散歩コース
日曜日は天気が良ければいつも散歩をするようにしている。
なかでもお気に入りのコースは家のすぐ近くにある「松原商店街」である。
テレビなどにも照会されているので知っている人も多いと思う。年末などは東京のアメ横なみの混雑振りである。
以前は「ホワイト餃子」という店があり有名だったらしいが、今は残念ながら店はたたんでいる。
いずれまた始めるのだろうか?
わたしは元々餃子好きなので、よくここで餃子とビールで小腹を満たしていた。
なかには沢山買って地方に送っている人もいたそうだ。フランチャイズだかチェーン店だからしいが、地元では結構有名だった。
それはさておき、いつも行く店はおさかな屋さんの「魚幸」さん。
ここはマグロなどもその場で解体して販売している。
わたしはあまりマグロには興味がないので店頭に出ているその時々の旬の魚が目当てとなる。
今日は解凍サンマとイカを売っていた。
解凍だけあって値段もかなりお安くなっている。イカは4杯で500円だった。その上、解凍とはいってもまだ新鮮らしく、刺身や塩辛でもいけるというので飛付いて買ってしまった。
店内には冷凍していないイカもあるのだが、値段は倍の1000円だった。わたしらは庶民なので解凍の500円を購入した。
ついでにメザシも安かったので買ってしまった。
お値段なんと150円でした!
ただ、今日はペスカトーレにしようと思っていたのでどうしてもアサリがほしかったのだが、売っていなかったので近くのスーパーでアサリを買う事にした。
うちの女房様がアサリを買っているときにスーパーのなかでわたしがボーと立っていると、知っている顔のおんなの子がいた。
その子は知り合いの店の子で、ナンバークラスの子だった。近くに住んでいる事は知っていたが、日曜日にこの松原商店街で買い物をするとは、なかなかのヤリクリ上手である。
さすがはナンバークラス!と思っていた。
敢えて声は掛けないようにしたが、よく見ると小さな子供も一緒にいた。
商売上ではおそらく内緒にしているのだろうが、日曜日に子供連れで買い物をしている姿は微笑ましくもあり、たくましくもあり、心の中で「頑張れ!」そうエールを送ってしまった。
きっとこれからもお店でナンバークラスを暫くは続ける事だろう。
ところで、今日は珍しく行かなかったのだが、必ず寄る店がある。
それは商店街のほぼ中央にある出店の焼き鳥屋さんである。
よくお祭りなどで出ているようなあのスタイルである。
ちょうど近くに酒屋さんがあるので、そこでビールを買って、そのまま焼き鳥屋さんの前で立ち食いをする。
これがたいていはこの散歩コースのメインになっている。
この焼き鳥、これがまたいい!
格別にいい!
こういったところの価値観がうちの女房様と一緒で本当によかった。
この辺が食い違っているとかなり厄介である。
いつも書いているが、自分以外の人との価値観がずれていると、商売上であっても結構疲れる。ましてや、プライベートで合わないときは最悪である。仕事でもないのに気を遣う事の意味がない。
まあ、昼間からビール片手に焼き鳥を食べていることがいいかどうかはわからないが・・・。
ところでこの焼き鳥のお味だが、まあそこそこでいわゆる屋台って感じなのだが、先日に寄った時いつもは奥で昼寝をしているご主人が珍しく焼き鳥を焼いていた。
その姿を見て女房様に言い訳がましく「ご主人が焼いているなら・・・」と、ついまた寄ってしまったのだが
(もちろんビールを持参して)
その時に食べた出来たて・焼きたての“皮”はかなり美味かった。
二度焼きする前の出来たてはやっぱり美味しい。
何でもそうかも知れないが、出来たては本当に美味しい。
さてさて、今日のお散歩コースだが、お目当ての食材も買ったことなので、今回は早めに切り上げた。
この他にもこの松原商店街は沢山いいところがあるのでそれはまたの機会にでも書くとして・・・。
この松原コース意外にもお散歩コースやサイクリングコースがここ横浜近郊でも沢山ある。
是非皆さんも、天気のいい日にゆっくりとお散歩してみるのもいいですよ!
時代は繰り返される?2
昨日の続きです…
前にも書いたが、今年の初めに古い知人等と海外に行った時の事である。
2泊ほどして3泊目の夜、いつものように外で食事をした後にもっと飲もう、ということで現地ではかなり有名なクラブに行った。
クラブといえば聞こえはいいが、ここはタイ!
