こんにちは。

今回は

===歯科医院のネットの口コミは参考になるの?について===
書いてみたいと思います。

 

皆さんは日本は医療広告を禁止していることをご存知ですよね?

歯科医院も医療機関ですから

保険診療だけしているならば

基本的に差別化すべきではないとされています。

 

各歯科医院間で大っぴらに差別化してはいけないのですから

HP(ホームページ)の内容もかなり規制されていますし、

そもそも忙しい歯科医が時間を割いてHPを特別に作る理由も見当たりません。

ご近所で通院しやすい方を対象に保険のルールに乗っ取って
行うので、特徴といっても大した差は出ないので。。

たまに仏心で保険のルールを自己都合解釈で曲げたり曲解して治療していると

保険の差し戻しがあったり、内部告発や外部からの通報により指導や監査に入られたり

大変面倒で収益が悪化しますから工夫し甲斐がないようにお役所によってしてあります。
(*歯科医院とか医療機関が収益とかの話をしているとけしからん!という方がたまにおられますが、
歯科医院も事業体ですから、患者さんに医療を提供しているだけでなく

スタッフの雇用を維持しスタッフの生活に支障がないように給料を支払ったり、
歯科業界者皆に食い扶持を与えないといけませんし、

収益が上がったら消費して経済を回す一翼を担ってますし、
納税もちゃんとしてますから

赤字や収益が低下していては満足で安心な医療は提供できません。
線路下で裸電球の下で家族経営でボロボロになった建物でいつの設備?っていうような環境で

細々と治療している病院も医院も歯科医院もないですよね。
そんなところで口開けて治療受けると逆に変な病気に感染しちゃいそうでしょ?)

 

ですから、保険診療主体で自院の患者さんがたまたま自費治療を希望することが稀にあったり、

保険のルール外の治療を希望されそれが必要な場合のみ自費診療に移行して

滅多にやらない自費治療を行う程度の通常が保険診療主体の歯科医院であれば、

そもそもネット対策もしませんし、

HP(ホームページ)等作る必要はないので

HPさえないのが当たり前。

通常は、ネットさえ見ません。

 

一般的な田舎の保険医は、

地域の歯科医師会に入って地道な地域医療の担い手として

日々の保険診療を円滑に行う事だけで結構手一杯

 

歯科医師会に入っていると、

学校検診や休日診療の分担が回ってきますし、

歯科医師会の役職も回ってきます。

時には歯科衛生士や歯科技工士学校の先生になる分担も回ってきます。

(歯科衛生士学校の先生役は人気が高いので回ってきませんが)

毎日の地道な診療+歯科医師会などの所属グループ関係の仕事だけでも

結構、それだけで忙しいですし、

その割に収入は少ないのですから
ハムスターホイールの中を走るハム太郎みたいに

走っても走っても

終わりのない仕事ループに陥ってるって感じになります。

 

全然、ネットなどやってる余裕無しです。

(うちの歯科医院でも保険担当医はネットしてないです)

毎日毎日走り続けてます。

 

そもそも保険診療は国民皆保険制度の元、

国から財政的な支援を受けて成り立っているというのが前提です。

 

日本の国民皆保険の特徴としては、

国民全員を公的医療保険で保障している

❷医療機関を自由に選択できる

❸安価な医療費で高度な医療を受けることができる

❹皆保険維持のために公費を投入している

が医療保険の基本になります。

 

ところが、

歯科の場合、

には

予防治療と

矯正治療と

審美治療と

セラミック治療と

インプラント治療は

含まれていません。

つまり、

多くの日本人のニーズに全く合致しなくなっているので

保険治療だけでは

患者さんのお口を守れないし、

見た目よい笑顔になりたいという夢は叶わないし、

歯並びよく不自由少ない人生を送りたいという望みも叶わないし、

歯がダメになって抜いたから健康な前後の歯を削るなんて嫌だとか(ブリッジ)

入れ歯になりたくないという願いも叶わない。

銀ギラ銀の金属修復は嫌だ!などの希望があっても

歯科の場合、

保険を使っては

高度な医療は
ち~~っとも

受けられない。
そこをわかってない人が多すぎるのが、

色々なネット問題を引き起こしているのです。

 

国の税金の使途のうち、

医療費は近年42兆円前後が基本になっていますが、
例えば平成30年度(3年前)の医療費は総額43兆円 

(コロナになって医科受診者が減って医療費が減った。今まで何だったんでしょう)の時の

歯科の医療費は約3兆円僅か6.8%です。

これでも多少上昇したとちょっとした話題になりました。

平成29年度は6.7%。

 

H30年も歯科は3兆円でした(毎年これくらいでってことに、ほぼ決まってます)。

 

歯科に直接従事する人口は、

国の静態調査の「従事者の状況」から約30万人

小数点以下の数字があるのは、非常勤人数を常勤人数に換算されているからです。

 

人件費率は歯科医院収入の2割が妥当といわれていますから

健全経営の歯科医院が多いと仮定して、

3兆円の2割としてみると、歯科従事者全体の人件費は6千億円。
 

これを歯科医療従事者数

歯科医師10万人  年収平均400万円(月収33万円賞与無し・社会保険料・税金・雇用保険料差し引かれ手取りはもっと低い) 4千億円

●歯科衛生士12万人 年収平均350万円(月収25万円賞与2か月分・社会保険料・税金・雇用保険料差し引かれ手取りはもっと低い) 4千200億円

ここでもうすでに8200億円になり

オーバーしてますね。。。

●歯科助手・補助7万人 無資格者(歯科医師・歯科衛生士のみが国家資格)の不安定な雇用の問題が出てきますね。。。。

●歯科技工士1万人   保険診療分のみでは技工士さんの人件費の支出なんてもう余分無しですね・・・誰もなりたがらない。

すでに保険診療だけでは

歯科医療全体で経営破綻してしまいますから

とりあえず、

人件費を3割に上げてみましょうか?(徐々に設備投資不能になり経営が苦しくなるかもね)

3兆円の3割で歯科業界全体で人件費9千億円
●歯科医師10万人 年収平均400万円  4千億円

●歯科衛生士12万人 年収平均350万円   4千200億円

●歯科助手・補助7万人 年収平均300万円  (月収21万4千円賞与2か月分・社会保険料・税金・雇用保険料差し引かれ手取りはもっと低い) 2千100億円

これ、支出できません。

しかたないので残りの800億円をとりあえず人数で割ってみましょうか?

