今回は前回の損切り位置を踏まえて、誰にでも出来る鉄板手法についてご紹介します。

これを実践出来るようになると典型的なトレンドフォローが出来るようになると思います。

 

①大きなNを見つけます。(大きなトレンドを見つけます)

②Nの右下に出来るだけ引き付けてエントリーします。(引き付けるほどリスクリワードが良くなります)

③損切り位置はNの右下のちょっと下。利確位置は、Nの長さ分。(N計算値) ※エントリー位置ではなく最終的に反転したところから

利益がある程度出てきたら損切り位置は建値に持ってきたり、必要に応じて上げていく(トレール)

 

図で表すとこうなります。

 

②はどこで反転するかは誰にもわかりませんが、リスクリワードが良くなるためには、

50%押し以上引き付けると、リスクリワードが絶対に1:2以上になるので、それをおすすめします。

フィボナッチの61.8%とか76.4%とか88.6%押しのあたりまで引きつけるとリスクリワードはさらに良いです。

十分に押しが入らず上昇してしまった場合は素直に諦めて下さい。

④の損切り位置をあげていくのは、ある程度はっきりした節目が出来る度に、その節目の下にあげていくようにして下さい。あまり早く上げすぎると引っかかったあとに、あがってしまうので注意して下さい。

 

 

これを守ってエントリーを繰り返していけばチャート分析なんて細かく出来なくても十分にトータルで勝てるようになってくると思います。(毎回は勝てませんよ)

初めのうちは、ピンポイントでの反転位置なんて探す必要はないです。

それとNを見つけるときはなるべく大きなNを見つけて下さい。

小さなNは大きなNの逆方向で実はトレンドに逆らっていたりすると、損切りに当然かかりやすくなります。

 

この手法の重要なポイントをおさらいします。

・大きなトレンドNを見つけてトレンド方向へエントリー(小さなNの場合は大きなNの方向になっているか要注意)

・50%以上引き付けてリスクリワードを最低でも1:2以上にする

・浅い押しで反転した場合は素直に見送る

・損切り位置と利確位置は機械的に決定されます。(必ず守ってください)

損切り位置ははっきりとした節目が出来るまではあげない。

 
下降トレンドの場合は逆に考えればもちろんOKです。
ぜひ実践してみてください。
 
これが出来るようになってから、もっと細かく反転位置を探るチャート分析を学んでいけば良いと個人的には思っています。
もしこれを続けても勝てない場合はN の見つけ方であるダウ理論が根本的に理解出来ていないということになるのでダウ理論をきちんと理解してみて下さい。