ファンブースの裁判傍聴ブログ -2ページ目

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14Jul
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その３５
  今回の裁判ではアメックスのブラックカード（正式名称：センチュリオンカード）とダイナースのブラックカード（正式名称：クラブプレミアム）の使用履歴明細が数か月分か数年分にわたり、法廷の画面に映し出された。使用されてる場所はどうやら東京、ニューヨークと海外だけで姫路の使用履歴は一切ありませんでした。ミシュランやセレブ御用達と色々なところで言われているショップがあったことやその金額が目を引きました。カード使用履歴を見る限り、ニューヨークや海外が多かったように思いました。本人や弁護人が主張していた様に、その履歴は中村春根のヴィジョンは、ニューヨークや海外でビジネスをしたり、永住することを目指したものであったと思いました
20Jun
- プロボクシング日本チャンピオンが中村春根のパーソナルトレーナー
  今回も裁判で語られた中村春根のプライベート関係の話。中村春根は、ボクシングで体を鍛えていたそうで、元世界ランカーや日本チャンピオンを専属のパーソナルトレーナーにつけていたそうです。東京でも関西でもどうやら３６５日毎日練習をしていたそうです。パーソナルトレーナーだけでなく、かなり整った設備も持っていたようです。これらの情報は裁判の中で、中村春根と練習を一緒にしていた部下が証人として出廷して語っていたことを元にしています。その部下もプロのように鍛えられ、Ｋ１選手と互角に戦えるまでにまで中村春根にボクシングを仕込まれたと語っていました。
08Jun
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その３３
  中村春根裁判　傍聴日誌　その５中村春根裁判　傍聴日誌　その２０と何度か話題にしました土井淑雄ですが、ネットサーフィンしていたらどうやら5月に例のセキスイハウス事件の判決が出ていたようですね、https://www.yomiuri.co.jp/national/20200529-OYT1T50252/＞大手住宅メーカー「積水ハウス」が架空の土地取引で約５５億円をだまし取られた「地面師」事件で、主導役の一人として、詐欺罪などに問われた土井淑雄被告（６４）に対し、東京地裁（石田寿一裁判長、古玉正紀裁判長代読）は２９日、懲役１１年（求刑・懲役１５年）の判決を言い渡した。判決は「犯行グループで中心的な立場だったといえ、誠に悪質だ」と指摘した。＜　ここまで引用それで土井淑雄についていろいろと調べたらこんな記事が出てきましたhttps://inumimi.papy.co.jp/inmm/sc/kiji/1-1113149-84/『山口組若頭暗殺事件利権をめぐるウラ社会の暗闘劇』https://access-journal.jp/16317やはり繋がっていた「積水ハウス」地面師詐欺事件と、「テキシアジャパンＨＤ」詐欺人脈と他にもいろいろな事件でその名前が出てくる大悪党のようです。積水ハウス事件で有罪となったことで、中村春根の証言と弁護人の主張の正しさが証明されたといえろのではと思います、今回の裁判で検察は土井淑雄の部下である砂川と坂東という人物を証人としたわけですが、時系列的にみて、土井淑雄が積水ハウス事件にかかわっていることを知っていながら、二人を証人として申請したとも考えてしまいます。そうだとすれば、いくら被告人を有罪とするためとはいえ、これは問題があるんじゃないかとあらためて思いました。二人が土井淑雄の部下として仕事をしていたことに関しては、裁判の中ではっきり証言していたと記憶しています。少なくとも重大事件の犯人の仲間だったとはいえると思います。
27May
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その３２