年収114万円 月収95000円賞与無しになりますね。。。。

これ、生活保護費以下ですから基本的人権侵害されていることになりますね。。。。

(この額では市県民税の請求は来るし、社会保険料負担も必要になります。雇用保険も必要だし、所得税も取られます。

医療費も自己負担分支払い義務免除されませんから、歯科業界では働かないほうがいいってことになります)

●歯科技工士は外注。自分で何とかしてねって感じになるしかないですね。。。。

 

 

例えば、基本的人権を国が守るとして

生活保護が必要な方には働かなくても最低限の生活が可能なように

無税・社会保障自己負担無し・医療費自己負担無しとしつつ

月額12万円~15万円支払われていると仮定して

とりあえず、歯科医療に専従するすべての人に

月給15万円を支給する(こんなんじゃ誰も働かないかも?)としても

15万円×12か月=年収180万円

歯科医療従事者総数30万人が生活保護以下の支給額に甘んじたとしても

5400億円は最低必要です。

 

そんな感じで、

保険診療だけでは

ほとんどの歯科医院の経営は

破綻して

患者さんにもよい医療の

持続的な提供は困難になってますね・・・・・・
(先祖から相続税低く受け継いだ土地に

大昔に歯科医院を建てて

家族経営でこれいつの?っていう感じの古い設備で

裏方密室状態で細々と診療を行っていて

他に借家や借地や駐車場や株などの収益がある

歯科医院は個人事業で保険診療だけでも破綻しません)

 

こういう国の統計は元々さほど当てにならないんですが(ないよりはマシ程度)

自費診療がなければ

歯科って生計が成り立たない仕組みを

国が許容しているのです。
医療費高騰の名の下に

ニーズが高い歯科治療の多くは

わざと保険適用外にしてある。

 

そのため

多くの方が3割だけの自己負担金で受けらる保険診療では、

叶えられる事は微々たるもの。

とりあえず痛くないようにしてくれるとか、

とりあえず咬めるようにしてくれるとか、

とりあえず歯があるように見えかけてくれるとか、

とりあえず銀歯の頑丈なのを入れてくれるとか、

とりあえず悪い病巣を取り除いてくれるとか・・まで。

 

山のようにある

より高度な治療

より選択しの多い治療

よりご本人の希望に合致した治療

そのほとんどは、

自費治療でやってねという事に

国の配分でなっています。

 

 

貴方の歯科へ対する多大な期待を叶えようとすれば、

どうぞ、自費治療を選択してください。

個別の望みを叶えてあげられる余裕は

国の仕組み上、

残念ながら無理です。

 

 

通常、

自費診療の場合、

歯科医院の

人件費、固定費、広告宣伝費(これは税務的に認められています日本のダブルスタンダード)

交際費が異常に高い東京経済圏では

自費診療の場合、原材料費+外注技工代の5倍が平均。

それ以外のエリアでは外注技工代の3倍が基準となっていて

それを基準に歯科医院全体の運営がうまく回るように

自費の治療費はそれぞれの歯科医院が独自に(エリア平均より高く勝負するのか?安価で提供するのか?)決めて

材料も手間のかけ方も外注する技工所のレベルも保証のつけ方も

皆それぞれの歯科医院がバラバラに工夫して

各自が持続的な経営を可能にしつつ

関係する医療スタッフや関連業界、

そして何よりも自院を選択してくれた患者さんの幸せのために

提供可能な治療費を考えて提供しているのが

自費診療費になります。

 

保険診療とは全く別世界の

独自の医療提供内容と契約という事になります。

 

そうすると

工夫すべき事はどんどん増えてきますから、

各歯科医院は情報発信のためにホームページを作ったり

ネット対策をしたり

SNSで情報を発信したり

youtubeなどで動画配信をしたりして

歯科医院毎の特徴をより多くの方に知ってもらい

多くの歯科医院の中から

特別に選んでいただいて

この自費診療は

ここの歯科医院で受けたいと希望してもらって

遠方からでも多数選択して来院してきてもらう事ができるようになります。

 

とはいえ、提供するものは歯科が扱える範囲での医療というのが大前提になります。

 

更に、医療広告禁止の縛りは常についてきます。

多くの歯科医院はHPを通達の前から作っていましたから
ネット上には????これ、この前出された通達を守れてないんじゃ?

という内容はまだまだ多く残っていますから

一般の方は誤認しやすくなり

ネット見ても

何がなんだかよくわからないぞ!という事になっています。

 

 

それで、

口コミをとりあえず見てみるという方は

結構おられるようです

ところが、

この口コミが全く当てになりません。

口コミを投稿する業者があったり

口コミを削除する業者があったり

そもそも、

歯科でよい治療を受けたいならば

痛くない治療というのはないですし、
(痛みがないようにとりあえず削らずに虫歯残したまま蓋をするってことをしたり、

型うまく取れてないんだけど見ないふりして流しておくとか、

歯茎悪いんだけど見てみないふりして治療しないってのをすれば痛くないです。

義歯が落ちるって言ってきたら直さず接着剤塗っておくと

早くて愛想が言い名医って言われるのは補綴の分野では有名な話ですし、

根っこの治療もFC綿栓入れて終わりにしておけば当面痛みません。

そういうのを上手い治療って思っちゃうのが一般の方には多いです)

一般の方が目にしていい雰囲気だな~と感じる空間作りよりも

裏側の仕事や環境のほうが結果や安心を左右することがほとんどですし、

スタッフだって臨床にまじめに取り組めば取り組むだけ

専門的な態度になりますからプロフェッショナルな医療の現場に

他のサービス業の対応の良さを望むのもどうかな?という気がします。

(軽症や予防での通院なら専門性が低くなりますからそういうサービス業的な愛想のよい対応を重視されるってのはありです)

歯科医がこの先生はこの分野のTOP of TOPの結果を出しているから

高額な費用出してでもセミナー受けたり教えを請いたいと皆が望む歯科医がいる歯科医院の口コミが

評価3を切るなんてのが普通にありますから

一般の方の口コミ評価を実態で上げたい場合は、

治療しなければいい歯科医院になるはずです。

治療には苦労がつきものですし、努力がつきものですし、痛みがない治療は効果も無しが多いですし、

歯科医院と一般のサービス業って

かなり違うのです。

 

大抵、マイナス評価をつけてる患者さんは

お口の状態がかなり悪くなっていて

どこの歯科医院でもまともな治療を行ってくれる歯科医院では

嫌な思いをしなければ望みが叶わない状態までいちゃっているんじゃないかな?と想像できます。

 

例えば、前歯の見た目を綺麗にしたいとご希望になった場合、

歯科では当たり前のことなのですが、

補綴前術前矯正というものを行わないと

どうしてもオカシイだろう?という見た目にしか仕上がりようがないというケースが多々あります。

 

今回も矯正界のビッグスターである尾島先生のyoutubeを貼っておきます。
累計youtube再生回数180万回以上(そういう多くの支持者をもっている歯科医のyoutuberって少ないんじゃないかな?)

