10年ほど前に、会社で理不尽で、醜い争いに巻き込まれた時に、非常に参考になった本である。


古今東西のの賢人や愚か者の事例から、世の中の裏側や人間の汚さ、権謀術数などを学び、心の安定を得ることができた。


また、孫子や「戦争論」のクラウセビィッツ、ビスマルクやナポレオン、千利休などが登場し、ローマ時代や三国志、スペインの南米征服といった歴史も勉強になった。

その中で、ルネサンス期の外交官であったマキャベリはその著書『君主論』の言葉を紹介している。


「つねに善人であろうとする者は、善人でない多くの人々の中で破滅せざるをえない。」

では、善人でない人をどう見分ければよいのかという処方箋も記してある。


「相手がどう思っているか、どう言っているかではなく、相手が実際に取った行動の結果で判断せよ。」

示唆に富むアドバイスであり、実際に役に立っている。

ロバート・グリーン&ユースト・エルファーズ著

『権力に翻弄されないための48の法則 上巻・下巻』