10年ほど前に、会社で理不尽で、醜い争いに巻き込まれた時に、非常に参考になった本である。


古今東西のの賢人や愚か者の事例から、世の中の裏側や人間の汚さ、権謀術数などを学び、心の安定を得ることができた。


また、孫子や「戦争論」のクラウセビィッツ、ビスマルクやナポレオン、千利休などが登場し、ローマ時代や三国志、スペインの南米征服といった歴史も勉強になった。

その中で、ルネサンス期の外交官であったマキャベリはその著書『君主論』の言葉を紹介している。


「つねに善人であろうとする者は、善人でない多くの人々の中で破滅せざるをえない。」

では、善人でない人をどう見分ければよいのかという処方箋も記してある。


「相手がどう思っているか、どう言っているかではなく、相手が実際に取った行動の結果で判断せよ。」

示唆に富むアドバイスであり、実際に役に立っている。

ロバート・グリーン&ユースト・エルファーズ著

『権力に翻弄されないための48の法則 上巻・下巻』

月に1回、「講師のための自主トレ」と称した勉強会に参加している。


そこで、チームビルディングに関するテーマでダイアログをし、新しい観点を教えてもらった。


これまで自分が取り組んできたチームビルディングは、もうすでに編成されたチームのパフォーマンスをどう上げていくかという開発論であったり、その具体的な手法であった。


これまでいろんな会社に導入し大きな成果を上げてきており、理論や手法に対する確信をそれなりに持っていた。


しかし、ダイアログの中で、メンバーのキャラクターや心理特性を診断して、最適なチーム編成をしてしまうというアプローチを知った。


アメリカの海兵隊は、この手法を取り入れて、兵隊のチームを組み、成果を題しているという。


最適なキャラクターを組み合わせてチームを編成してしまえば、パフォーマンスの悪いチームと悪戦苦闘する私のようなファシリテーターは必要なくなかも知れないと思った。


さらに、男性性・女性性という観点からチームワークを捉えるというコンセプトが出てきた。


大方の企業では、男性の論理で運営がなされており、女性の感性や柔軟な考え方や発想が取り込めておらず、パフォーマンスに限界があるという。


男性の中にも、男性性と女性性が存在しているし、女性の中にも男性性と女性性が存在している。


女性の場合は、自分の中の男性性も割とうまく使いこなすのに対して、男性は女性性を使いきれておらず、バランスが悪く、精神的な強さも女性に比べて弱いという。


つまり、男性だけのチームでも、女性性を発揮できるような環境づくりやトレーニングができると、チームも強くなり、パフォーマンスがあがる可能性があるということだ。


これまでの自分のチームビルディングに関する解釈や位置付け、捉え方が大きく揺さぶられた。


これを機に、違ったアプローチでのチームビルディングを研究したい。

本日、半年に渡るアクションラーニングのプロジェクトが終了した。


今回は、半年間で導入研修から、セッション2回、まとめ研修という計4日間のミニマムなプログラム・デザインで望んだが、予想以上に大きな成果を得ることができた。


参加者のモチベーションやコミットメント、取り組みの真摯さは、セッション回数には関係ないということである。

参加者が自主的に始めたミーティング「13人会」は、毎月欠かさず開催され、本社に対しても改善提案を行い、マネージャーの作業時間の大幅な短縮や共通の分析データが簡単に閲覧できるようになったという。


また、ネットワーク上での販促資料の共有がなされ、同じような資料を複数のマネージャーが作成する、というムダもなくなった。

こちらが指示するまでもなく、当然のように本プログラム終了後も「13人会」を継続することになったことが、素晴らしい。

私がいなくても機能するチームを作るという目的は達成できたと思う。これからもいろんな課題をテーマに話し合って、会社を良くしていってほしい。


少し寂しいが、今後の皆さんの変化と成長、成果を願いつつ教室を後にする。

半年間、受講していただいた皆様と後ろから支えてくださった事務局の担当の方に感謝したい。


本当にありがとうございました。


受講者の声(抜粋):


「あっという間の半年だった。今まで受けた研修の中で一番面白かった。」


「13人会という素晴らしい財産を手に入れることができた。」


「部下の成長を見るのがこんなに楽しいことだとは思わなかった。」


「自ら考える場を与えてもらった。」


「これまでチームワークという言葉は嫌いだった。単なる仲良しみたいに感じていたが、今回の研修でチームワークに対する考えが変わった。チームワークを人材育成とリンクして考えるべきだと思った。」


「マネージャーになってまだ2年目で、どうマネジメントしていくかは、“暗中模索”、“五里霧中”という感じだったが、本プログラムで、ベテランマネージャーのやり方を学ぶことができたし、ベテランマネージャーも自分と同じような悩みを抱えているということを知って、不安が取り除かれた。」


「13人会で、忌たんのない話ができ、お互いの理解が進んだ。」


☆これまでの軌跡☆


428日 導入研修

http://ameblo.jp/g-solution/archive3-200904.html#main

619日 第1回セッション

http://ameblo.jp/g-solution/archive6-200906.html#main