 

長~~いので端折って8分45秒から見るといいのかな?と思います。
9分40秒からでもいいかな~~

なんで、歯科医院に行ったら矯正治療したいと思ってなかったのに

セラミック冠を全部被せてとりあえず見た目を変えちゃっておきましょうってことをお勧めされず

(中にはもちろん〇〇美容外科のようにダイヤモンドの輝きのセラミック矯正をお勧めしちゃう歯科医院もありますし、

歯を全部抜いてオールオンフォー入れちゃうのがいいかもねなんて酷い歯科医院もありますが・・・)

高額な矯正治療からしたほうがいいですよって

説明受けちゃって嫌な思いしちゃうのか?って

基本のことがちゃんとわかるんじゃないかな?と思います。

ハーバード大学でもボストンは高級住宅地であり学問の都なのですが、

術前矯正から行うのが基本っていう事を強調されていました。

つまりこっちのほうが王道です。

審美歯科の分野では、とりあえず歯茎に乗せてセラミック冠作っちゃいましょという掟破りのBTAテクニックというのも

ありますが、かなりの荒業になるので

当院でもどうしても~~というご希望でなければ滅多にしません。

 

自費治療東京は高いですから、

地方で受けるという方は結構多いです。
数万円ならいいですが、数百万円~数千万円総額というコースもあるようです。

そうなったら魔界だな~~って歯科医でも思います。

個人的には子どもに戻れるなら

T4Kから育っておくといいのにねと思いますよ。(無理ですけどね)

 

 

さあて、

どうでした?

youtube見て凄いな~都会はって思いましたか?
こういう世界的な評価が超高い歯科医で

とてもパワフルで常に患者さんの治療をどうやったらよくしていけるのか?

歯科界全体のレベルアップにまで尽力してくれている人格者の居る歯科医院でも

なんと!口コミは2.5と2.6(予想通りww)

しかも、先生自らが低評価の口コミに対してコメントを入れて対策を講じていても・・・・・

 

ま~~そんな感じなんですよね。

口コミって

本当に当てになりません

口コミ書かない患者さんのほうが

各歯科医院に通院されている患者さん数を考えれば

どれだけ多くおられるのか?

よ~く想像してみてください!

 

医療機関にマイナスの口コミ書く人って

超々超レアな存在です。

ふつう、マイナス評価する人が

その歯科医院に通院し続けるはずないですよね?

何かにカチンと来て正常でない感情に陥ってハライセに嫌がらせコメント残したる!!って

やちゃったか?

来てもないのに営業妨害しておく必要があって

マイナスコメントわざわざ書き込んでいるっていうのが多いんじゃないでしょうか?

 

ちゃんと評価できるくらい何回か実際に通院した患者さんの場合は、
医療を受ける際は保険証で患者情報を提供していますし、

スタッフや歯科医とコミュニケーションをとって

家族や友人の話や趣味の話なども行っていたりしませんか?

そういう信頼関係を作った後で

鋭敏な口を開けて治療をお任せしてるはずで

そうでなければ口開けないでしょ?

相互に信頼関係を築くことが苦手なタイプの人?

そもそも、通院してる医療機関マイナス評価つけてあったら

その人に良い治療してくれるんですかね?ロボット診療??

なんだかおかしいと思いませんか?

 

貴方はその滅多にいない超珍しいタマイナスの

口コミを当てにしたいですか?????

 

口コミの評価が高い歯科医院は

口コミ対策に高額な支出出している歯科医院でしょうか。。。

 

 

 

これが、医療を食い物にしているIT業界の仕組みですから、

医療には転院の自由が保障されていますから

相性が合わない歯科医院の場合、

それは貴方のそのタイミングでたまたま相性が合わなかっただけですから

口コミ書かずにサッサと転院!
他の多くの患者さん(相性がたまたま合わないタイミングだった)への

医療提供を邪魔することにならないように

モンスターペイシェントになって医療者を疲弊させないように
できるだけ心がけて皆さんによい治療を受けていただきたいなと思います。

 

バイバイ!

 




 

 

日本人の失明の主因である(失明まで行かなくても徐々に視力が落ちて生活に支障が生じる)

緑内障ですが、

その緑内障のうち日本人の場合、約6割(7割ともいわれる)は正常眼圧緑内障だと言われるようになってきました。

 



目がよく見えるって生活の質を維持するためには

とっても大切なことですよね!

眼科では眼圧測定をよくしていると思いますが、

眼圧は日内変動もするし、体位でも変動するし、季節でも変動することはよく知られていますし、

そもそも目も循環により正常化を常に図って機能していますから

ある人は、眼圧がこの程度でも問題ないけど、別の人は視力低下が進行するなど

人それぞれ違うデリケートな部位ですよね。

眼圧は理想値を基準に単に下げとけばいいってものではなく

眼圧が緑内障の診断基準になるわけではないです。

ただ、個別に計測し続け眼科医が症状や病態と照らし合わせて考える際大変有用な検査情報ではあります。

 

????ここは、眼科の話をするところだったかな?って

不安に感じた人。正解です!

 

ここは歯科の話をするブログです。

 

じゃ?何故に歯科医が緑内障の話してるんだ?専門外の的外れじゃんと思われた方

正解です!

 

眼科のことは眼科医に直接聞いて下さい。
 

ただ、大変興味深い論文が発表されていますから

今回は歯科からちょっとご紹介しようと思います。

皆さんはすでにこの印象的なコンタクトレンズを一度は何かで目にしたことがありませんか?


ん??今回はスーパーエナメルじゃないんだな?って

思った愛読者の方。ありがとうございます。



スーパーエナメルは削らずに歯の表面にのせて接着してしまう

超オシャレでイカした歯のコンタクトレンズべニアの一種で

オシャレと歯の保護のために開発された特許製品です。


が、今回は封印しておきましょう(笑)
見逃している方は、過去に山のように記載がありますから見直しておいて下さい(笑)

 


今回の話題は、

口呼吸が緑内障の原因?!です。

 

で、このカッコいい気がする ちょっと気になる目につけるウェアラブル測定器

トリガーフィッシュコンタクトと言い


日本でも医科(眼科)が今後どんどん導入していくはずの眼圧計測装置です。
実際にどうやって使うのか?

を見ると全然イカしてないことがわかりますが、

それは医科ですからしょうがないですよね。

医科のものは常に見た目は超ダサい。。。

 

今後、どこかでこんな格好で計測している人に出会ったら

あ~~~!最先端の眼科に通っているのかな?と

とりあえず見逃すことにしましょう。

 

とはいえ見た目は超ダサくても、

この装置は凄く画期的な装置ですね。

この装置の販売によって比較的簡単に

日本国民の日常生活で簡単で正確に眼圧の変化を24時間計測が可能になって

やっとこさ

わかったことが論文になっていました。

 

https://www.hokudai.ac.jp/news/160607_med2_pr.pdf?fbclid=IwAR0Vy6HEb32WdHln8zwYc_ZqhZaI1pKtqYDwdsHwJZUHWCtuOe1PEPwCPWo

 

 

2016年6月です。

睡眠時無呼吸症候群患者の

夜間眼圧変動の測定に初めて成功

 ~睡眠時無呼吸症候群と緑内障発症の関係を解明~

なんと!!夜間眼圧変動の測定は今までやってなかったっ????!!

