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そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

身近な人に対して

「相手が望むようにしてくれないと物凄く腹がたってしまう」

という人に出会うことがあります。

 

「相手に期待しなければ腹はたたないんですけどね・・」

とため息をついたりしてね。

 

うーん。それはどうでしょうか。

 

「人に期待しなければ、相手の言動や反応がどうであっても腹がたたない」

というのは、よく耳にする言葉です。

けれども

それは、いささか極端な考えのように、わたしは思うのです。

 

期待外れは怒りに直結するものではないからです。

 

たとえば

誰かに喜んでほしくてプレゼントをしたとき

相手の笑顔を期待しますよね。

そんなとき、その「期待」は相手への思いでもあります。

 

ところが

相手はあまり喜ばなかったとしたら

がっかりしたり、悲しくなったりするのは当然のことです。

そこに思いがあったのだから。

 

ただし、それが「怒り」になるとは限りません。

 

身近になればなるほど

大切な人であればあるほど

「期待」して当然だし

相手が期待通りの反応をしなかったときは

がっかりしたり、悲しくなったりはするのもあたりまえ。

 

けれども、「物凄く腹が立つ」のは

自分の内から出てくる反応なんです。

言い換えれば

自分自身の中に原因が潜んでいるということ。

 

誤解のないように付け加えておきますが

それは、自分が悪いというのとは違いますよ。

原因があるのと善悪は無関係です。

 

 

自分自身の中に潜む原因については

長くなるので、また明日。

 

 

 

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来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で

ブレイク中の大和郡山市です。

 

郡山城は、秀長が城主を務めたことがあるからです。

(秀長は、郡山で亡くなっています)

 

そういうわけで

記念の御城印がいくつか発行されているのだけれど

5000枚限定のちょっといいのが発売されたとのこと。

 

御城印帳に御城印を集めている身としては

これはゲットしなければ!

 

手に入れました!

 

 

すごい!!

追手門の透かしが入ってます。

 

ここの追手門はしっかりしていて立派なので

時代劇の撮影によく使われます。

 

黒い台紙がついていました。

 

 

この台紙、裏に説明書きがあるので

御城印帳に貼ってしまうのはもったいない。

 

そういうわけで、こうなりました。

 

 

赤い折り紙を台紙にすると、感じよくなりました。

 

 

 

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史上初の「正倉院」の一般公開にいってきました。

 

 

正倉院は、柵越しに見ることはできますが

お庭は関係者以外立ち入り禁止です。

 

それを、一般公開とは!

いそいそと出かけました。

 

間近で見ると

で、、でかい!!

 

 

 

柵越しに遠くから見るのとは違って

さすがに重厚感、半端なかったです。

 

修理の度に、傷んだ瓦を変えていて

その瓦の展示もありました。

 

 

手前に来るほど新しいもので、一番奥は天平瓦です。

 

礎石がいろんな形をしていて

柱を、礎石の凸凹に合わせた形にしているそうです。

 

 

礎石に柱をたてて、その上に床板を張り、校倉造の建物を・・

これで、1300年倒壊せずにいるのだから、凄い技術ですね。

 

宝物は昭和38年に現在の宝物庫に移されたので

この正倉は空ですが、扉の勅封は今もされています。

 

 

パンフレットにスタンプを押せるようになっています。

 

 

このスタンプの模様は、天保の瓦の模様です。

昇り龍がかわいいです。

 

 

最後にオマケ画像

正倉の扉にカマキリ発見!

 

 

一般公開は明日までです。

 

 

 

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 私は群れである

 

  (エドガー・アラン・ポー)

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エドガー・アラン・ポーといえば

世界初の推理小説「モルグ街の殺人」

有名なゴシックホラー「黒猫」の作者として有名ですね。

 

江戸川乱歩がその名を模してペンネームにしたことでも

知られています。

 

わたしは個人的には

萩尾望都の「ポーの一族」の登場人物がエドガーとアラン

というのも好きですが。

 

そのポー氏は

自分自身は一人の人間ではあるけれど

内面はさまざまで複雑であるということを

「私は群れである」と言いました。

 

なんて秀逸な表現!

さすがです。

 

人はたくさんの矛盾を抱えていて

いったいどれが本当の自分なのか?なんて

考え始めると、迷路に入ってしまいますね。

 

どれも自分の一部なので

どれかひとつを本物に認定するのは無理があります。

 

「私は群れ」だと捉えればいいんですよね。

 

 

 

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昨日の記事の続きです。

双方向の言葉とは、コミュニケーションにおける言葉のことです。


コミュニケーションにおける言葉については 
発した人の意味というのを
受け取る側は考える必要があります。 

 

他者が発した言葉を、自分に引きつけて意味づけしてしまうことは

自然なことなのですけれど

それが絶対だと決めつけてしまうと、コミュニケーションは難しくなります。

受け取る側が、自分の言葉のイメージにとらわれ過ぎると 
誤解が生じたり

スムーズに話が運ばなかったりすることが
少なからずあるからです。 


そこで、理解しておきたいのは
コミュニケーションにおける言葉の意味は
発する側がつけるということです。

その点を理解しておくと 
よしんば、誤解が生じても
修正しやすいのです。 


うまく噛み合わないと感じたときに 
「○○って、どういう意味?」 
と、発した側に尋ねるだけで
意思疎通がはかれたりします。


そして 
発する側もまた
受け取る側の言葉のイメージを
配慮したほうがいいですね。

 

相手がどうしても受け取れないような言葉を

どうしても譲れないのだと使っていると

結局、受け取ってもらえないのでややこしくなります。

時には、お互いに傷つく結果になったりしてね。

まず、相手が受け取りやすい言葉を使うようにする。 

それでも、受け取り損ねたなと感じたら 
「○○って、どんな意味で受け取った?」 
と聞いてみればいいのです。 


コミュニケーションにおける言葉は

双方向のものだから 
お互いに、相手が意図するところを思い遣りつつ

使うことが必要になります。


受け取る側は

発した側の意をくむこと。 
発する側は

受け取りやすい配慮をすること。 

そうすれば
きっと

優しいやりとりができると思うのです。

 

 

 

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