  袴田事件や滋賀・呼吸器事件といった再審事件が話題になる昨今、注目されているひとつに大崎事件があります。　大崎事件は、殺人事件として被害者の長兄、次兄、長男の妻、甥などが逮捕・起訴された事件です。　無罪を訴えているのは長兄の妻（長兄、次兄は既に死亡）で、殺人事件ではなく事故死だという主張。　この事件で、重要な証拠になったのが共犯者である長兄、次兄、甥の自供なのですが、なんとこの三人ともに知的障害や精神障害の傾向があったというのです。　長兄の妻は一環として無罪を主張しました。甥も受刑後無罪を主張していましたが再審が却下され自殺してしまいました。　２００２年の再審請求は地裁で認められましたが、高裁で取り消し。　２０１０年の再審請求は地裁で棄却　２０１７年の再審請求で地裁が再審を認め、高裁もこれを支持しましたが、最高裁が取り消しました。　この事件の真相は分かりませんが、少なくとも有罪とするだけの証拠があったのかは、疑問があります。　滋賀・呼吸器事件でも、冤罪に巻き込まれた当人に軽度の知的障害と発達障害がありました。　当人の言動を見ていればそれは誰にでもわかったことだと思います。　現在、少なくともこのような冤罪事件が起こった当時の裁判では、こうした一見にして明らかな事実よりも自白調書が重要視されてきたのだと思います。　冤罪に対する本当の償いは誰にもできないのではないでしょうか。　お金などでは償えないと思います。　検察官の方々には、少しでも疑いが残るのであれば起訴をしない、裁判官の方々には少しでも疑いが残るのであれば無罪にする、という勇気を持ってほしいと思います。
14May
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その３１
  今回の事件に詳しい方は、昔、中村春根の父親が殺された事件が関連しているという話を聞いたことがあると思います。　若いころの中村春根がケンカで暴力団の腕をへしおったのが原因で、その報復として父親が殺されたと世間では認識されていて、私自身も１００％そう信じていました。　ところが今回の公判で分かり、驚いたのはどうやら中村春根が原因で上記事件が起こったのではなくて、組織の利益のために脅しとしてやったことを暴力団が策を巡らせて、動機の部分をすり替えたというのが真相。お互いの主張の中で大前提でした。私自身、一方のみの情報と思い込みでまんまと騙されていたと思います。公判を傍聴しなければ一生知ることはなかったでしょう被害者の息子に動機を擦り付けるのはたちが悪いですね。そのときは、中村春根も辛かっただろうと思います。地獄の日々であったでしょう。そのことは中村春根本人も語っていました。身内も関係者もみな暴力団の言い分を信じていたようでした。絶対と思っていた事実が違っていた。今回の事件もそうでなければよいのですが。思い込みから決めつけてしまっている部分もあるのでは…。また地獄の日々を生きているのではないか。同じ間違いがないことを懸念します。私はこの度の経験から予断というもののおそろしさを痛感しました。
02May
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その３０
  今回も景気のいい話をひとつ。被告人陳春根　中村春根の経営していたパチンコ店で働いていた知人から聞いた話です。会社の中では中村春根はプレゼント魔で有名だったそうです幹部社員のかなりの数の人が車、それも外国車の新車をプレゼントされているそうです。ベンツのステーションワゴンベンツ６００ベンツ６００ＳＬボルボのステーションワゴンワーゲンゴルフポルシェアルファード知っているだけでもこんな感じだそうです。時計を贈ることも多く、ロレックスのデイトナや女性にはカルティエ。アルバイトでも仕事が真面目だということでカルティエを貰えたそうですワインもいつも送るようで高級ワインから送られる人をイメージしてセレクトするそうです。法廷で中村春根の悪口いった社員がいたことを話すと、仕事にはストイックだけど、春音さんにそのストイックさに惚れて自身から会社に就職を望んだ人ばかりで、悪口言ってるのはおかしいといっていました。また、飲食はすべてご馳走してくれるし、プレゼントも貰ったとりわけアルバイトや女性には優しい人ですといっていましｔａ。
30Apr
- 中村春根裁判　傍聴日誌　その２９
  今日は被告人陳春根　中村春根が長年のホテル住まいからレジデンス暮らしへシフトした理由の話をします。中村春根は、元々は都内のホテルで暮らしていました。ホテルには仕事の関係で、部下が１０人くらい出入りしていたそうです。その際、部下にお茶やお酒あるいは食事をふるまい、本人がいない待機時にも勝手に飲み食いをすること許していたそうです。中村春根は昔から部下や知人には飲食に関してすべて奢ることが常だったそうです。それが数か月もたつと感覚がマヒしだして、ホテル内の高吸寿司屋やフレンチに出入りし、ルームサービスを頼み、ワインの五大シャトーやシャンパンはクリスタルをポンポン開けるようになったそうです。それがホテルが高級ホテルだけあって料金が尋常ではなく、毎月の請求が５００万程度まで膨れ上がったのですが、飲み食いをやめろといえない性格のためにコ、ストカットを図るべく月２００万以上するレジデンスに移り住むことにしたと裁判で証言していました。何とまぁうらやましい話ですね。
