引きこもり

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連休中に京都の実家に帰省していた。


母親から近所の噂話を聞くに、同じ町内で私と同年代で何年も引きこもっている人がなんと3人もいるという。


3人とも同じ小学校や中学校に通っていて、当時のことは知っているが、3人とも20年以上会っていない奴らだが・・・。


先日、「パラサイト中年」という報道がなされていたが、彼らの近所での振る舞いを聞き、さらにこの先親が死んだ後の彼らのことを考えると、何か暗澹たる気持ちになる。


自分が心理学を研究しているからといっても、カウンセリングができるからといっても、彼らに何もしてあげられることはない。


無力感が漂うが、できることは彼らの明るい未来を願うことくらいか。


でも、周りの心配をよそに案外本人は幸せだったりして・・・。

今年の新人研修も無事終了!


今年はどこの組織も優秀な新人が多かった。


日本生産性本部によると今年の新入社員の特徴は、厳しい就職戦線を生き抜いてきた「奇跡の一本松」型だというが、まさにその通りだと思った。


説教をしようと待ち構えていたのに、説教をする場面がなく、肩すかしをくらったような感じがする。


とにかく、失敗を恐れずにいろんなことに挑戦していってほしい。半年後、9か月後にフォロー研修が予定されいるので、成長した彼らに会うのが今から楽しみである。

水曜日の夕方、営業を終えて会社に戻りメールをチェックすると、研修会社の担当者Aから研修の備品送付の依頼メールが入っていた。


「月曜日の広島の研修の備品は、金曜日の午前着で現地に送ってください。」


とのこと。


こっちは、金曜日午後に到着すればいいと思っていたので、少しあわてる。


ヤマト運輸のHPで調べてみると、東京から広島に金曜日の午前着は、水曜日中に発送しないと間に合わないとなっている。


時計を見るとすでに午後5時をまわっている。うちの会社のヤマト運輸の集荷は午後4時半で、すでに集荷は終わっている。


担当者Aは、そういうことも調べずにメールを送ってきているに違いない。


今日中に発送しようとすれば、これからヤマトの営業所まで直接荷物を持ち込まなければならない。


「あ~あ、面倒くさいな・・・。しかし、なんでこんな直前にメールを送ってくるんだ!?」


と思いながら、備品の荷造りを済ませ、伝票を書こうとして、はたと気づく。


「現地ってどこだ???」


メールには、「現地」の住所が書いていない。


「この野郎!気配りのないメールを送りやがって!」


担当者Aは、自分が出したメールで相手がどういうアクションを取るかというシミュレーションが全くできていない。荷物を発送してくれとメールを出したなら、相手は当然伝票に住所を書くわけで、メールに住所を書いておくのが気配りというものだ。


「あ~あ、面倒くさいなっ!」


と思いながら、住所を聞くために担当者Mの携帯に電話をする。


留守番電話。


現地の住所を教えてくれと伝言を残す。


待てど暮らせどコールバックがないので、最近の彼のメールをすべてチェック。


だが「現地」の住所はどこにも書いていない。


念のため、同じ会社の企画担当のメールをチェックして、やっと住所を発見!しかし、しかしである。そこには住所が記載されていたが、よく見ると、「研修会場の住所」と「顧客の担当者の住所」どちらも併記されている・・・・。


「現地って、どっちなんだ~!!!?」


今度は、企画担当に電話。


「備品は、どちらの住所に送ればいいのですか?」


「はあ、わかりません。」


(この野郎!まぬけな回答をしやがって、こちとら伝票に住所を書くだけで、どれだけ無駄な時間を使っていると思っているんだ!)


もう一度、担当者Aの携帯にTEL。


またしても、留守番電話。


早く荷物を出さないと次の予定に間に合わない。


らちが明かないので、「研修会場の住所」を伝票に書いて、荷物とともにタクシーに乗り込んだ。


ヤマトの営業所まで徒歩で往復30分。そんなことをしていたら、次の予定に遅れるし、そんなくだらないことに時間を使いたくない。


往復1470円なり。


「あ~あ、このタクシー代は誰が払ってくれるんだ・・・・。」


会社に戻ってきたところで、担当者Aからやっと電話があった。


「何度も電話したけれども、出なかったから研修会場に送っときましたからね。」


すると、


「三宅先生~、困ります~!!担当者の住所に送ってもらわないと~!!今から荷物を止めてください!」


だって。


(そんなこと、知るか!お前がギリギリにメールを送ってきて、しかも「現地」の住所を書いてないから悪いんだっ!!!)


まだ多少の時間の余裕はあったが、またタクシーで往復するのもバカらしい。


「これから次のアポがありますから、無理です。営業所の電話番号と伝票番号を伝えますから、そちらで対処してください。」と冷静に言い放った。


その夜10時過ぎに担当者Aから電話があった。


「三宅先生、やりましたぜ。荷物止めましたぜっ!」


と、さも手柄を立てたという口調でのたまわった。


電話口の向こうの担当者Mのドヤ顔を想像すると、腹が立つやら、あきれるやら。


自分の配慮の足りないメールのおかげで、相手に無駄な時間と労力とお金を使わせておきながら、何を自分がヒーローみたいなことを言ってるんだか・・・。


結局荷物は佐川急便で金曜日午前着で送り直したそうな。もう、どうでもいいけど。


ああ、懲りない面々。


この話は、「気配りの重要性」や「シミュレーション能力」のケーススタディとして研修で使わせてもらっている。


ああ、懲りない面々 その1