 

こりゃ、人生の半分、

年取ったら人生の大半の時間の眼圧は測定していなかったって感じなんでしょうかね・・・

 

こういうことは、医科だけではなく

実は歯科でもよくあることです。
睡眠時呼吸障害の有無と

その睡眠時の姿勢や舌の位置や呼吸や気道、血圧も心拍数もな~~~んにも知らないで

起きている時のことだけ考えてあれこれ考えている事って実はまだまだ多いのです。

そこでこの約100万円する計測装置を購入し(コンタクトレンズは1枚1万円程度)研究論文を発表したのが北大の医学部だったようです。

 

結論: 閉塞性無呼吸は、OSAS患者の夜間睡眠中にIOPの即時低下をもたらしました。OSASと緑内障を結びつける可能性のある一時的な低酸素症など、IOPに依存しない病因に注意を払う必要があります。

 

この研究は、一晩の継続的なモニタリングを介して、睡眠状態でのOSAS患者における無呼吸低呼吸イベントの急性IOP低下効果を示した最初のものです。眼灌流圧、自律神経機能障害、虚血、炎症、酸化ストレス、ミトコンドリア機能障害、高炭酸ガス血症など、OSASと緑内障を結びつける可能性のあるさまざまなIOPに依存しない要因に注意を払う必要があります。これらはすべて、OSAS患者の夜間睡眠中の一時的な低酸素症に起因します。 。 IOPの上昇なしに網膜神経節細胞死を引き起こすOSAS関連緑内障のメカニズムをよりよく理解するには、将来およびさらなる研究が必要です。

 

 

今回の研究では特別なコンタクトレンズ型の眼圧計を用いることで,無呼吸発作そのものは眼圧を上昇させることなく,むしろ眼圧を下げていることを世界で初めて明らかにしました。 

睡眠中に呼吸が停止する発作が繰り返される睡眠時無呼吸症候群患者では,脳梗塞や心筋梗塞など
心血管系の病気が起きやすく,さらに緑内障の有病率が正常な人の約10倍高いことが知られていますが
何故,緑内障を発症しやすいのかその理由は分かっていませんでした。

 

たとえ眼圧が上昇しなくても,低酸素状態などがあれば,視神経が障害を受ける可能性を示し,
日本人に多くみられる正常眼圧緑内障の病態解明の一助になると期待されます。
また,睡眠時無呼吸発作と診断された患者では,

眼科で定期検査を受けるなど,正常眼圧緑内障の発症に注意する必要があります。  

 

残念ながらその後の研究はどうなっているのでしょうか(眼科のことは専門外の為よくわかりません)

http://blog.livedoor.jp/akisakuhana-cavalink/archives/7133484.html

 

 

って、事です。

睡眠時に口あけていびきかいている

そこのお父さん、お母さん、そして、あなたの可愛い子どもたち。

 

私は予言しましょう!(単なる予言者)

 

将来、何等かのストレスが降りかかって

現状以上に視神経に血流がいかなくなれば

貴方はきっと視力を失って

老後の穏やかな生活を送ることができなくなり

失望した人生を活力なく生きていくことになるでしょう。

 

そこのいびきかいている貴方!

 

歯はちゃんと残っていますか?

 

歯ぎしりや食いしばりで歯がどんどんなくなっていっていませんか?

 

総入れ歯や義歯になって

寝た時に細菌の巣窟になるからって理由で

入れ歯を外して寝ていませんか?

そもそも歯を失った原因は

幼少期から成人後にかけて続いている口呼吸が原因だって事知っていますよね?

 

虫歯になるのも口呼吸

歯周病になるのも口呼吸

歯並びが悪くなるのも口呼吸

顔が長くなるのも口呼吸

歯ぎしりをするのも口呼吸

睡眠時に食いしばりが生じているのも口呼吸

歯に着色して歯が汚いのも口呼吸

口臭がするのも口呼吸

肌がアトピーなのも口呼吸

風邪をひいたり気道過敏になるのも口呼吸

髪が薄くなるのも口呼吸

 

色々な病気が口腔機能低下(高齢者の病名)

あるいは口腔機能獲得不全症(16歳以下の病名)

から生じます。

 

正常眼圧緑内障で目が見えなくなって

QOL(生活の質)が低下していくのも

口呼吸が原因になっている可能性が大ってことに繋がりますよね。

 

口呼吸する人は必ず睡眠時に口が開いていて

いびきかいたり、低酸素状態に陥っています。

睡眠時無呼吸症という診断まで至らなくても

睡眠障害に悩まされ悲しい老後になるでしょう。

 

生涯健康を目指すならば

口腔機能を向上させておきましょう~~!!

追記:


緑内障治療として視神経乳頭の血流改善や神経保護治療なども注目されていますが、

現在、エビデンスに基づいた確実な治療は眼圧を下げることだけです。

 

というのが眼科の常識かもしれませんが、

今は眼圧を下げることだけなんて言っている眼科は時代遅れの眼科ってことになりそうですね。

 

視神経乳頭の血流改善法として水素療法が動物実験では効果ありとされています。

2016年に正常眼圧緑内障の機序が推測されているので、今は2021年。

今後、このスマートな?トリガーフィッシュコンタクト眼圧測定器がなんとか保険適用になるように眼科に頑張っていただいて

睡眠時無呼吸症との関連性がよりエビデンスの高い内容になり

歯科と眼科が連携しようと言い出すときがいつか来るのでしょうか?



風穴があく。

そんな時代が来るといいですよね~~~~!

 

それではね!

バイバイ!

 

 

昨今の医療業界は

機械の進化が著しく

田舎の一歯医者がついていくのは

結構大変。

機器の設備投資や

導入機器を使いこなせるスタッフトレーニングが欠かせず

滅茶苦茶大変ですが

何とか頑張って様々な努力を怠らず行っています。

 

当歯科医院が特許を取得しているスーパーエナメルという

歯を削らない付け爪感覚の極薄べニア治療も

この度フルデジタル化を可能にしましたが、

昨今は歯科矯正治療もデジタル化が加速してきています。

 

当院を選択し来院される全国の歯や歯並びに問題を抱える歯がある成人患者さんの多くが

第一選択される矯正治療法が

インビザラインという

見えないアライナー矯正(マウスピース矯正)治療なのですが、

そのインビザラインでは

iTeroという光学スキャナーを用いて

お口の中の歯の(実際に見えている歯冠部と粘膜面の一部)情報を

デジタルデータ化して

その情報を基に

矯正治療計画を立案していくという事が

可能になっています。

 

すでに当院では数百名の患者さんにこのインビザライン治療を提供してきました。

ブラケット矯正は365日と大抵1年半以上ブラケットという装置を

歯面に接着剤で固定して

そこにワイヤーを通して結紮して

歯のコントロールをして歯を動かしますが、

インビザラインなどのアライナー装置は

歯面に複雑な装置をつけませんから

見た目がよく、取り外し可能なので飲食内容の制限がなく、

痛みが少なく、口内炎が出来ず、歯磨きも普段通りに近く楽に行え、

転んだり当たっても危なくないし、逆に歯を守ってくれる為

アメリカのハーバード大学で学んだ際も

これからはブラケット矯正ではなく

インビザライン矯正へどんどんシフトしていきますよという

講義内容でした。

日本も遅ればせながらそういう風潮にどんどんなって来たのは

十分予測されていた事だと思っています。

 

ただ、この装置もどんな装置も万能ではありません。

装置使用状況をしっかり管理できないタイプの方は

アンフィットが生じてきていても

全く気にされずどんどんステージングを進めてしまいますから
歯科医院へ来院予約時に来られた際は

とんでもなくアンフィットを生じてしまっていて

予定通りには矯正治療が進まないという事が起きてしまいがちです。

また、アンフィットが生じているのか?どうか?を

ご自身で確認しやすい部位は前歯部位なのですが、

ほとんどの歯並びが悪い人に共通するのですが、ここの前歯を圧下をかける必要があり、

前歯の圧下は奥歯の圧下よりも痛みを伴うために
加速装置の使用が大いに望まれるのですが
この加速装置がまた一々高いので

(15万円でっせ!!)

