今月は先月に引き続き富士山後編です。※49年前のエピソードです

 

 高山病にかかった友人は3時間ほどの休憩で徐々に回復し、避難小屋を出てゆっくり登り始めて山頂到達時にはそれこそ絶好調となり、予定にはなかった御鉢めぐりも回ることになりました。

 

 3,775m日本最高地の剣が峰、山頂なのに湧き出ている銀名水、そして富士山信仰の奥宮などを急ぎ足で回り下山となりました。

 

  昨今、落石にて何度も通行止めになっている須走り下山ルートを行こうとなり、火山砂利が登山靴に入らないようにスパッツを巻き、走りながら滑りながら一気に下山しました。

 

 雪山をスキーで滑り落ちるような爽快感を今も思い出します。

 

 インバウンドの旅行客が富士山を見なければ日本に来た甲斐がない、と言わしめる世界遺産にも登録された富士山。

 

 これから迎える登山シーズンにチャレンジして下さい。

 春の到来を感じさせてくれる、たけのこ。竹の地下茎から出てくる若い芽をたけのこと呼びます。

 

 たけのこにも様々な種類があり、日本では柔らかくうま味が多いとされる孟宗竹(もうそうちく)が代表的です。

 

 たけのこは食物繊維が多く含まれており、整腸作用や血糖値上昇の抑制、血中コレステロールの濃度を下げる効果が期待できます。キャベツやレタスなどの野菜と比べても食物繊維の量は2倍近いそうなので、食べすぎには注意してください。

 

 主な生産地は福岡県、鹿児島県、熊本県と九州や西日本で多く収穫されています。

 

 千葉県の大多喜町ではたけのこ狩りも体験できます。ぜひ新鮮なたけのこを味わっていただきたいです。

 また、「たけのこ」というお店では『たけのこ御膳(4,000円税込)』というたけのこフルコースもいただけます。

 

 たけのこはのアク抜きには1時間茹でて、冷まして・・・とひと手間かかりますが、ご飯にも、お味噌汁にも、おかずにも、大活躍です。

 

 私は、山形県庄内地方の郷土料理で酒粕を使ったたけのこのお味噌汁、「孟宗汁」が大好きです。

 

 みなさんはどんな食材で春を感じますか?

 こんにちは。今回は、泉質別効能と主な温泉地を取り上げたいと思います。

 

①単純温泉・・・神経痛、筋肉痛、五十肩等/鬼怒川、川治、磐梯熱海、宝川、水上等。

 

②塩化物泉・・・切り傷、火傷、慢性婦人病等/熱海、五浦、塩原、磯部、岩室等。

 

③炭酸水素塩泉・・・皮膚病、切り傷、飲用では糖尿、痛風にも/日中、伊香保、赤城、赤倉等。

 

④硫酸温泉・・・動脈硬化、皮膚病等。飲用では便秘にも/東山、裏磐梯、法師、四万等。

 

 あとは、二酸化炭素泉や含鉄泉等ありますが、次回に取り上げたいと思います。 

 今月は49年前に登った富士山でのエピソードです。

 

 日本一の高さを誇る富士山ですが、登山を始めた頃は登った事もないのに小ばかにしていました。

 

 当時も登山期間は7月から9月中旬で終了でしたが、大丈夫だろうと9月末に友人と2人夜行日帰りで吉田口より登り始めました。

 つづら折りのダラダラした道は登山客もほとんどなく軽快に(調子に乗って)競争しながら登っていきました。

 

 8合目手前で不調に気付きふと後方を歩いている友人を見たらフラフラ状態。当たり前ですが二人とも高山病になり特に友人は呼吸困難、頭痛、めまい、熱で歩行不能となりダウン。

 天候も悪化して小雪が舞ってくるなか、途方に暮れていたところ大学生らしき登山者が「もう少し登ると8合目避難小屋があるよ」と声をかけてくれ同行してくれました。

 

 大げさに言えば肩を貸してくれたこの大学生が登ってこなかったら一命に係わっていたかもしれません。

 

(次号続く)

 和食には欠かせない味噌汁。味噌の歴史は古く、約1200年前に中国の醤(ひしお)を元に日本で工夫され食べられるようになったと言われています。

 

 味噌に含まれる栄養素には、体内の酸化を防止する作用、老化防止、胃がん予防、便秘改善、が期待されていると言われています。

 