16Apr
- 中村春根裁判　傍聴日誌　その２８
  レイズパークとサルーンの元社員の悲しき明らかなウソ、それはなぜ陳春根　中村春根が運営をしていた巨大パチンコ店のレイズパークとサルーンの元幹部社員２名が証人として出廷していました。驚くことに、彼らは最初のうち明らかなウソの証言を数多く言い始めたのでした。たとえば「ボス（中村春根）が東京でモデル、芸能事務所・スロットメーカーなどをやっていない」「東京の仕事などやっていないし、いってもいない。ずっと姫路にいる」関係者なら誰もが知っている明らかなウソをその２名が証言しました。弁護人は、悪質なウソにカンカンになり、反対尋問で証言が明らかにウソと分かる証拠を突きつけました。それでも二人は必死になってウソをつき続けていました。その時点でそのウソには非常に無理がありました。二人は再び法廷に呼び出された際には、作戦変更をしたようで、態度を一変させ、自分たちから「ボスは東京に行っていた。東京が主体だった」「モデル・芸能事務所やスロットメーカーをやっていた。自分の東京にあるボスのデザインオフィスの募集で採用され就職したことを思い出した。間違いなくボスは東京で色々な事業をやっています」「ニューヨークにも言っていた」などまるっきり逆のことを言いだし、あたかも最初からそれは常識で自分たちも前からそう言ってかのような勢いで話だし、私は桂三枝のように椅子から転げ落ちそうになった。私の知人（元レイズパークの社員）が言うには、レイズパーク、サルーンでは新卒者で、最短６ヶ月の研修と実務を経て、月収１００万円、年収１５００万円になったＳさんが有名で、幹部になれば仕事はきついけれど１００万円以上貰っている人がほとんどであると有名なのだと、その知人が言っていました。元社員たちは１００万円の給料をもらいながら、ウソの証言をし、中村春根を陥れようとするのはどのような理由があるのでしょうか。
09Apr
- 中村春根裁判　傍聴日誌　その２７
  大津地裁の件ですが、とうとう再審無罪の判決がおりましたね。今回の件の冤罪で服役させられた方について、とても可哀そうですし憤りを感じます。先進国である日本でもいまだにこんなことがしばしばみられるのが現実です。どうしてこのようなことが繰り返されるのか、その理由を考えてみましょう。今回の件では、報道を聞くだけでも当初から捜査関係者が無罪と判断すべき明白な事情がいくつもありました。　にもかかわらず警察があろうことかでっち上げ、検察はそれを止めようとせず、裁判所は是正しなかった。三者とも、なんとなく無罪であろうことは分かっていたのだろうと思います。しかし、真実がどうかよりも、自分たちの立場ばかりを考えていたためにこういうことが繰り返されるのではないでしょうか。警察が一度有罪に持ち込むと動いたら、検察も裁判所も十分なチェックをせずに機械的に処理しているのではないかと思います。　一審だけでなく、高裁や最高裁も間違いを是正しようとしなかったことも残念です。再審もすぐには認めず何度も繰り返し、再審を求めてやっと今回認められることになりました。　彼女の場合は、幸運なことに最終的には冤罪が認められましたが、同じようなケースで再審さえ認められず、冤罪に苦しんでいるケースがあるのは間違いない現状です。　陳春根　中村春根のケースもそんな悲しい話にならないよう．．．
02Apr
- 中村春根裁判　傍聴日誌　その２６
  今回の裁判員裁判は、史上最長の事件ということばかりでニュースになっていますが、私としては当初は退屈な形式だけの裁判になると思っていたのが、予想を大きく裏切られた裁判でした。今まで見たものの中でもダントツにアカデミックでストーリーのような高度な法廷技術を用いたアグレッシヴなやりとりに驚かされました。通常の裁判とは全く違った別格のものと思いました。日本でもハリウッド映画のようなこんなことができるのだなと非常に感心した裁判でした。この裁判を傍聴できたことは有意義であり、これほど素晴らしい法廷ならば、こうした裁判員裁判が行われたことがよかったと思えます。ただ公判は素晴らしかったけれど、私としては驚きとともに疑問があるものだった。なぜなら、法廷に出た証拠と明らかな事実が反映されていないのではと、あらっと思ったのでした。