若い連中が行っている今のclubとは発音も雰囲気も内容も全く違う。分かる人は分かると思うが・・・そういったところである。
でも、ちゃんとしたバンドやダンスホールなどがおかれている所が多い。
昔の日本でいうグランドキャバレーみたいなものである。
当時のグランドキャバレーでは遊んだ事が無いが、かろうじてバイトをした事はある。
わたしがバイトしている頃はそういったグランドキャバレーはまだまだあった。
それこそわけも分からぬまま先輩に連れられてよく行ったものだ。
行きつけの店ともなれば「いつもの曲をリクエスト」と言うだけでお気に入りの曲をバンドマン達が演奏して いた。
もちろんチップも弾む。
この辺は確かに我々の世代とはだいぶ違う遊び方だと思う。貧乏人だったわたしだけかもしれないが、チ ップを出す習慣は若い頃は全く無かった。
さて、そのタイのクラブでの話だが、先輩の一人がいつものようにリクエストに行った。
英語を喋れる訳ではないので、面倒臭くなると我々若手(40歳代だが・・)の出番である。
チップを渡しながらリクエストをするのだが、なぜか先輩のお気に入りの曲が演奏出来ない。
それをどう取ったのか、先輩が急に怒り出して
「お前等はカッコばっか付けて気にいらない!遊び方も知らない田舎者どもめ!」とわたし達に対して切れだした。
さすがにこれには参った。
内心ちょっと頭にもきたので
「そんなつもりは無いですよ」ぐらいの事を軽く言ったら、火に油を注いでしまった。
しまったと思ったがもう後の祭りである。
面白いことに、日頃なってないことが多いと思う若い連中とわたしの年齢差と、わたしとその先輩達との年齢差がちょうど同じなのだ。
先輩達にとってはわたしは幾つになろうが“若い連中”なのである。
それぞれの世代にはそれぞれの想いがあり、それは到底他の世代には分かり得ないものなのかもしれない。
それならそれで以前にも言ったように、互いにその主張を認め合っていければいいが、そう上手くはいかないものである。
今の若い世代の連中がどう我々の世代を思っているかは分からないが、わたしから見ると先輩の世代も結構ひどいものだ・・・・。
こんなこと書いていると、自分以外の世代をみんな悪く言っているように思われがちだが・・・・。
これ以上書くと単に愚痴になりかねないので止めるが、やっぱり互いに認め合う気持ちが大切だと思った。
私も若い世代を認める努力するので、先輩も是非そうしていただきたいなあ。
時代は繰り返される?
まだ、わたしが掛け出しの頃は結構若い連中も飲みに来ていた。
仕事をしていても、どう考えてもわたしより年上だと思っていたお客様が意外と年下だったなんて事も多かった。
若い分凄い格好で来る人もいた。ヘタをすると作業着のまま、それも地下足袋でというお客様すらいた。
それでも全体の客層の大半が若い世代だった。
もちろん年配の方もいるにはいたが自分の年齢とともに当時若かった彼等も年をとり、今では中年のお客様である。
前はもっと髪があったなあ、とか思うこともある。
今は20歳代のお客様が少なくなっているように思う。
以前は職人さん達は親方に連れられてよく分からないこのキャバクラに来ていた。
それが受け継がれ常連となる。そうやって若いお客様が多かった。
サラリーマンの人たちも同じ事だ。
それがここ最近はどうも皆見た事がある顔ばかりである。
わたしから見た若い世代が少ないように思う。
たまには入ってくることもあるがハッキリ言って遊び方を知らないというか、セコイ!
そんなにセコく遊ぶなら他の居酒屋にでも行った方がいいのではないか?と思う。
遊び方やその時間帯にもよるが、横に女性が座って5000円で高いと思うなら他のところに行った方がいい。確かに入場の時の最初のセットをもっと安くするところもあるだろうが、店側もそのままで帰す気などは無い(言い切れるものではないが、たいていはそうである)。
60分だけいて、散々大きな声を出して廻りのお客様に迷惑を掛けておいて、コンパニオンに一杯のドリンクすら出さずに「高いなあ」とか言って帰る若いお客様もいる。
店やコンパニオンに納得できなければ確かにオーダーをする必要はないだろう。
だったら時間一杯までいないで帰ればいい。少なくともわたしならそうする。
この、時間一杯まで元を取ろうとするところがどうもわたしには分からない。
今はそういう時代なのだろうか?
