2008年最後の開廊日
明日12月27日(土)は、2008年ギャラリートリニティー最後の開廊日です。
2008年10月4日にオープンし、早いものでほぼ3ヶ月があっという間に過ぎました。
その間、所属作家12名をアンブリーチド展と銘うって紹介してきました。(今はもう少し作家さんは増えてます)
そして明日でアンブリーチド展Vol4は終了し、新たな形で2009年に突入します。
ギャラリートリニティは、アートマテリアル(絵具や筆)を扱うバニーコルアートの新規事業創出の一環として2008年1月にプロジェクトチームを発足させました。
チームの中心メンバーは8名、みんな通常業務を抱えた上でプロジェクトワークに取組み、準備期間10ヶ月で
ギャラリーオープンにまでこぎ着けました。
時には夜中まで議論をし、宿題を持ち帰ってはまた議論し、コンセプトをかため、業務をかため、開廊しました。
ただ我々の思いは、1人でも多くの作家を世に送り出したい、1人でも多くの人にアート作品の楽しさを伝えたい。
この一点でした。
***** ギャラリートリニティのコンセプト *****
絵を描ける人が、絵を描いて、人生を絵で創造する
絵を描けない人が、絵を購入して、人生を絵で豊かにする
人生を彩る絵との巡り合い、そんな出会い溢れる世界を創りたい
プロジェクトチームは、一旦解散し今は運営スタッフの中心として みな頑張っています。
まだまだギャラリーとしては幼いし、やらなくてはならない事は山積みだし、目指すべき姿とのギャップも大きい。 2009年も全力で頑張ります。
今日のブログは、今まであまり触れてこなかったスタッフについて書いてみました。
おかもと かおりさんの作品
アンブリーチド展で展示している、おかもと かおりさん の作品を紹介します。
作品は、日常生活にあたりまえのように存在しているけれど、決して主人公とはなりずらいもの
言われなければ意識的には捉えないものを主体としています。
そして、おかもとさんの世界をより印象的にしているのが、深いブルーです。
なんにも音が聞こえないような静けさを感じさせるブルーです。
作品を展示しているギャラリーの様子です。
タイトル【 happiness 】
深いブルーの中に佇むベンチが印象的な作品です。
ここに、どんな人が座ってどんなことを考えていたのだろうか と思いにふけります。
作品を掛けると、深く落ち着いた空間になるのでお勧めです。
【おかもと かおりさんのコメント】
私は歴史が好きです。
一般的な日本の歴史や、「人に歴史あり」という歴史、色々です。
ありきたりな自分の歴史についても客観的に探ってみたりします。
例えば、昔住んでいた実家の窓から見える夜の眺めは、
私の中ではとても色濃いものとして残っています。
月明かりがうっすらと道を照らす、何もない海のような風景でした。
おそらく原点の一つは昔見たその風景にあるのだと思います。
作品には一瞬ではなく、幅広い時間を感じられるように意識して描いています。
その人それぞれの歴史を感じて観て頂けたらと思います。
佐貫巧 さんの作品
今日は、アンブリーチド展 Vol4に展示している佐貫巧さん の作品を紹介します。
佐貫さんは、彼独特の淡い綺麗な水色を使ってモチーフを浮かびあがらせます。
彼はこのの水色を、パウダーブルーと言っていますが、なんとも言えない やわらかさが作品を包みます。
タイトル 【Peace】
モチーフは粘土だそうです。 様々な形の粘土を、異なる角度から捉えることで、作品のインスピレーションが
沸くのだと思います。観る人にとっては、浮かび上がったモチーフが一体何なのか、凝視してしまいます。
作品自体は、すごく丁寧に描かれていて、近づいて細部を見ていくと作者の仕事の細かさがわかります。
「いい仕事してます。」
タイトル 【berry】
家に持って来て、テーブルイーゼルに掛けて、置いてみました。
壁に掛けるよりも作品を身近に感じられてお勧めです!!
【佐貫巧さんのコメント】
「かたち」というものに強く思いをよせている。おもしろい形や変わった形、
心地よい形などインスピレーションを感じるものは自然の中にあり、
例えば積乱雲や腐った木、空を飛ぶ鳥など様々なものが頭の中で蓄積されていく。
意識していなければ日々の生活では通りすぎていってしまうものたち、
その場所、その瞬間でしか見ることの出来なかった情景などを粘土でスケッチすることで、
この世に二つとない物体が出来上がる。
その造形物は、自分にとってもっとも身近な存在となり、絵のモチーフとなる。




