②「本質的な叡智のバトン」:グループセッションに臨むために | ふわり、言の葉|鵜飼秋子

ふわり、言の葉|鵜飼秋子

言葉が、ふわり、想いとなって届きますように。
本質的な叡智のバトンに参加しながら、人という存在のこと、そこに流れる人生のことを綴っています。あなたの人生を選択する道しるべとなることを願って。

 

 

「本質的な叡智のバトン」にはじめてご参加される方に向けて贈るシリーズ、第2回。

今回は、「複数人参加するグループセッションとは」について。

 

第1回の記事もあわせて読んでいただけたらと思う。

①「本質的な叡智のバトン」:はじめて参加するまでのこと|ふわり、言の葉
https://ameblo.jp/fuwarikotonoha/entry-12601278716.html

 

 

 

バトンは形式としてはグループセッションである。

なので、参加している方は、あなた以外にもいる。

もしかすると、グループと言われると、それだけで、尻込みしてしまう方もいらっしゃるかもしれない。

 

「沢山人がいると、喋れなくなる」

「悩みを人に聞かれたくない」

 

そんな風に思うかもしれない。

その心配から、少しほぐしてみたい。

 

 

まず、バトンで、あなたは、無理に喋らなくても大丈夫だ。

 

ほとんど、何も語らずにその場にいて、他の人とそらさんが対話しているのを聞いているだけでも充分意味はある。そらさんは、その場に居る人について、その人が喋ろうが喋るまいが、存在を無視したりすることは絶対にない。だから、別の人と対話しているようにみえても、黙ってそこに居る人の心にもきちんとひっかかるように、言葉をその場に繰り出す。

 

実際に、バトンの場に居ながら、毛布を被って寝る人もいるし、具合が悪くなったりすれば、途中で退出してもOKだし、何度も参加している人ですら何も対話しないことはよくある。

先日開催されていた、東京バトンでは、私も何度か毛布を被ってその場に寝っ転がっていた。

 

とにかく、そのような場に自分で申し込んだのだから、「頑張って何か喋らなくては!」と、そのような気概は要らない。

 

 

そして、あなたがもし悩みを抱えているのなら、「人前でそんなことを話すのは・・ちょっと・・」と思うのは当然のことだ。そもそも、私たちは、本気で悩んでいることを、他人に話すということに全然慣れていない。

 

ただ、知っておいて欲しいのは、バトンでは悩みを吐き出さなくてよいということ。

そらさんがブログで「問題に向き合わずに」というフレーズを書くことがあるのだが、バトンの場では、たとえ、あなたが無理をして悩みを吐き出したとしても、その悩み自体に向き合うように促すようなことはしない。

 

私たちは、何か「問題」が起こったときに、問題はきちんと対処しなければ解決しないと考えて、そこに向き合おうとする。

ただ、参加するときは、もちろん問題は問題として抱えていてもいいのだが、そもそも、それを「問題だ」と捉えてしまう思考の制限を、そらさんはバトンの場で外していく。思考の制限とは、その人が持っている、いわゆる思考グセのようなものだが、「制限を外す」といっても、きちんとあなたが理解できる言葉で、リアルにあなたに訴えかける。

目に見えないコントロールをするようなことは絶対にないので、そこは不安に思わないで欲しい。

 

だから、あなたは、悩みを無理に語らなくていい。

悩みは話してみたくなったら、話す、それでいい。

 

それでも、バトンが終わったころには、きっと自分が何を悩みだと感じていたかはよくわかならなくなる。

私自身も初めて参加したときに、そう感じたし、その後もそういうシーンを幾度となく、私は見てきた。

 

 

 

バトンでは、喋らなくてもいいし、悩みを語らなくてもいい。

 

 

 

そんな風に事前に説明を受けると「すでに参加を表明してしまったのに…じゃあ私は、一体何を拠り所にして参加したらいいんだろう…」と、きっとお思いになるだろう。私なら、思う。

 

