今日の株式見通し -11ページ目

もみあい、米株高好感も円高で上値は限定的

きょうの東京株式市場で日経平均はもみあいそうだ。前

週末の米株高を受け全般的に買いやすいものの、外為市場でドル/円が3月中旬以来の円


高に振れていることから輸出株は鈍いとみられている。日中は為替にらみで円高一服なら


買いが入る見通し。政府・日銀による介入期待も出ている。日経平均は3日続伸でやや過


熱ぎみのほか企業決算を見極めたいとのムードもあり、買いは慎重とみられている。




 日経平均の予想レンジは1万円―1万0150円。 




 22日の米国市場は、半導体メーカーの好決算を好感しハイテク関連株に買いが入り、


ナスダック総合.IXIC とS&P総合500種.SPX が上昇した。米連邦債務上限引き上


げで合意が近いとの期待も追い風となった。週明け東京市場はこれを受け、全般的に買い


地合いだが、外為市場でドル/円が78円前半へと円高に振れていることから輸出関連が


鈍く、指数は序盤からもみあう展開が予想されている。


 


 日経平均は22日まで3日続伸でやや過熱感も出ているほか、今週から国内企業の決算


が本格化するため好業績を見極めたいとの投資家も多く、様子見ムードが強まるとの見方


もある。また、グローベックス取引<0#NK:>がやや弱めとの見方から、東京市場が軟調地


合いになる可能性も指摘されている。


 


個別銘柄では日本電産(6594.OS: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社は22日、2012年3月期の連


結業績予想(米国会計基準)を上方修正したと発表した。従来850億円としていた営業


利益見通しを前年比0.6%減の900億円に引き上げた。5月以降、主要産業のサプラ


イチェーン回復が進み、11年4─6月期の業績が予想を上回ったことが要因としている。


900億円の営業利益予想はトムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト


19人の過去90日間における予測平均値949億円を下回った。


 

続伸、円安に振れれば一段高

きょうの東京株式市場で日経平均は続伸しそうだ。前日

の米株反発を受け買い先行の見通し。モルガン・スタンレー(MS.N: 株価 , 企業情報 , レポート )の決算発表で損失が市


場予想より小幅にとどまったことなどを背景に金融株が買われやすいという。日中は為替


にらみで、足元の円高基調が続けば指数の上値も限定的だが、円安に振れれば一段の上値


も期待されている。




 日経平均の予想レンジは1万0050円―1万0150円。 




 21日の米国株式市場は、米連邦債務上限引き上げ問題で合意の兆しが出ていることに


加え、ユーロ圏首脳が債務危機への具体的な対策を示したことを好感、反発した。これを


受け、東京市場も買いが先行する見通し。モルガン・スタンレー(MS.N: 株価 , 企業情報 , レポート )の第2・四半期決


算は赤字となったものの、市場予想より小幅な損失にとどまった。米国市場ではモルガン


・スタンレー株が11%高となり、銀行株買いを支援した。東京市場でも金融株買いの流


れを引き継ぐと予想されている。




  ただ、上昇は限定的とみられている。大手証券の株式トレーダーは、円高基調が続い


ていることから「為替の水準を考えるときょうの日経平均のレンジ上限は1万0150円


程度」との見方を示す。週末要因により後場は小動きと予想されるが、外為市場が円安に


振れれば7月8日に付けた直近高値1万0207円付近が意識される見通し。




 個別銘柄ではトヨタ自動車(7203.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。22日付日経新聞朝刊は、同社の


