わたくしがはじめて四柱推命の教室に通ったのは、ちょうど20才くらいの学生のときです。
初級のクラスに入る前に基本中の基本を何回か師範の先生に個人レッスンで教えていただきました。
その先生のことはいまでもよく覚えています。
S先生という年齢は30代で未婚のとても綺麗な女性の先生でした。
しかし、お気の毒に50代で未婚のままS先生は他界されたということを知りました。
美人薄命というのは、わたくしのように鑑定の仕事をしていれば謂れのないことではないと感じることが多いです。
さて、表題の生徒様から好かれる先生(講師)の条件ですが、男性の生徒様なら、美人の先生を第1にあげる人もおられるでしょう。
しかし、紫微斗数や四柱推命もそうですが、だいたい占いの教室は、大半が女性の生徒様だと思います。
わたくしの場合、これまでの生徒様の男女の割合は、おおよそ80%、つまり10人中8人は女性の生徒様です。
ですから、美人の先生というのは条件から外したほうがいいと思います。
では、生徒様から好かれる先生(講師)の3つの条件とは何か?
わたくしのこれまでの経験から申し上げますと、
①資料が豊富でわかりやすい
②質問にもできるだけ答える(注)
③声が大きい
注:質問をたまに大量にしてくる人がいます。教室の対面授業ではほかの生徒様の手前それはできませんが、自宅で学習する通信教育では大量に質問をされてくる人がいます。これは礼儀をわきまえないことでこうした生徒様の質問にすべて対応する必要はないと思っています。
①と②については説明は不要と思いますが、③の声が大きいというのは、「聞こえない」とか「聞き取りにくい」というのが対面でも通信での授業でも一番の欠陥です。
もっとも不人気な先生の代表であると思いますので、わたくしは授業では意識して少し普段より大きな声で喋るようにしています。
最後にひとつ注意したほうがいいのは、雑談を好む先生がたまにおられます。
もちろん雑談ではあっても、授業の内容とまったく関係のないお話ではないことも多いですが、あまりに雑談の時間が長いと生徒様から苦情は出ないまでも敬遠される条件のひとつとなると思います。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
占い教室・占風鐸 田中宏明
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