あなたが「なぜ、バトンに参加しようと思ったのか」。

そのことは、ぜひ、頭の片隅に置いておいて欲しいと思う。

 

それは、今の自分の状況を「変えたい」、そう思ったからなのかもしれないし

何をしてもモヤモヤして、生きていても苦しいと思ったのかもれないし

他人を思いやりたいのに、ネガティブな感情ばかり湧いてきて嫌だと思ったのかもしれないし

 

「なぜ、バトンに参加しようと思ったのか」

 

その動機は、あなたなりのものが必ずあるハズなのだ。

動機は、考え続けなくていい。片隅に置いておくだけでいい。

 

バトンの場で、いくら緊張しようとも、それがあれば、きっとそらさんと対話できるはずだ。

 

そして、バトン後にあなた自身があなたの変化を感じるためにも、動機を確認しておくことは、役に立つ。

 

 

 

では、バトンは、なぜグループセッションなのだろうか。

 

はじめて参加する方は、複数人いるというだけで、心配する要素がこれだけあるだろうに。

(心配がない方は、それに越したことはない。)

それでもなぜ、わざわざグループセッションなんだろうか。

 

これは、私の感じることだが…

 

グループの方が、そらさんの語る「本質的な人生」というものに、実感が湧く。

実感というのは、リアリティのことである。

 

あなた一人だと、あなたは、そらさんと対話をし続けることになる。

それは、あなたにとって、ほとんど、自分ひとりをみつめる作業に近い。

(その作業が必要な場合もありますので、もちろん個人セッションにもちゃんと意味はあります)

 

「本質的な人生」を知ることとは、あなたがとてつもなくオリジナルな存在であると、知ることだ。

 

それを、リアリティと共に感じるためには、まず、人がそもそもバラバラな存在であるということを、本当の意味で知る必要がある。

 

それには、他者が必要だ。

 

例えば、あなた自身が抱えている悩みを喋る。

その悩みは、あなたにとって、ある状況に対しての当たり前な反応。

でも、その状況に対して、全く別の反応を示す人がいるとしたら、あなたはどう感じるだろう。

 

「あれ?自分はこの悩みって当たり前な反応だと思ってたけど、この人にとってはそうじゃないんだ・・・」

 

こんな風に感じるかもしれない。

その瞬間に、「人ってみんな同じように感じるわけじゃないんだ」というリアリティが、すでにあなたの中に生まれている。

 

これが、バラバラを本当に知るための第一歩となる。

 

 

バトンでは、他人の存在が欠かせない。

 

それは、共感しあって分かち合うための存在ではない。

それは、あなた自身がオリジナルであることを知るための存在。

それは、はじめてのあなたにとって、若干心配な要素になるかもしれないが、本当のあなた自身を知るために、もっとも有効で最短な場にするために、欠かせない存在。

 

安心して欲しい。バトンの場には、自己否定も他者否定も存在しない。

 

 

 

 

と、いう訳で今回は

 

グループセッションという形式に不安を持つ方のために、少しでも和らげばと、書いてみた。

次は、バトンの場で行われる「本質的な人生」へのアプローチについて、書いてみたいと思う。

 

 

 

そら:山本博さんが主催する「本質的な叡智のバトン」についてのご予約はこちらまで。

そらさんのアドレス:healing.sora@gmail.com

 

《そらに》人生のグランドデザイン
https://ameblo.jp/sora-ni/

 

本質的な叡智のバトンについて

https://ameblo.jp/sora-ni/entry-12417171662.html?frm=theme

 

 

鵜飼秋子へのカウンセリングのご予約・ご連絡はこちらまで。

akoron.white@gmail.com

SNSメッセージ(Facebook、Twitter、LINE)でのご予約も承っております。
 

カウンセリングサロン「ふわり、言の葉」

https://ameblo.jp/fuwarikotonoha/entry-12591032264.html

 

本当のあなたに出会う旅:カウンセリングについて
https://ameblo.jp/fuwarikotonoha/entry-12585409707.html