26Mar
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その２５
  前回お話ししたプライべートバンクについては私の聞く範囲では弁護側からも異議が出ていてプライバシーに関わることなので、言わなくてもよいという状況だったと思います、そこで裁判長が、原則言わなくてもよいです。しかし、自分の判断でよいと思うならぜひ話してくださいというような趣旨のことを言っていました。私が感じたところでは、裁判長も検察官も裁判員も聞きたくてたまらない様子でした。おそらく陳春根　中村春根は、三者の希望をくみ取って、言う必要のないプライベートバンクのことを話すことで、誠実さを認めてもらいたかったのだと私は思いました。その気持ちに便乗した検察官は追い討ちの如く、何と口座残高まで聞いてきました。陳春根　中村春根は、非常に驚いていましたが、少し間をおいて正直に残高まで答えていました。この点私は誠実さを感じました。みんなの気になる残高はやはり億万長者ならではの凄い金額でした。
20Mar
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その２４
  思い出したこと公判の中で、陳春根　中村春根が検察から「隠している口座を言え」と聞かれて、躊躇をしていましたが、最終的には答えたことがありました。陳春根　中村春根は、どういう思惑だったのか、答えにくい質問に対し、すべれを暴露し証言したのですが、その口座というのが、なんと海外の究極のプライベートバンクだったというのだから驚いた。このプライベートバンクは世界中の超資産家がご用達の非常に入りにくい、選ばれたものしか入れない、入るだけでただ事でないレベルのプライベートバンクなのだそうです。詳しくはまた。
04Mar
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その２３
  今回はまた質問をいただきましたので、その回答です。「ブログ主様の主観で結構ですので、この事件、中村春根が殺人を犯したか否か、その点について白なのか黒なのかをお答えください」という質問です。　質問に結論から答えると、現場には行っていないので中村春根はシロだということになります。　なぜなら、殺人の実行行為を一切行ってはおらず、現場にも行っていないことは、争いなく明らかだからです。検察の主張は、あくまで実行犯とか共犯といわれている人間に実行を指示したかどうかというところです。裁判では、実行犯とか共犯といわれている人間は、一人残らず指示されていないといっています。そして、今回の事件は遺体なき事件と言われており、被害者が本当に死んでいるかどうかも分からない状況です。本来、実行犯にしか知りえないことを、共犯ではない証人に語らせている。それによって有罪を立証するというのが無茶ではないのか。この点、皆さんどうお考えになりますか？嘘つきは泥棒の始まりという言葉があります。以前からお話ししているように、今回の事件には検察側の証人として、とくに重要な証人である三人が、ともに被告人の金銭をまさに泥棒したことがあり、逃げていた人物で、ともに不自然な証言をしているという点で共通しています。
19Feb
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その２２
  今回は少し明るい話題。中村春根は代官山で芸能プロ、モデルエージェンシーをしていた人物です。それもかなりの長い間、２０年くらいやっていたそうで、俗にいう芸能界のドン〇―〇ングや〇ダッ〇ュ、オ〇〇―とも深い仲だったようです。そういった会社の社長だけではなく芸能人とも交友があったようで、裁判の中でも大物女優やアーティストの名前が生々しく出てきました。書いても問題はないと思いますが、具体的なことは今回は控えておきます。いずれにせよ芸能界にかなり精通している人物のようですね
12Feb
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その２１
  レイズパークといお店で働いていたアルバイトの人から聞いた情報ですがこの裁判の関係者で証人である〇〇氏、お店のお金を持って逃げたそうです。お店でスタッフの財布が数か月にわたり数１０個無くなった事件も犯人が分からなかったのですが、すべて〇〇氏が犯人だったそうです。
05Feb