そう思って「最近の若い連中は、遊び方を知らない」と嘆いていたところ、思わぬところでその思いあがりに気付かされた。
一体、何を気付かされたのか…
この続きは明日にしようと思います。
マリコ2
前回 の続きです…
彼女がヘアーメイクを担当し始めてまもなく、今度はリストの担当している女の子が辞めると言い出した。(というより・・・店の鍵を持ったまま居なくなった。)
これには結構参ったが、彼女はなんと今度はリストまでやり始めた。
凄いバイタリティーである。
上手なリストとはいえないが、充分に代役を務めた。
リストだけでなく、遂にはレジ全般も難なくこなし始めた。
当時のお店にとってはもの凄い戦力であった。
現在も彼女は他のスタッフと同じ時間に出勤し掃除をしてからヘアーメイクを担当している。
その後営業に入ればリストとレジの両方をこなしている。
頼もしいばかりである。
この業界にいていつも思う事だが、下手な男子スタッフより、女性のスタッフの方が辞めないし、腹をくくっている場合が多い。
この辺も同じ男性としては嘆かわしい限りである。
私らの頃は水商売というと、キャバクラ業界に入るものが多かったが、今ではどうやら違うらしい。
ちょっと出来る奴(女を扱える奴)はボーイズとかホストやスカウトに廻っている。
あまり使いえない奴だとほとんどがヘルス等に行っている傾向があるように思う。
しかもあまり仕事が長続きしない。何もそんな彼等を悪くいう気は全く無いが、今の若者の動向としては随分と変ったものだ。
さて、この彼女。
役職などはないが現在のCANDY CANDYの中心的存在であることは間違いない。
そんな彼女が昨日「ちょっと話があるんですが・・・」と言ってきた。
このパターンはいい話であった事がない!
嫌な話を先送りにする性分ではないので、直ぐに「どうしたの?」と聞いた。
するとひと言、
「3月か4月一杯で辞めたい」とのことだった。
本人なりに考えての事なのでもう一度考え直してくれるよう頼んでみたが、正直どうなるかはまだ分からない。
それでも彼女は店にとっては特別である事は変らない。
男性と違い、女性のスタッフはいずれは辞める。それが普通である。
しかし、それをどうにか出来なければこの先も同じ問題にブチ当たるのも事実である。
数年前に同じ様に10年以上一緒にやってきた女性スタッフに辞められた時も結構ショックだったが、今回はどうなるのだろう?
ちなみにその数年前に辞めた女性スタッフは今、お店の中で一緒にコンパニオンとして働いてくれている。
心強い話だ!捨てる神あれば、拾う神あり!
話はちょっとズレるが、若い頃に同棲し始めたのはいいが、直ぐに口論となり飛び出した事がる。
着のみ着のままでしかも早朝ということもあってかタクシーが拾えずに国道を歩いていた。
もうどうしようもなくただただ国道を歩いていた時に、信号で止まった車を試しにヒッチハイクして、拾ってもらった事を思い出す。
あの時は嬉しかった。寒かったし・・・・。あの時も想った。捨てる神あれば、拾う神あり。
今回の彼女の話とは違う事だが、わたしは彼女の気持ちが変わってくれることを信じたい。
マリコ
西口五番街を中心に担当し、だいたいいつも在中している店舗にその子は入ってきた。
友達と二人で応募して、入店することになったらしいのだが、正直言ってあまり存在感は無かった。
どちらかというといつも待機ボックスにいるイメージが強かった。
誰が面接したの?と聞くと、不思議そうな顔をしていた。
よくよく聞いてみると、どうやらわたしが面接を担当したらしい。恥ずかしい話だが、全く憶えていない。
「誰が面接したの?」という質問自体、私は何度もしたことがあるらしい。
どうもそういった記憶回路がいかれてしまっているのか、そういうことが結構あるのが私である。
何処の出身?とか今幾つなの?とか。
そういう意味では行き付けのバーのスタッフなんかは相当に回路がさえている。
一度しか連れて行っていないコンパニオンの何気ない会話を詳細に憶えていたりする。
何が好物だとか、何が嫌いだとか、好きな飲み物、頼んだドリンクを全て覚えていたりする。
そういう意味ではわたしなんかよりよっぽど女の子の担当者としては向いているかもしれない。
ところで、その彼女だが、出勤する時はいつもピアスをしていた。
耳のピアスだけならまだいいが、鼻にまで空いていたし、耳のピアスだってひどい時は耳の穴から向こう側が見えるぐらいの凄いワッカをつけていた。
この子はこの格好で街を歩いているのか?と思うと不思議でしょうがなかった。
これでは色気というより、単に奇抜なだけではないか?
