかけに、中間期末のドレッシングが見込まれる。

 大手証券の株式トレーダーは、主力株を中心とするドレッシング買いに期待感を示す。一方で、28日と29日の東京市場は後場に買いが膨らむ展開だったことから、きょうは動きにくくなるとの見方もある。また、欧州財政危機や米経済の先行き不透明感が払しょくされていないため、上値では機関投資家などによる売りが出る可能性も指摘される。

 個別銘柄ではいすゞ自動車(7202.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。同社は29日、タイでピックアップトラック事業を強化すると発表した。総額180億円を投じて新工場を建設。現地での生産能力を現行比1.5倍の年40万台に引き上げるとともに、タイを全世界へのピックアップトラックの輸出拠点と位置付ける。

続伸、見極め要因多く買い一巡後は伸び悩み

きょうの東京株式市場で、日経平均は続伸が見込まれている。前日の欧米株高を好感し東京市場は買いが先行する見通し。日経平均は9月中間期末の配当落ち分を埋める動きが期待されている。

 一方、今晩にフィンランドで欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の機能拡充案の採決が予定されるなど見極め要因も多く、買い一巡後は伸び悩む展開が想定されている。

 日経平均の予想レンジは8550円―8700円。

 27日の米国株式市場は3日続伸。ユーロ圏当局者による、EFSFの拡充に向けた動きを受けて市場に楽観的な見方が広がったという。米株高を受けて東京市場も買いが先行する見通し。日経平均は9月中間期末の配当落ち分を埋め、小幅高の展開が見込まれている。市場筋によれば、日経平均の中間配当落ち分は約67円とみられている。

 ただギリシャへの次回融資の条件をめぐり、ユーロ圏諸国の間に見解の相違が出始めていることを伝えるフィナンシャル・タイムズ(FT)紙の報道を受け、前日の米国株は上げ幅を縮小。今晩にはフィンランドでEFSFの機能拡充案の採決が予定されるなど、欧州債務問題に対する不透明感は残り、主力株への積極的な買いは見送られやすいという。市場では「足元の相場は欧州の政策期待を支えとした上昇の側面が強く、市場心理がいつ悪化してもおかしくはない」(準大手証券)と警戒されている。

 個別銘柄ではユニー(8270.T: 株価, ニュース, レポート)が注目される。同社は27日、2011年8月中間期の連結営業利益予想を前回見込みに比べ約25%上方修正した。東日本大震災の影響で営業収益は前回予想を0.5%下回るものの、利益率が高いプライベートブランド商品の販売増などで粗利益率が改善したほか、経費削減が寄与し、営業利益は前回予想(185億円)を上回る232億円になる見通し。当期利益予想は前回の9億円から22億円に引き上げた。