加速装置をどうしても使わない(買わない)という方も多々おられ

結局、何回も追加アライナーを作って

妥協的な終わり方になってしまうというケースも割と多く経験しました。

妥協的な終わりで終わるという事は、

実際にインビザラインだけでなく

ブラケット矯正の場合でも

臨床現場では割と生じてしまう事で

矯正専門医でも妥協的終わりにしてしまうケースが多々あります。
 

そういう終わり方になってしまうのは、歯科医だけを責められませんし、

患者さんの一方的な責任というわけでもありません。

ただ、ブラケット矯正の場合は、

患者さんの責任割合は多少軽減されます。

最初の治療計画とズレて上手く進んでいなければ
ブラケット矯正の場合は生体の反応性を見極めつつ

歯科医(そのため認定医制度がある)が技術を駆使して

都度都度必要な調整を行う事で

妥協点を見出して

矯正治療を終わりへと導いています。

インビザラインの場合は大半が患者さんの使用状況に左右されてしまうので
(固定式装置ではない宿命)

最初に設計したクリンチェックからどんどんズレてしまって

装置がうまく適合していないという事がどうしても生じます。

そのリカバリーがいかにうまいか?というのが

歯科医の技術力になります。

が、どうしてもアンフィットが修正不能な場合は

再度口腔内をスキャンして新たな治療計画を立て直し

現状から再スタートする追加アライナー作製に移行したほうが手っ取り早い場合もしばしばあります。

インビザラインが日本で浸透したのは、

そうした事前に想定される作り直しリスクを

インビザライン社が全額負担した販売戦略に負うところもあったように思います。

インビザライン社は、

今では日本の歯科界の一大成長企業になりました。

もちろん、世界中でもこの企業の成長は目を見張るものがあるでしょう。

気になった方は株価の推移を確認してみてはいかがでしょうか?

 

昨今は、非常に多くの歯科医院が

このインビザライン治療を取り扱うようになっています。

 

 

ただ、こういうアライナー矯正(マウスピース矯正)の治療計画は

口腔内スキャン情報だけで立案されてしまう

患者さんを実際に診察していないインビザライン社のテクニシャン任せに

してしまうか?

実際に様々な情報を持っていて(レントゲンの情報やCTの情報や歯周組織の情報や

口腔習癖の情報や顎関節の状態の情報やお顔の情報等々)貴方としっかり話し合った歯科医が治療計画に関わったものか?

その歯科医がインビザライン治療にどれくらい精通しているのか?

矯正治療にどれだけ精通しているのか?

等々患者さんがわからない部分で

かなりのバリエーションがあるのが実態です。

矯正治療の治療ゴールや治療ステージの進め方、アタッチメントの設置の仕方、IPRの仕方入れ方などで

かなりのバリエーションが存在します。

これに追加して患者さんの使用状況のコントロールがどの程度できているのか?

でも結果が大いに変わってしまいます。

歯の治療は

どれでも術者と患者さんの理解度協力度で結果が変わってしまうのは致し方ない事なのです。

まあ、いかなる病気でも同じなのですけどね。。

 

現時点では、

インビザラインなどのアライナー矯正(マウスピース矯正、デジタル矯正)は、

まだ旧式のブラケット矯正をずっと以前に学んで構築してきた大学の教育システムにはほとんど導入されていません。

日本の矯正歯科学会の旧来の偉い先生方も

医療の急激な進化についてきていませんから

学会でさえもインビザライン矯正について全くド素人並みの立ち位置に留まっています。

 

私が数年前に勉強に行ったTORINO大学(イタリア)はすでに

インビザラインの勉強が大学でされていましたし、

アメリカでも矯正歯科の先生は大学でインビザラインの講義を受けて歯科医になります。

日本はまだまだ教育システムが全く追いついていません。

 

そういう中で、

私がずっと以前から追っかけて勉強させていただいている本郷の尾島先生が

昨今、盛んにyoutubeでインビザラインについて

素人の方にもわかるように様々な情報をほぼ毎日発信してくれています。

その先生が、数年前には言っていなかった内容で今一押しなのが

インビザラインのクリンチェックを口腔内スキャナー情報だけで独立して考えるのではなく

顔の情報、顎関節の情報、骨の情報とリンクして

実際にインテグレートさせて治療計画を立てることで

歯根吸収のリスクをほぼゼロにし、(元々インビザライン治療は歯根吸収が生じにくいので更にという事になりますが)

追加アライナーの発注がほぼ不要になるような一発仕上がりに近づけるような予測実現性の高い治療計画を目指して

口腔内スキャナー情報と骨情報(CT3次元情報)と

連携をとった治療計画の立て方を世界に向けて大いに発信されるようになっておられます。

そこで、

かなり重度で外科適用が妥当とも思われるような難ケースがありましたから

当院もスキャナー情報とCT情報をインテグレートしてクリンチェックを立てる分析法を

利用してみました。

とっても高い分析ソフトを使っての分析が必要になります。

 

 

一般に方はCTの見方も見慣れていないでしょうし、

この技術がどんなに画期的なのか?を想像することなど困難でしょうが、

こんなことができるって

現段階では結構進んでいて超凄い事なんですよ!!

わっかるかな?わからないだろうな~~~

まあ、こういう分析を可能にするには、1ケース約10万円の費用が(原価)でかかりますから

誰でもが気軽にどの歯科医院でも行ってもらえるってものではないでしょう。

各種検査費+ソフト利用の分析費+インビザライン社のクリンチェック費です。

人件費や施設利用費は含まれません。それで10万円!!

しかも、分析まででは何も治療は始まらないですからね。

今回は患者さんからは費用はいただくことなく

当院が必要に感じる分析でしたから発注してみたのですが、

通常はここまで必要か?っていえば、

まだ費用対効果の関係から

超々超々高額な矯正治療費をお支払いされたならばしてもらうに越したことはないでしょうが、

まさか65万円とか80万円とかでは絶対に無理ですよ。

矯正治療費がピンからキリまであるのは

こうしたどこまで分析を行うのか?

