みんな
イマジネーションが大切だ、と言葉では知りつつ…
それが本当に必要なのは、クリエティブな仕事をしている人だけだろう、と。
どこかでそう思っています。
想像は、あくまでも目に見えない世界であって…
目に見える現実とは別ものだから。
どんなに想像を膨らましても
私たちは、カタチある現実の中に生きているのであって
カタチを成すことがなければ、
なんの意味もないのだから、と。
どこかでそう思っています。
カタチを成すこと。
果たして、そこに、人生はあるのでしょうか？
人生の価値は、どこにあるのでしょうか？
カタチのある世界？
カタチのない世界？
これは、人生にとって価値ある「想像」の話。
先日まで、福岡から祥子ちゃんがこの場所に来ていて…こんなことを言ったのだそう。
「はじめて、蒼穹の想いにきた時、ディズニーランドみたいだと思った！」
これを聞いて、多くの人は
「へえ〜、私はそんなふうに思わなかったなあ」と、思うのだろうけれど…
それでも、だいたいの人が
「この人は私と違うんだな」と、思うだけで…
それ以上、このセリフを考えることがありません。
なぜ、こんな話をするのかと言うと、私自身もそうだったから。
「ディズニーランドみたい」と言った人がいれば、そのセリフを情報としてインプットしたただけで。それ以上、その人を考えるということをしたことがなかったから。
けれども、人生にとって価値あるもの。
それを知りたければ、この先を想像するほかありません。
祥子ちゃんの「ディズニーランドみたい」というセリフから、私はこんな想像をしました。
まず、私が昔ディズニーランドに行った時はどう思ったかな？と。
たしか、閉園時間が近づいてくるにつれ、悲しくなっていました。
やだよー、帰りたくないよー、まだこの世界にいたいよーって、思っていました。
家に帰ったら現実に戻っちゃうし、明日は学校だし。
ずっと身を浸していたい、夢の世界のようにディズニーランドを思っていました。
もしかすると、祥子ちゃんは、蒼穹にきてそんなふうに感じていたのかもしれません。
じゃあ、祥子ちゃんは、蒼穹のどこをそんなふうに感じたんだろう？
もしかしたら、「人」にそんなふうに感じたんじゃないかな？
蒼穹に関わる人たちに。
祥子ちゃんには、幼いときから、感じたいおとぎ話の世界のようなものがあって。でも、それは、現実の生活では感じられないから諦めている世界で、夢の世界だとずっと感じていて。
だけど、蒼穹にきてはじめて「実際にそんな世界があった」と思ったのかもしれません。
祥子ちゃんの心の中で、大切にしてきた世界。
でも忘れそうになっていた世界。
その世界だけにいた人たちが、蒼穹にきたら、実際にいた！って。
そう思ったのかもしれません。
…そういう想像。
この想像は、
祥子ちゃんのセリフから、あくまで、私が想像したもの。
全部が「かもしれないな」だし、
もちろん、祥子ちゃんが、そう言ったわけでもない。
つまり、正解がまったくない世界なのです。
けれども、この想像から
私の中に、祥子ちゃんという人のイメージが膨らんでいきます。
それは
祥子ちゃんが、実際に感じているかもしれない、心の世界のイメージ。
こうやって、想像をしていくことの中に
本当のその人を知ろうとすることがあり、
リアルに
その人を感じるということもあるのです。
カタチのない世界。
そこに、ほんとうのことは、あります。
それぞれの人に、心で感じる世界があり、
そこに、その人生が観じるだろう世界もあります。
感じることは無意味ではありません。
カタチがないからといって無価値でもありません。
感じたい、心の世界。
人生はあなたの感じたい世界を必ず観せてくれるはずです。
リアルに、かならず。
目に見えない、ほんとうの世界。
その世界に、人生の価値もあります。
今日の先輩のブログ。ここに関わる人たちの笑顔がたくさん♪
祥子ちゃんが持ってきてくれたカラフルな多肉植物。
先輩が寄せ植えをしてくれました。
いろんな子がいて、かわいいです。
ランチは、魚介のトマトチーズパスタ。
晩御飯、フライ祭り！
そら：山本博さんが主催する「本質的な叡智のバトン」については、そらさんのメールアドレスまで。
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