 大豆が主な原料となるため、植物性タンパク質も多く含まれています。

 

 また、味噌は米味噌、麦味噌、豆味噌の3種類に大きく分けられます。

 

 現在、国内で生産されている8割が米味噌で、麦味噌は中国・四国・九州地方が中心、豆味噌は中京地方を中心に生産されています。

 

 長野県諏訪市にある信州味噌をつくる「タケヤみそ」は平日の工場見学の他に、「タケヤみそ会館」で『豚汁』や濃厚な『ごまみそソフトクリーム』 を味わえます。

 ここでしか買えないオリジナル商品も販売しているので、諏訪方面にお越しの方にぜひお立ち寄りいただきたい施設です。

 

タケヤみそ

 

 

 こんにちは。今回は、アルカリ性と酸性について触れたいと思います。

 

 アルカリ性・酸性はpH値にで表記され、数値が高いほどアルカリ性、低いほど酸性になります。

 

強アルカリ性pH10以上

アルカリ性8.5以上

弱アルカリ性7.5~8.5未満

中性6~7.5未満

弱酸性3~6未満

酸性2~3未満

強酸性2未満

 

 アルカリ性が高いと皮脂を溶かし角質層を軟化します。

 強アルカリ性で有名な温泉が、観音温泉(静岡県)、西山温泉(山梨県)です。

 

 酸性は、古い肌を剥し新しい肌に刺激を与えます。

 例えば水虫等は酸性泉において非常に効能があります。

 強酸性で有名なのが、玉川温泉(秋田県)、酸ケ湯温泉(青森県)、那須鹿の湯(栃木県)、草津温泉(群馬県)等です。

 

 前号に引き続き八ヶ岳を書かせて頂きます。

 

 どの山でも同じですが、山頂に立つまでの登りは疲れるものです。

 

 八ヶ岳には

「富士山と背比べをして勝利したものの、富士山に蹴り飛ばされて八つの峰になった」

という神話があるほど、八ヶ岳縦走は山頂に立った時の爽快感が幾重にも連なり、何回も感動したことを今でも昨日のように鮮明に思い出されます。

 

 これからの初夏から初秋は絶好のシーズンなので老若男女問わず行ってほしい山岳です。ただし装備、天候チェックは万全にお願いします。

 私の好きな冬の味覚トップ3に入るのが“牡蠣”です。

 

 牡蠣は身が乳白色で牛乳のように多くの栄養素を含んでいることから、別名「海のミルク」と言われています。

 

 特に、人が体内で作ることができない必須アミノ酸が全て含まれていて、疲労回復・美肌・抜け毛に効く亜鉛の含有量はトップクラスの食品です。他にも、貧血予防の鉄分、肝臓の働きを活発にさせるタウリン、血液をつくるビタミンB12なども多く含まれます。

 

 主に冬が旬の真牡蠣は、春から夏の産卵期に向けて栄養を蓄えるために旨味が凝縮され濃厚クリーミーな味わいです。ほとんどは養殖で、収穫量圧倒的第1位は広島県です。

 

 夏が旬の岩牡蠣は、殻も身も分厚くボリュームたっぷりジューシーです。岩牡蠣のほとんどは天然で、海女さんが潜って採るため市場にも中々出回りません。

 

私は旅先で生牡蠣があると必ず食べるのですが、3年前の夏に青森県八戸市の八食センター内にある「岩正」で食べた『ぷりぷり牡蠣』は濃厚ジューシーで忘れられないほど美味しかったです。

 

 全国各地で大きさや味わいが違ってくるので食べ比べてみるのもおすすめです。

 こんにちは。相変わらず、世の中旅行自粛モードではあります中、いかがお過ごしでしょうか。

 

今回は、入浴法の効果をご紹介していきたいと思います。

 

①全身浴・・・ストレス解消、ダイエット効果、むくみ改善。

 

②半身浴・・・心臓への負担軽減、むくみ改善。

 

③寝湯・・・リラックス効果、心臓への負担軽減。

 

④浮遊浴・・・温泉では心臓への負担もなく薬理効果で理想的。

 

⑤分割浴・・・反復浴とも。地方の共同浴場で見られる。薬理効果。

 

 是非コロナが落ち着き、温泉地へ行けたら、実践してみて下さい。