立ちくらみ=起立性低血圧によるめまいの整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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テーマ:

立ちくらみ=起立性低血圧によるめまいの整体治療
患者Sさん=41才-女性/会社員の症例

 

① Sさんの病歴・・・
別件で来院されていた患者Sさんから「十数年前から立ちくらみがするようになった」と相談を受けました。特に、しゃがんで地面にある物(☚例えば草花)を見ている状態から立つ時や、立位で星空を見上げる時などに必発するそうです。病院や鍼灸など、何度か治療を受けたそうですが、異常が発見されず、その後放置状態だったそうです。

 

② Sさんの診察
・めまいは非回転性だそうです。
・今までの検診で特段の異常を指摘されたことは無いそうです。貧血も無いそうです。
・血圧は覚えていないそうですが、正常範囲だったそうです。
・風邪など以外での発熱や微熱の既往は無いそうです。
・頭痛、眼のかすみ、めまい、耳鳴り、難聴、呼吸困難、咳-痰、悪心、胸痛、腹痛などは無いそうです。また、構語障害、嚥下障害、カーテンサインなどもありませんでした。
・手足の浮腫みは無く、怒張三徴はありませんでした。眼瞼結膜はピンク色でした。
・バレリーウ検査は正常でした。
・頸椎の後屈後、数秒でめまい感が生じました。
・橈骨動脈の左右差はありませんでした。
・扁桃炎、頚部リンパ節腫脹などはありませんでした。
・脊椎のサブラクセーションはありませんでした。
・頚部-胸部聴診上、血管雑音などの特段の異常所見はありませんでした。
・左右の乳様突起前方に著明な緊張と圧痛がありました。
・胸部打診上、特段の異常所見はありませんでした。
・胸部触診上、胸骨右縁-左縁(R2-3)に著明な緊張と圧痛がありました。
・腹部聴診上、血管雑音はありませんでした。グル音は軽度聴取出来ました。
・腹部打診上、腎-脾-膵の叩打痛はありませんでしたが、肝叩打による心窩部の放散痛がありました。
・腹部触診上、回盲部と左季肋部~右臍上部に著明な緊張と圧痛があり、同部の押圧により胸骨右縁(R2-3)に放散痛が生じました。
・モーリーテストは陽性でしたが、背中に放散痛は生じませんでした。

 

③ 治療目標と整体治療
     ⑴ 舌咽神経-頸動脈洞枝の緊張を緩和し、頸動脈洞反射の過敏性を緩和する
・舌咽神経緩和テクニック

 

④ 経過と結果・・・
・初診治療後、頸椎の後屈を30秒以上してもめまい感は生じませんでした。(☚治療前は数秒でめまい感が生じていた)
とりあえず、これで様子を見てもらう事にしました。

 

⑤  今回の症例の概説、、、
・立ちくらみ-めまいと言っても多種多様な原因があり、それぞれ治療法が異なります。ですから定番の治療法というものはなく、ケースバイケースで原因を特定し、その都度治療法を選択していく必要があります。


・今回のSさんの症例では、内耳性や脳性、心臓性、血液性、血管性あるいは心理性などを示す所見は確認できず、一番の誘発要因が「頸椎の後屈」でした。となれば、頸椎の後屈で一番刺激される部位=頸動脈洞(☚血圧の測定受容器で血圧をコントロールする反射経路の起始部)が一番疑わしくなります。

 

・しかしそれであれば「血管性では?!」となりますが、しかし頸動脈の血管炎や動脈硬化などの「血管性」を示す所見は見当たらなかったのですから、次に考えなければならないのが、頸動脈洞を支配している神経=舌咽神経-頸動脈洞枝についてでした。


・同神経は頸静脈孔を出て乳様突起前部の頸動脈鞘内を通過して頸動脈洞に至りますが、Sさんは左記部位に強い緊張と圧痛がありましたので、この部位が同神経の絞扼部位=刺激部位と考えられ、それが同神経の過敏性を誘発して立ちくらみ-めまいを生じさせているのでは、と推定しました。


・従って上記③「治療目標と整体治療」に掲げる通り
⑴ 舌咽神経-頸動脈洞枝の緊張を緩和し、頸動脈洞反射の過敏性を緩和する
・舌咽神経緩和テクニック
が奏功したもの、と推定されます。


注1) 頸動脈洞と頸動脈洞反射(圧受容器反射)
頸動脈洞は総頚動脈が外形動脈と内頸動脈が分岐する袋状部位にある一種の血圧計で(☚いわゆるのど仏の横にあります)、同部の伸展により血圧や心拍を低下させる反射を生じさせます。この反射機構を頸動脈洞反射(圧受容器反射)と呼び、立位⇔臥位などの姿勢の変化による血圧-心拍をコントロールします。その頸動脈洞の伸展刺激を受容しその情報を脳に伝える求心神経が「舌咽神経-頸動脈洞枝」です(遠心神経は迷走神経です)。
この反射が乱れると血圧のコントロールが上手く機能せず、「起立性低血圧=立ちくらみ」が生じます。

 

 


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