管理をどこまで行うのか?などなど

様々な要因があるためでしょう。

私もいろいろと勉強しないといけないことがまだまだいっぱいあります。

時代はどんどん前に進み、

機器がどんどん進化しますが、

一般化するには現時点ではコストがかかりすぎ

インビザライン治療のコンセプトに逆行してしまうかもしれません。

ただ、こういう事がその歯科医でも簡単にできてしまうように

時代が進んでいくにはもう少し時間がかかりそうです。。。。。

それにしてもソフト代、高すぎます。

出来れば日本製を期待したいですが、その実力が全くない壊滅的な日本の国情があります・・・・

教育の遅れと共にそちらの開発力の無さも とても心配です。
デジタル関係が全く遅れてしまった日本・・・・・

色々な意味で無策すぎたのでしょう・・・・

 

今回の新型コロナ対策が人間の善意と道徳観に頼るしかなく大変混迷してしまった事や

オリンピックの海外からの入国者管理でも使い物にならないアプリが大不評なのも

日本のデジタル化対応が遅れてしまっているからでしょう。

 

教育の現場が追いついていない。

学会も全然機能していない。

医療の現場はまだまだ混迷が続きそうです。

 

とはいえ、インビザライン治療というのは

誰でも非常に簡単に使える超便利な矯正治療システムで

デジタルに強いアメリカの集団が作って来た(もちろん中に日本人技術者もいるのですが・・)

現時点で最強のデジタル矯正システムです。

アメリカではこういうインビザライン矯正(ちゃんと歯を動かせるしっかりしたアライナー矯正、マウスピース矯正)が

主流になってブラケット矯正がサポートに回る時代に入ってきているそうです。

装置の特性で歯根吸収が起きにくいですから

初回のクリンチェックで製作したもので上手くコントロールできなくても

何回でも追加アライナーで微調整していけば

治療ゴールを見出すことが可能です。

しかも、無理せずゆっくり時間をかけて歯を移動させれば骨もついてくる場合もありますから

焦らず嫌にならず5年間の保証期間(コンプリヘンシブは初回承認より5年間は追加アライナーの発注が可能)を

有効に使って目的に近い治療ゴールを微修正しつつ目指すことはCTを利用しなくても

十分可能でしょう。

確かにCTとの連動があったほうが安心できますが、

必要に応じてブラケット矯正の良いところを使えば

大きな問題を起こすことなく

治療を成功に導くことは可能ですから

矯正治療を必要とされる際は

契約前にしっかり歯科医院にそれぞれの特徴を説明を受けておくことが大切ですね。

 

今回使ったCTのダイコムデータと口腔内スキャナーのSTLデータと写真のjpegデータの連動システムは

超超高額なのですが、それだけではクリンチェック立案の補助にしかなりませんからね。

結局は歯科医が責任をもってクリンチェックを立てて

個々の歯の動きに応じてしっかり噛ませてアンカーを失わせないという事まで

修正していかないとほぼ使い物にならない程度の内容でしたから

まだまだだな~~~というのを実感しました。

やっぱり本家本元のインビザライン社の開発部門(膨大な資金力が集積しているはず)に

もっと頑張ってもらいたいなと思いました。

 

それではね!
バイバ~~イ!!

 

 

 

日本人の平均像が

黄色い歯の人達から

真っ白な歯の人達に

イメージチェンジしつつある昨今

 

巷にもたくさんのホワイトニングサロンや

ホワイトニング関連品を目にするように変化してきています。

 

貴方の歯は黄色?白?

どちらのイメージが定着していますか??

 

 

昨今の若い方は、

虫歯もないし、

歯の継ぎ接ぎもないし、

ムダ毛もないし、

肌にブツブツや凸凹もないし、

髪の毛は枝毛や切れ毛、うねり毛がなく、

サラサラ艶々ピカピカ均一。

ここを目指して自分磨きとしてお手入れに余念がありません。

時代が進化して

医療も進化し様々な技術が進化してますから

たいていのことは自己投資すれば

望めば叶う時代になってきています。

 

歯が黄色かったり暗い色より

真っ白な歯は清潔感があふれる印象を他人に与えることができますから

日本でもホワイトニングが定着してきました。

 

 

そのため、

巷には様々なホワイトニング法が溢れています。

白くて艶々で真っ白な歯になるために

どのホワイトニングを選択するか?

皆さんきっと悩ましいだろうと思います。

 

ホワイトニングサロンなどの

歯科医がいないエステサロンや

美容室系が行っているホワイトニングは

本来得られるはずのホワイトイング効果が得られないということは

賢い消費者にはもう常識ですよね?!

 

ホワイトニングの基本は過酸化水素から発生するヒドロキシラジカルによる

効果ですから

過酸化水素が使えない(オキシドール程度の濃度なら市販されている)

歯科医師免許のないサロンでは

できることが極端に限られてしまうので

本当に白くなりたいならば

歯科医師免許を持っている歯科医のいる歯科医院でなければ

無理なのです。

薬剤は劇薬指定されていますから

管理と調合、販売購入も歯科医師免許がなければできません。

今、一番濃度の高い既製品のホワイトニング剤は

BOOSTでしょう。

これはヒドロキシラジカルを使用時に2液ミキシングにより作るので
濃度は40%と標榜されています。

日本販売品は35%です。

アメリカ製の40%のBOOSTを私もハーバード大学の実習で

相互体験しましたが、超々痛くて涙が出て必要時間やり遂げるのは無理でしたし、

ハーバード大学の歯科医もNo Pain No Gainだって説明してましたから

ホワイトニング=痛い=根性物語という

製品もあるのです。

一度のホワイトニングで真っ白な歯になるためには、
涙とセット。これでは、

一般の方はホワイトニングにマイナスイメージをもってしまうでしょう。
一応、歯科医院では

知覚を鈍麻させる痛み止めも出せますし、

麻酔も可能ですし、

硝酸カリウムやフッ化物がたくさん入った薬剤やシートも出せますから

BOOSTをあえて選択するという歯科医院や希望患者さんも確かにおられます。

もしもご希望者がおられましたら

事前にご連絡さえしていただいておけば

歯科医院ではどこでも薬剤は購入できますから

ホワイトニングに慣れた歯科医院でありさえすれば

BOOSTはどこでも行ってくれるでしょう。

(慣れていないと歯茎に化学火傷を生じますし、酷い痛みで数日お食事ができなくなるでしょうから

よくお問い合わせしてください)
 

通常のホワイトニングは二酸化チタンの光増感剤を用いて

必要な波長の光を当てて行われます。

 

ポリリン酸ホワイトニングは

初期のものは熱で化学反応を促進させていただけでしたが、

その後、触媒を熱反応を増強するカーボンが添加され

更に今はプラチナ(白金)を触媒として添加してあるものに

変化しています。

ヒドロキシラジカルを如何に効率よく生じさせるか?

