昨日の記事の続きです。
双方向の言葉とは、コミュニケーションにおける言葉のことです。
コミュニケーションにおける言葉については
発した人の意味というのを
受け取る側は考える必要があります。
他者が発した言葉を、自分に引きつけて意味づけしてしまうことは
自然なことなのですけれど
それが絶対だと決めつけてしまうと、コミュニケーションは難しくなります。
受け取る側が、自分の言葉のイメージにとらわれ過ぎると
誤解が生じたり
スムーズに話が運ばなかったりすることが
少なからずあるからです。
そこで、理解しておきたいのは
コミュニケーションにおける言葉の意味は
発する側がつけるということです。
その点を理解しておくと
よしんば、誤解が生じても
修正しやすいのです。
うまく噛み合わないと感じたときに
「○○って、どういう意味?」
と、発した側に尋ねるだけで
意思疎通がはかれたりします。
そして
発する側もまた
受け取る側の言葉のイメージを
配慮したほうがいいですね。
相手がどうしても受け取れないような言葉を
どうしても譲れないのだと使っていると
結局、受け取ってもらえないのでややこしくなります。
時には、お互いに傷つく結果になったりしてね。
まず、相手が受け取りやすい言葉を使うようにする。
それでも、受け取り損ねたなと感じたら
「○○って、どんな意味で受け取った?」
と聞いてみればいいのです。
コミュニケーションにおける言葉は
双方向のものだから
お互いに、相手が意図するところを思い遣りつつ
使うことが必要になります。
受け取る側は
発した側の意をくむこと。
発する側は
受け取りやすい配慮をすること。
そうすれば
きっと
優しいやりとりができると思うのです。
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