私の好きな冬の味覚トップ3に入るのが“牡蠣”です。
牡蠣は身が乳白色で牛乳のように多くの栄養素を含んでいることから、別名「海のミルク」と言われています。
特に、人が体内で作ることができない必須アミノ酸が全て含まれていて、疲労回復・美肌・抜け毛に効く亜鉛の含有量はトップクラスの食品です。他にも、貧血予防の鉄分、肝臓の働きを活発にさせるタウリン、血液をつくるビタミンB12なども多く含まれます。
主に冬が旬の真牡蠣は、春から夏の産卵期に向けて栄養を蓄えるために旨味が凝縮され濃厚クリーミーな味わいです。ほとんどは養殖で、収穫量圧倒的第1位は広島県です。
夏が旬の岩牡蠣は、殻も身も分厚くボリュームたっぷりジューシーです。岩牡蠣のほとんどは天然で、海女さんが潜って採るため市場にも中々出回りません。
私は旅先で生牡蠣があると必ず食べるのですが、3年前の夏に青森県八戸市の八食センター内にある「岩正」で食べた『ぷりぷり牡蠣』は濃厚ジューシーで忘れられないほど美味しかったです。
全国各地で大きさや味わいが違ってくるので食べ比べてみるのもおすすめです。