そこが様々なオフィスホワイトニングの差になっています。

 

また歯の構造への影響についても

様々な歯科医院向けホワイトニング法で工夫がなされています。

 

歯の最表層のエナメル質の表面をどんどん拡大していくと

こういう表面構造になっています。
エナメル小柱という基本構造なのですが、

エナメル小柱は幅 4 μm高さ8 μmで、

ハイドロキシアパタイトの塊が密に詰まったものです。

それぞれの構造の境には有機質のバインダーのようなものがあり僅かな間隙があります。

そこに汚れや細菌やカビや色素が落ち込んでいたりしていますから

過酸化水素のヒドロキシラジカルでそれを取るのがホワイトニングです。

 

国内企業のGCなどに説明させると

ホワイトニングでは歯の表面荒れは生じていないと言っています。

が、海外の論文では

歯の表面荒れが生じると言われています。

とはいえ、ホワイトニングで生じる程度の表面荒れは

すぐ修復されるって言っています。

まあ、そんなもんです。

歯の表面のハイドロキシアパタイトの結晶構造の変化などは

毎日の飲食で生じている脱灰と再石灰化のメカニズムと同じことですから

歯にとってたいしたことではありません。

それより歯面にミュータンス菌の塊をくっつけておき長時間にわたって酸性に傾けておき

脱灰をず~~と続けておくほうが怖い事です(虫歯になります)

 

 

こちらは

通常の平衡状態の歯の表面

 

ホワイトニングすると

穴が大きくなったりガサついたり

エナメル小柱構造に乱れを生じる。


歯科医院でホワイトニングを行ったら

そのまま帰ったらいけません。

こっちのほうがとても大切です。

 

元々あったのかもしれない穴や乱れをより大きくわかりやすくしつつ

落ち込んだ汚れをヒドロキシラジカルで分解除去したのですから

その後の穴や乱れを即座に修復しておくことのほうがどんなに重要なことか!!

実は、こっちがとても大切なのです。

 

で、ポリリン酸のシステムはここがとても簡単にうまく出来るのが◎なのです。

FAPシステムもおんなじような感じですが、

どんなに細かいナノ粒子のハイドロキシアパタイトを飽和状態にして入れ込んでも

ハイドロキシアパタイトの構造体とうまく結合させることができないので
そこをC-apシステムで歯の表面構造を積極的に強化しておく

歯質強化のプラスアルファ―

これが

今回の新しいポリリン酸ホワイトニングシステムの目玉になっています。

 

今までのポリリン酸ホワイトニングはここまでの内容

 



これが以前のポリリンプラチナホワイトニング、

 

今は新たなシステムが組み込まれて

こちら↓↓↓↓



CAPシステムがポリリン酸ホワイトニングと合体して

歯質強化型ホワイトニングが誕生したのです。


海外ではフッ素配合型MIペーストトリートメントが主流(日本では購入できません)ですから

FAPシステムもCAPシステムも日本独自の先行型ホワイトニングで

デリケートな日本人の歯を白く強く輝く歯に変えてくれます。

 

昔のポリリン酸ホワイトニングで止まっている歯科医院には

何?それ?どういう事???って

感じでしょうかね(笑)

 

 

何でもそうですけど、時代はどんどん進化していきますから

ちゃ~~んと技術のブラッシュアップしておかないとね!!

 

ポリリン酸ホワイトニングを行った人に

お勧めなのが、歯を傷めないで歯を徹底的に守る、しかも粘膜も痛めない


この歯磨き粉(研磨剤無、フッ化物の添加無、ラウリル硫酸ナトリウム無配合、

脱色効果、再付着防止効果の高い短鎖分割ポリリン酸を配合)
ポリリンWX!!

 

そしてホームホワイトニングは

TAB-LABが好評でセット品になっています。



ポリリン酸の保護作用のお蔭で

ホワイトニングしていても飲食の制限が不要で

痛みもほとんどありませんから

是非試してみてくださいね。

 

 
 

今回はちょっと難しかったかな?

だいぶん端折ちゃいましたからね。

 

詳しくは

歯科医院で尋ねてみてくださいね!

 

今までもポリリン酸ホワイトニングを扱っていましたが、

更に進化した第5世代も導入を済ませました。

 

色々なホワイトニング法がありますが、

ご希望に応じて

貴方に一番ぴったりなホワイトニング法を提供しています。

 

 

真っ白い歯になりたい方は、

田舎の歯医者さんで

ご相談してくださいね!!

 

 

 

 

 

 

 

スーパーエナメルといえば、ルミネアーズ

ルミネアーズといえば、スーパーエナメル!

 

切っても切れない関係です。

 

アメリカでも世界でもルミネアーズはとても有名

最も歯を削らないメジャーな審美歯科治療法です

アメリカのデンマット社という会社が

かなり以前にこの製品の販売システムを作って

世界中のちょっとセレブな歯科医を集めてセミナーして普及させていた審美歯科治療法ですからね。

 

毎年ラスベガスの超一流ホテルの一画で

技術習得を目的に世界中から集まってきた数千人の歯科医に

認定医の資格を与えていましたから知名度が違います。

 

韓国の江南地区の審美歯科でもルミネアーズは韓流スターの歯に貼られていましたし、

アメリカのハリウッドスターにもルミネアーズは貼られていました

海外では日本のように医療広告が禁止されているという事はないですから

TVでもスマイルに自信が持てないイケてない人を救う画期的な歯科の審美治療法として

一般向けに宣伝されていたりしましたからね。


スマイルのデザインが決まって

製品が納品され

トライフィット(試適)が終わって

接着に使用するセメントの色が決まってしまえば

接着は実に簡単に行われます。

歯を削ってないですから痛みを生じることはないですから

麻酔も不要ですし、サササのサ、ペタペタのペタっていう感じで

接着は進んでいき

接着後の微調整や細かい噛み合わせの微調整(貼り付けてあるものが顎の運動を妨げないように

また、安心してお食事ができ、お食事や歯ぎしりで外れないように)
が行われたら

ほとんど一生持つ。(エナメル質に強固に接着しているので)

そんな感じで

多くのスマイルに自信を持てない人達の悩みを解決してきました。

 

 