2011年度の世界生産台数が従来予想を約30万台上回る770万台前後になる見通し


と報じた。10年度実績も5%程度上回る水準。東日本大震災で打撃を受けた部品のサプ


ライチェーンがほぼ復旧したことを受け、世界での需要増に対応するという。





もみあい、利益確定売りが出やすい

きょうの東京株式市場で日経平均はもみあいそうだ。前

日米株式市場でやや軟調だったことから、東京市場は利益確定売りが出やすい見通し。市


場では、米債務上限問題のほか、ギリシャ第2次支援に関する協議の行方が注目されてお


り、日中は様子見姿勢が強まると予想される。前日発表された米半導体大手インテル


(INTC.O: 株価 , 企業情報 , レポート )の第2・四半期決算は分析しにくく、ハイテク関連株が前日同様に買われるかは


読めないという。




 日経平均の予想レンジは9900円―1万0050円。 




 20日の米国株式市場は、ナスダック総合指数.IXIC が0.43%安となるなどやや


軟調だった。米連邦債務上限引き上げの期限が8月2日に迫っていることで、様子見ムー


ドが強まった。ビーム・キャピタル・マネジメントのマネジング・ディレクター、モハン


ナド・アーマ氏は「合意が得られるまでは、市場は企業決算などの日々のニュースに左右


される状況が続く」と述べた。東京市場は利益確定売りが出やすい見通し。




 米インテルが20日発表した第2・四半期決算は、売上高が22%増の131億ドルと


なり、市場予測の128億3000万ドルを上回った。非一般会計原則(GAAP)ベー


スの純利益は、10%増の32億ドル(1株当たり0.59ドル)となった。 同社は第


3・四半期の売上高(非GAAPベース)をおよそ141億ドル(プラスマイナス5億ド


ル)と見込んでいる。




 ただ、エバーコア・パートナーズのアナリスト、パトリック・ワン氏はインテルの決算


について「ここ数カ月の世界的な経済停滞を示唆する材料を考えると、前期から7%の成


長が達成されるとの確信は持ちづらい」と指摘する。インテル株は決算発表を受け、時間


外取引で一時1.65%上昇したがその後は下落。東京市場では「分析しにくく、ハイテ


ク株が引き続き買われるかは読み切れない」(大手証券の株式トレーダー)という。




 一方、メルケル独首相とサルコジ仏大統領は20日、21日のユーロ圏首脳会議を前


に、ベルリンで会談した。ギリシャ第2次支援で合意するよう圧力が高まるなか、詰めの


作業が始まる前に、事前協議を行ったとみられている。東京市場でもこうした動きを見極


めるため取引は手控えがちとみられている。




 個別銘柄では関西電力(9503.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社の八木誠社長は20日、大阪市内で


の会見で、8月の管内電力供給状況について、昨夏並みの猛暑を想定した場合、約140


万キロワット不足するとの見通しを明らかにした。8月の管内での電力供給予備率はマイ


ナス6.2%、9月は同3.3%の見通し。

反発、アップル関連などハイテク株買い

きょうの東京株式市場で日経平均は反発が見込まれてい

る。19日の米株高を背景に、東京市場は序盤から買いが先行する見通し。米アップル


(AAPL.O: 株価 , 企業情報 , レポート )などの好決算を受けて、ハイテク株が買われやすいという。日経平均は1万円台


を目指す展開が想定されているが、国内に手掛かりが乏しく上値では戻り売りなどが重し


になるとみられている。




 日経平均の予想レンジは9950円―1万0050円。




 19日の米国株式相場は急伸。IBM(IBM.N: 株価 , 企業情報 , レポート )やコカ・コーラ(KO.N: 株価 , 企業情報 , レポート )が発表した四半期


決算を好感し、ハイテク銘柄や消費関連銘柄に買いが入ったほか、オバマ大統領が難航す


る米連邦債務上限の引き上げ問題に関連して3兆7500億ドルの赤字削減を目指す案で


協議に進展がみられたと示唆したことで市場心理が改善したという。米株高を受けて東京


市場では序盤から買い先行が見込まれている。




 きょうは前日下落していたハイテク株が上昇のけん引役になる見通し。「IBMやアッ


プルの好決算を受け関連銘柄などハイテク株に買いが入りやすい」(マネックス証券チー


フ・ストラテジストの広木隆氏)という。半面、ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価 , 企業情報 , レポート )やバンク


・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価 , 企業情報 , レポート )など米銀行株がさえず、国内金融株は買いづらい


とされている。




 日経平均は7月11日以来となる1万円台回復が期待されている。アジア勢など海外投


資家の買いが入れば上値を伸ばす可能性があるという。ただ国内に手掛かり材料がなく、


戻り売りや利益確定売りが重しになるとされ、買い一巡後は伸び悩みが想定されている。




 個別銘柄ではダイキン工業(6367.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社の蛭子毅取締役兼副社長執行役


員は19日、ロイターとのインタビューで、中国市場においてエアコン販売を手掛ける代


理店数を2015年度までに2─3倍に増やす方針を明らかにした。現在は約6000店。


従来の沿岸部に加え、中長期の需要拡大が見込まれる内陸部での販売体制も強化する考え。



反落、欧米銀行株安で金融株中心に売り

きょうの東京株式市場で日経平均は反落が見込まれてい

る。18日の欧米株安を受けて、東京市場も売りが先行する見通し。欧米株式市場では銀


行株を中心に売りが膨らんでおり、国内金融株が売られやすいという。欧米の債務問題へ


の懸念などは引き続き重しとみられているが、米企業決算への期待感が下支えし、200


日移動平均線(9901円56銭=15日)を維持できるかがポイントとされている。




 日経平均の予想レンジは9850円―9950円。 




 18日の欧米株は下落。欧州各国政府が債務危機への解決策を打ち出せないとの見方に


加え、米国では法定債務上限の引き上げで合意がまとまらないことへの不満から欧米銀行


株を中心に売りが膨らんだ。これを受け、3連休明けの東京市場では金融株中心に売りが


先行する見通し。円高警戒感からハイテク株も買いにくいという。




 一方、米IBM(IBM.N: 株価 , 企業情報 , レポート )や米グーグル(GOOG.O: 株価 , 企業情報 , レポート )が好業績を発表しており、「米企業決算


への期待感が下支えする」(準大手証券)という。国内には手掛かり材料に乏しく、日中


は方向感に欠ける展開が想定されているが、テクニカルでは200日移動平均線が意識さ


れており、同水準を下回る場面では押し目買いが入りやすいとみられている。




 個別銘柄では東芝(6502.T: 株価 , ニュース , レポート )が注目される。同社は16日、米子会社の東芝アメリカ情報


システム(AIS)社のサーバーが不正アクセスを受け、顧客情報681人分の漏えいが


判明したと発表した。AISは同サーバーを停止し、調査に着手したとしている。