令和元年5月に裁判員制度10年の総括報告書が発表されました。
10年間で裁判員裁判対象となった被告人の数は12644人
公判前整理手続の期間が平均7か月
公判などそれ以外の期間が平均2か月
トータルで平均9.1か月かかっています。
平均開廷時間は600~660時間で推移し、評議時間は400-780時間で推移しています。
特に評議時間は年々伸びていますね。
中村春根の裁判は過去最長で実審理期間で207日になります。
公判前整理手続や評議時間などの期間も、私は詳しくは知りませんが、
最長であることは間違いないでしょう。
さて、このデータから皆さんは何を感じ取るでしょうか。