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その２０
  去年あたりに話題になった積水ハウスの詐欺事件それを扱った「地面師」（他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団）という本を読みました。中村春根の裁判にもかかわっていて、何度か名前が出てきた「土井淑雄」ですが、この本でも名前が出てきています。「地面師の親玉」とも呼ばれていたみたいですね。他の反社を扱った本でも名前が出てきていましたし、逮捕歴はかなりあるようです。
29Jan
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その１９
  今回の裁判で少し特徴的かなと思ったことがあります。それは検察側の証人にちょっと危うい人物が多かったこと。特に重要とされた証人が全員、被告人からお金を盗んだり、金銭トラブルになっている人だったことです。一人は数百、一人は数千万円で、後の一人は１０億でした。その証人たちは、お金のことで逃げていた人たちだということは、公判廷で認めていたので、間違いはないと思います。　そういった証人が1回ではなく2度3度と期日に呼び出されていたので、今回の裁判で重要な役割を果たしていただろうことは容易に推測できます。　以前にも「積水ハウス」事件につながりのある人が検察側の証人として出てくることに疑問を覚えましたが、やはり被告人との間でトラブルを起こし、犯罪にも関わってるかもしれないものが検察側証人として出てくるのは、少し不安になりました。私の考えでは、そういう人は被告人を悪く言っても当たり前であり、良いことを言うはずがないので証人としての信用性はどうかと気になったのです。皆さんどう思いますか？
22Jan
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その１８
  今回も質問にお答えしますＱ　検察官と被告人と弁護士、それぞれ何歳くらいでどんな雰囲気でしたか？A検察官は比較的若い人が多く、若い女性もいたし、フレッシュな印象の青年もいました。私がイメージで怖そうなオジサンが多いと思っていたのとは違っていました、トップで指揮をとっていると思われる検事さんが一番年上だったと思います。その方でさえ、まだまだ若々しいといえる部類に入ると思います。皆さんどの方も声が通っていてハキハキと喋っていたので、しっかり聞き取れました。被告人はスーツをキレイに着こなしていたので、他の事件で見る一般の被告人とは違っていました。印象的だったのは非常に色が白くフェミニンな感じがしたことです。弁護人は、どの方もインテリで学者のようでした。
15Jan
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その１７
  令和元年5月に裁判員制度１０年の総括報告書が発表されました。10年間で裁判員裁判対象となった被告人の数は１２６４４人公判前整理手続の期間が平均７か月公判などそれ以外の期間が平均２か月トータルで平均９．１か月かかっています。平均開廷時間は６００～６６０時間で推移し、評議時間は４００-７８０時間で推移しています。特に評議時間は年々伸びていますね。中村春根の裁判は過去最長で実審理期間で２０７日になります。公判前整理手続や評議時間などの期間も、私は詳しくは知りませんが、最長であることは間違いないでしょう。さて、このデータから皆さんは何を感じ取るでしょうか。
- 陳春根　中村春根裁判　傍聴日誌　その１６
  前回お話ししたプロトコルという言葉についての補足です。ｗｉｋｉｐｅｄｉａより下の実験プロトコルの意味ですね。プロトコルまたはプロトコール（英語: protocol 英語発音: [ˈproutəˌkɔːl], [ˈproutəˌkɔl]、フランス語: protocole フランス語発音: [prɔtɔkɔl]）とは、複数の者が対象となる事項を確実に実行するための手順について定めたもの。もともとは「人間同士のやりとり」だけに関する用語であった。戦間期の学術的批判を経て、情報工学分野でマシンやソフトウェア同士のやりとりに関する取り決め（通信規約）を指すためにも用いられるようになった。日本語に意訳した語としては、「仕様」「規定」「議定書」「儀典」などがある。実験プロトコル実験プロトコルは分子生物学や生化学などの実験において、実験の手順、及び条件等について記述したものである。