こんにちは。行政書士もできる往年の映画ファンgonzalezです。
訪問ありがとうございます。
すっかりはまってしまった『アシガール』。若年層向けの楽しいドラマだ。
ヒロインは紹介済みの黒島結菜。そのお相手、羽木家の若殿さまに扮するは旬の俳優・健太郎。
黒島とのW主演である。
実はgonzalez、この手の芸名が大嫌いなのである。
優香、乙葉、夏帆、夏菜、菜々緒、サエコ、ミムラ・・・等々。何故か女優に多い。
それが男優にまで波及してきたのか。
だが、名前が気になってしようがないだけで、本人たちを嫌っているわけじゃあない。夏帆なんかは演技者として素晴らしき才を備えた役者としてリスペクトしているし。
で、健太郎。なんだかケンタウロスみたいな響きを感ずる。狙ったのか。わきゃないか。
昨年のドラマ『仰げば尊し』で見かけたなあ。と思ったらあれよと言ふ間にあちこちで起用されているではないか。まさに売り出し中の若手俳優だ。
『仰げば~』ではメインキャストではないもののそれなりの役が割り当てられていた。
『ひよっこ』の泉澤祐希らにはめられて喫煙の疑いをかけられるというエピソードがあった。
自分としては泉澤のチョイ悪ぶりが印象深く、二人ワンセットで記憶に残ることになった。
その後、映画『チア☆ダン』(‘16)『サクラダリセット 前/後篇』(‘17)と立て続けに出演。
前者では印象的な脇役をこなし、後者ではメインキャラに近い存在となっていた。確実にステップアップしているさまがうかがえる。
→『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』ってタイトル長くね?
*告って玉砕『チア☆ダン』* *『サクラダリセット』 デカイね*
そして小品ながらも主役を務めることとなった『アシガール』である。
『チア☆~』も『サクラダ~』も『仰げば~』も高校生役だったが、この度は時代劇の装束と現代劇の洋装を着こなす若殿である。もちろん言葉づかいも時代劇バージョンだし。
今後大河ドラマでも活躍してもおかしくないだろうと思わせる。
その要因はといふと、あの目元にある。しゅっとして涼やかな目元。そして上品な顔立ち。
若殿のみならず現代劇でも良家の坊ちゃんなどが似合いそうだ。
しかも殿さまらしく堂々としており自信に満ち威厳さへ帯びているではないか。
今までの控えめなイメージとは大違い。やはり俳優って凄いね。
それに乗馬もこなしているじゃないか。吹き替え部分はあるだろうが、基本的に馬上には本人が認められる。
馬に乗る。これも俳優のスキルとして重要なポイントを占めるだろう。役柄の幅が広がるので起用されやすいと思う。今後の活躍が期待できそうだ。
さて、その若殿が訳あって現代にタイムトリップしてくる。結菜嬢と逆パターン。
時代の違いがそのまま周囲の人間と本人の言葉づかい所作動作のギャップに変じる。ちょっとしたトラブルや勘違いを誘発する。それが笑いの導火線となる。これだから“タイムスリップ”ものは堪らない。
自分はかねてより“タイムスリップ”ものと“他人との入れ替わり”は、素材自体が面白い。といふ持論を控えめにだがちょいちょい主張してきた。
賛同してもらえると思うし、そんなことはなっから分かってたし。と仰る方々もおられるだろう。
→『あやしい彼女』は多部美華子
本作の結菜嬢はその両方を体現。時間のズレ。性差のズレ。これは二度おいしいと言わざるを得ない。しかも若武者までもが現代に。あ、すぐに帰りますけどね。
ところで、時間を超えた恋愛は成就し難い。といふのは知れたこと。どんな結末を迎えるのか今から不安になるもののそこは青春の一頁。爽やかに終えるのだろう。
それに、恐らくは結菜嬢が関わって作られた歴史が明らかになるかも知れない期待感もある。
覚えやすいが嫌いな芸名健太郎。ケンタウロス。覚えたからには出世して欲しいと思う。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。
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