来てくださってありがとうございます!

がーこと申します

 

約2年のタイミング法での不妊治療後、

一卵性双生児(MD双胎)の女の子を授かりました
切迫早産で入院後

その後34w6dで緊急帝王切開

 

双胎間輸血症候群や不妊治療、

マッチングアプリの経験談、

妊娠出産などについて書いている

(+これから書いていきたい!)ので

覗いてみてください!

 

 




手術から一夜明けた昨日の話です。


手術後は背中に入れたカテーテルから、

スイッチを押すとその都度注入される痛み止めを

めちゃくちゃ積極的に使い、

そのおかげで手術の麻酔が切れても

痛みをほぼ感じず夜を過ごしました。



術後は頭をずっと下げた状態での安静。

術後1日目の朝は、歯磨き、洗面をするため

頭を起こすことから始まりました。


それだけでもやっぱりちょっとくらくら。


今日はそのまま体を起こして、

行けそうだったら歩く練習。

歩ければトイレも自立になり

午後には赤ちゃんたちと面会が出来る予定。


くらくらすることを先生に伝えると、

「そっか…

じゃあ今日は歩くの無理かもなあ」

と言われました。


でもまだ朝一の時間。

赤ちゃんの面会は14時からなので、

それまでに体が慣れれば会いに行ける。

全く諦めませんでした。



昼までご飯は出ないものの、

グリーンダカラを飲むと糖分摂取にもなり

そんなに空腹も感じずお昼へ。

体を起こして昼食をとり、

度々角度も変えながら体を慣らしていきました。


その甲斐もあり、

午後からの歩行練習は成功!!

トイレに座る練習もして、そのまま尿管カテーテルを抜き、トイレも自立出来るように。


午後にきた主治医の先生も、

「あ!歩けたんですね!」

と驚いてくれました。



その先生とのお話しが今回のメインの話。






今日は朝から採血があり、その後、

「追加で採血することになって…」

と二度の採血が行われていました。


その結果…


まとめると、

私は手術前に既に妊娠高血圧症候群になっていたかもしれないこと

その結果、術前から『常位胎盤早期剥離』を起こしていた状態だったとのことでした。


最近の妊婦健診では血圧は上が120台

蛋白尿もプラスマイナスという数値で

妊娠高血圧の診断には至っていませんでした。


しかし、術後すぐに140台に

夜には158まで上昇。


血液検査の結果からも、妊娠高血圧になっている可能性が高いこと。



そして、昨日の手術前、私は前期破水を起こしている状態でしたが、

明らかにその破水は血液が混じって真っ赤。

お腹を開いて見た時も、その状態だったことから、破水前に胎盤の一部が剥がれて血液が羊水内に漏れ出ていた可能性が。


普通は常位胎盤早期剥離を起こすと

ひどい腹痛を起こすのですが、

私の場合、手術前日からお腹の張りが凄かったので点滴で張り止めを増やして投与し続けていました。


その結果、羊水に血液が混じってぱんぱんになってお腹が張っている→でも張り止めで子宮が柔らかくなっているため、常位胎盤早期剥離の痛みを感じにくい状態だったのでは、とのこと。



常位胎盤早期剥離であったとするならば、

母子共に一刻を争う危険な事態。


でも手術するまでそれが分からなかったため、

帝王切開も午前中ではあったものの、

もっと早くやっていても良かった、と言われました。



術後、私の血液では炎症反応もかなり高い数値がでており、抗生剤の点滴を予定より延長して使うことに。

それは、破水の影響からの細菌感染が原因だろうとのこと。

だとすれば、赤ちゃんにも影響が出る可能性もある。

それはNICUの先生に、この後面会する時に詳しく聞いてみてください。



ざっくりまとめるとそのようなお話でした。



私は終わったことというものの、

物凄く怖くなりました。


もう少し手術が遅れていたらどうなっていたか。

私が術後に息苦しかったり相当キツかったのって、もしかして常位胎盤早期剥離のショック状態のようなものだった…?

だとしたら死ぬ可能性もあったのだろうか…


そして赤ちゃんたちへの影響がある可能性…

それが一番気がかりでした。



産後の体の急激な変化、

ホルモンバランス、

術後の体の痛み


そこにその不安が襲い掛かり、

昨日の夕方ごろから一気に体と心がおかしくなり始めました。


何もする気が起きない、というか、

やらないといけないことを考えると頭がおかしくなりそう

涙もずっと出ていて、

閉所恐怖症なのにせまいロッカーへ、いつ出されると知らされずずっと閉じ込められているような感覚。



これがマタニティブルーか。



でもそんなかわいい響きのものじゃない



なんとなくする吐き気、熱がある感覚

うまく言えないけど具合が悪くてナースコールを押しました。


看護師さんと話すと、

どんどん涙が溢れてきて、

いまある思い、不安を吐き出しました。


「術後まだ1日目ですよ!?

既に歩いているだけで凄いことなのに、

それで赤ちゃんたちに会いに行って、

自分がこんなに大変なのに

赤ちゃんたちの心配ばっかりしてる。

今は自分を休めることに集中しましょうね。

十分がーこさんは頑張って、頑張りすぎてます。

赤ちゃんたちも、今は炎症の数値も0ということだし、気安く大丈夫、とは言えないけど、今の時点では大丈夫なんです。安心していいですよ。」


これを思い出して書いているとまた泣けてしまうほど、本当にお話しできたことはありがたかった。


その後も担当の助産師さんがお喋りしに来てくれて、だいぶ気持ちが落ち着き、

少し搾乳器でおっぱいマッサージをしたあと

眠りにつくことが出来ました。



とにかく、

今は何事もなく無事に手術が終わったことに感謝しかありません。

きっと赤ちゃんたちが、そして安産祈願もいっぱいしてくれた家族や友だち、

みんなが助けてくれていたんだと思います。



この今の幸運に感謝しながら

少しずつ出来ることから自分のペースでやっていこうと思います。




ここまで読んでくださったあなた、
本当にありがとうございました。