歯を削らなければ歯は元々とても頑丈ですから、

その頑丈な歯にそのまま

永久接着に超有利なエナメル質に接着する手法ですから

間違いないんです!!
しかも、基本的には

噛み合わせに全く関係しない上の歯の表面に貼るんですから

半永久的に外れないし、トラブルがないんです。

このルミネアーズという治療法は

アメリカ製ですからどうしても超高価な治療費になってしまうので

岡山のような田舎の人達にとっては

気軽には手が出せない高額な治療という事になりますから

高級すぎてこの治療法は需要がほとんどありませんでした。

しかも、日本では間に総輸入代理店が介在しますから

技工士さんに直接指示を出しても通りにくいっていう

認定歯科医院側にとってちょっと扱いにくいところがありましたから

日本の田舎(金周りが首都の東京とは桁が違っちゃうのです)の一歯科医院として

何とかならないかな~~~と

色々尋ねてみたり材料メーカーに尋ねてみたりしてみました。

ところが約10年前は日本ではそういう事ができるラボもメーカーも見当たりませんでした。

ルミネアーズのニューセリネートという素材もたぶん日本では扱えなかったのでしょう。

ところが、ちょうどタイミング的に

より強度が高いe.maxというキャスタブルガラスセラミックが超メジャーになって来た時期と合致し、

シアトルであったアメリカ審美歯科学会に参加した際には

e.maxでの審美治療の超綺麗なケースがどんどん発表されてきていて

こちらの素材のほうが強度が強いので扱いやすい特性を持っていて

更にそうこうしている間に日本製のより改良を加えて使いやすい素材(Lisiやら他社製品まで)がバンバン出てきて

(イボクラ社が持っていた特許が切れたからですね)
更にそうこうしている間にジルコニアも出てきて

ジルコニアのほうが超絶粒度が細かく吸水性も溶解性もないので

ツルツルでピカッピカで超々キレイが一生続くので

そういうどんどん進化している素材で極薄のセラミックべニアを作ったほうが絶対によいので

(歯にも歯茎にも身体にも)

歯科医が主導するスーパーエナメルというシステムは

過去にとどまらずどんどんどんどん進化を続けていっているわけなのです。

 

そして、今回からは

なんと!

スーパーエナメルは更に進化して、

歯型を印象材で採らずに

サササササ~~~~っと

光学印象で撮るシステムまで可能になりました。

 

 

左のようなオエオエオエ~~~~っとなる

顔や唇が汚れちゃうような旧来の印象材を使う必要がなくなって

光学スキャナ~~でスイスイスイっと

印象を撮れば

歯型を採る必要がないので、超楽々に。

お化粧崩れもしませんから女性にとっては朗報ですね。

そして、その光学スキャナーで撮った歯の情報を基に

なんと!デジタルデザインが可能になったのです。
デジタルスマイルデザインのイメージとしては

こんな感じです(あくまで参考としての引用です)

(結構、こういうのは最近の進化についていっている歯科ではよく行われています)

 

 

そして、

こんなイメージで作った

モックアップというデザイニングを

樹脂のディスクからミリング加工して

モックアップシェルというものを作って

希望者のお口にフィットさせて

こんな感じのもので最終的なセラミックを作ってよいですか?

色はどの程度を選んでおきたいですか?

等のより具体的なご希望をお聞きして

最終製品に反映させて完成品を仕上げるという事が可能になりました。

超素晴らしい!!!!

 

 

スーパーエナメルについては、

簡単に説明用冊子を作っていますから

こちらもご覧ください。

 


とはいえ、時代の進化と共に

ドンドンどんどん進化を遂げていくのが

しがらみや高額投資を行っていないふつうの歯科医の務めですから、

岡山の田舎あたりでは、

超最新の技術が入っていても

超安価な治療費でご提供することが出来ます。

 

岡山の地価と人件費が東京と比べると天と地

月とすっぽん

地代が超安々なので

高度な治療でも安価な治療費で 御提供できるんですね~~~

 

全国の田舎の歯科医院は、

そういう地の利を利用して

もっと頑張らんといけませんね。

東京や都市部に負けていてはいけませんよね。

 

田舎の歯医者さんでは

現時点で(令和3年7月)

スーパーエナメルDIの

デジタルモックアップは

⇒⇒⇒

●モックアップシェルの試適までならば1回3万円

●デジタルモックアップを1本づつ作製して貼り付けてしばらく生活していただけるコースが1回8万円

(6本以下も同じ治療費です。6本以上では追加1本につき1万円)

●スーパーエナメル(e.max)は、1本26,000円  

6本でもなんとまあ!!

156,000円で可能(東京でやったらルミネアーズは1本15万円で90万円ですよ!!)
●スーパーエナメル(e.max レイヤリング付き)でも1本4万円
●世界の最高峰のセラミストの製品の天然歯の趣のあるジルコニア製スーパーエナメルでなんと!45,000円!!

●単なるジルコニア製のスーパーエナメル(モノリシック)で1本4万円!!

 

東京の治療費と比較するとめちゃ安!!

 

デジタルモックアップではなく

院長が行う従来通りの模型にワックスアップするモックアップの場合は1本3千円の激安。

院長の人件費格安算定ですねww

もしも、院長のモックアップで行う事を選択されたならば

人件費格安でほぼサービスでやってもらっている事になっていますから

院長にお愛想の一言くらいはよろしくお願いします。

そんなことでもないと一生懸命しても遣り甲斐がないですからね。

田舎ってそういうところは面倒なんですが、

田舎に来たら人情は大事ですからね。

都会の金金金の金砂漠に居るのとは違いますから

コミュニケーション能力も多少必要になります。(その代わり安い)

 

もう、そんなのは面倒くさいという方は、

サササササっと

フルデジタルコースを選択されたほうがよいですね。

優秀な女性スタッフだけで

すべて完結できますねw

 

最後に、

昔昔に、こんな治療やってていいのか?っていう印象があったデンタルサロンが

今では立派に(?)セラミック治療をご提供されるようになっているようです。

せっかくなので貼っておきます。

どこも似たような治療になってきていますね~~

治療術式が日本にもやっと定着したって感じでしょうかね・・・・・

でも、まだまだこういう治療法の術式がわかっていない歯科医院のほうが圧倒的に多いのが現状でしょう。

歯科医院で見た目に自信が持てないことをご相談されたときに

歯を大きく削ったり神経を取ったり(便宜抜髄)、抜歯をしないと無理ですよとしか説明されなかったならば

とりあえずこういう歯を削らない審美治療を行ってくれる歯科医院にも

一度ご相談に行かれたほうがよいかもしれませんね。

 

 

 

実際にモックアップまで進んだり、

説明をお聞きになり
モコモコした歯は多少、カンターを削り落とした方がスッとした歯の仕上がりになりますよ。

歯を削らない歯科治療とはいえ、

歯を多少スリムにしたほうが自由度も上がるし

歯もスッとしてより天然歯で綺麗って感じに仕上げることができますからね

などの説明を受けることになるかもしれんません。

イメージがわかない場合は

モックアップなどでしっかりしてもらい

実際のお口に試しに置いたり貼ったりしてもらって

必ず確認していただいたうえで

よ~~くお考えになってくださいね。

 

歯を削らないべニア治療って言っても、

多少なりともデップリボッコリした部分を削ったほうが

満足度高く仕上がるケースも多々あります。

 

そういう事を実感していただくために

モックアップってステップはとても大切になっています。

 

インビザラインのクリンチェックを見せてもらって

本当に矯正治療をそこで行うのか?を確認させてもらう費用みたいな感じですね

(当院はクリンチェック代金は35,000円いただいております)
 

 

歯をいじる前には、できるだけ

治療ゴールを明確にしておこうという事が

とっても大切です。

 

そういう事を丁寧に行ってくれる歯科医院が

全国にあります。

 

全国のスーパーエナメル加盟歯科医院の情報はこちらから

 

それでは

ばいば~い!!