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今日は せいじ がお伝えします。
今、北海道の帯広へ来ています。
ゴルフ⛳️がメインの旅行ですが生憎の雨模様です。
いつもは7月に来ていたのですが、コロナの影響でこの時期になりました。2年ぶりの帯広です。
ゲシュタルト仲間の敬志とのゴルフと海の幸とジンギスカンが目的です。
ただ、ゴルフは散々でしたが…
前回も書きましたが、ゲシュタルト療法とは気づきの療法です。ただ、シンプルな気づきによってクライエントが自らの選択力を回復し、自らの意思で生きていくことをセラピストはサポートするだけです。
しかし、多くのゲシュタルト療法家はそのシンプルさを複雑化してしまいます。
1番の原因は、セラピスト側の問題が浮上し、今ここに存在できない状態になることです。
また、セラピストがクライエントの問題を解決しなければならないという幻想に縛られることも原因の一つです。
セラピスト側の問題が浮上してしまうと、クライエントの問題にしっかりと向き合うことができなくなります。セラピストがその問題を避けてしまったり、今ここに存在できなくなるからです。
また、問題を解決しなければならないという囚われは気づきを疎かにしてしまいます。
どうしてもクライエントの問題を解決することにセラピストは執着し、クライエントを自らの意図を持ってクライエントの気づきとは別の方向へと導きます。
この二つのことは、往々にしてありがちであり、ゲシュタルト療法家の多くが陥る罠となります。
この罠に嵌らないために、セラピスト側は多くのクライアント体験をし、自らの問題をクリアにする必要があります。
クリアにするとは、セラピスト側が抱える問題を全て解決するということではなく、クライエントの問題に巻き込まれないような問題の質まで軽くするということです。
そうすることによって、クライエントにしっかりと向き合うことが可能となります。
また、問題を解決しなければならないという幻想は往々にしてゲシュタルト療法における未完了を完了するということを勘違いしているように思われます。
未完了を完了するという主語はクライエントであり、セラピストではないことを忘れてはいけません。
セラピストはクライエントの気づきをただ促すだけの触媒や水先案内人であり、クライエントが自らの意思を持って問題と向き合うサポートをするだけです。
小さな一歩という言葉があります。
大きな変化ではなく、本当に小さな変化が幾つも重なりながら、少しずつクライエントがその問題に対して理解していく。
その気づきにおけるクライアントの小さな変化の一つ一つが、未完了が完了することだと気づくなら、セラピストは問題を解決しなければならないという囚われから解放されるはずです。
そして最も重要なことは、前回も書きましたが、純粋であること、誠実、正直であることです。
私たちの実存はただ、今ここに存在する一人の人間であると言うことです。
私たちは機械ではなく、セラピストでもありません。
生身の人間であり、生身の人間であれば、間違うことも、失敗することも、悲しんだり、喜んだり、涙することもあります。
セラピーをする時、このことが一番大切であり、その場に一番影響を与えます。
セラピストが仮面を被るなら、クライアントも仮面を被るでしょう。
セラピストが誠実で正直なら、クライエントも正直な心の内を曝け出せるでしょう。
このことはセラピーに限らず、他者や社会と関わる上でも自分自身に正直であることが求められます。
安心で安全な場所でしか、人は本当の自分を曝け出し、見つめることはできません。
ゲシュタルト療法家はゲシュタルト療法とは何か?という正しい理解と態度を手にすることでその質が高まります。
それも小さな一歩として…振り返ればいつの間にか成長していたということなのだと…
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