それをよく注意していた事は憶えている。
そうこうしている内に私はその会社を辞めて、今の会社を起こした。
その子はオープン時こそいなかったが、その後友人からの紹介もあってオープンして1ヶ月ぐらいで今の店に移って来た。
まあ、前と同じで指名力は無かったが、安定した出勤をしていた。
働き始めて数ヶ月が経った頃、彼女の希望でコンパニオンを辞めて、ウェイトレスがいい、と言い出した。
当時、女の子のウェイトレスは既に一人いたのだが、敢えて本人の希望を了解し、ウェイトレスとして新しいスタートを切ることとなった。
自分から言い出しただけあって仕事が面白かったらしく、もう一人のウェイトレスと試行錯誤しながらメニューを新しくしてみたり、仕入れも全部やってかなりの経費削減にも貢献をした。
途中からはもう一人のウェイトレスがヘアーメイクも担当するようになった。
彼女は今迄通りウェイトレスとして働いていた。
しかし、そのヘアーメイク担当の子が辞める事が決まってからは、なんと彼女が同じくヘアーメイクをし始めた。
ヘアーメイクと言ってもそれなりの技術は必要とされる。
それでも他のコンパニオンの評判は今までよりもむしろ良かった。
彼女はどんどん仕事の中に自分のヤリガイを見つけていったのだった。
この話はもう少し長くなります。
続きはまた次回…
好みの問題
いつも何を食べようかと迷う。
したがって何処の何が美味しいとかいう話にはいつも耳を傾けている。
しかし残念ながらなかなか行く機会いが無いので、そういったお店はピックアップして暇を見つけては行くようにしている。
ちょうど先日も時間が出来たので、前々から狙っていた東口にあるスペイン料理の店に行ってみた。
入ってみるとなかなかイイ感じである。
出迎えてくれた方はちょっと年齢のいった白髪風の髭を蓄えた方だった。これも良かった。
今どきの店は雰囲気は良くても、まだ愛想の無い若い店員さんが多く残念だ。
先日のある日も、飛び込みで入ったイタ飯屋では雰囲気も料理も申し分なかった。特にシーザーサラダに後から席で削ってサーブされるチーズには結構やられてしまった。
パルメザンチーズになる手前の1年若い○○チーズとか言っていたが、覚えていない。
そんなウンチクを聞いてすっかりその気になったわたしはその勢いで、調子をこいてお肉の三種盛りを頼んだ。
ところが出てきた肉料理はどれも同じ肉のように見える。
一体どこが三種盛りなんだ!
そう思ったが、とりあえず食べてみるとやっぱり鶏の味がする。
頼んだ三種盛りは子牛・子羊・白金豚のはずである。
店員さんを呼んで
「これは鶏じゃない?」と尋ねると、その店員さんは奥のメニューを見ながら
「これは子牛・子羊・白金ブタの肉の三種盛りです」と言い切った。
呆れて
「じゃ、この皿を持って行って、キッチンに聞いてきて」ということになった。
すぐにその店員が「失礼しました。今ちょうど出来ました」と言って湯気も立っていない冷め切ったわたしの肉三種盛りを持ってきた。
流石にこれには我慢出来ず
「いいから責任者を呼んできて」と言ってしまった。
しばらくして出て来た責任者の方は状況が良く分かっているらしく、深々と頭を下げていた。
その対応はとても好感が持てた。
ただ、謝ったところでこちらの気が澄む訳ではないので、その辺をどうしてくれるのだろうと相手の出方を伺っていると
「本日は私共の手違いで大変失礼いたしました。お代は私がお支払いしておきますので、まだワインも残っていますので、この後もごゆっくりごくつろぎ下さい」と言われてしまった。
こう言われてしまうと、元々料理自体は気に入っていたので、悪い気もしないので、残ったワインを飲みながら、さっきの店員さんの対応さえしっかりしていれば最高だったのに、と悔しささえ覚えてしまった。
さすがにタダで帰るわけにもいかないので、さっきの責任者の方に、
「料理の味は良かったですよ!また来ますね」と言って1万円だけ置いてきた。
せっかくの料理もそれをサーブする店員さん次第で、こんなに変ってしまうのだなあ、自分たちも気を付けようと思った。
さて、最初のスペイン料理屋さんの話に戻ろう。
白髪の髭の方だが、これがまた良くさりげない気の遣い方の出来る方でとても素晴らしかった。
料理の味もとてもいい。特に子羊のローストローズマリー風味は最高の焼き上がりだった。
ヘタなところだと火がしっかり入ってしまい、とても喰えたものではないのだが、しばらくぶりにヒットという感じだった。
見立てて頂いたワインも申し分なく、イカの墨煮も美味しく、最後に頼んだパエリアは特に素晴らしかった。
パエリアのおコゲをわたしがやり難そうに取っていると、さりげなく近寄ってきて
「こちらでいたしましょうか?」とまで言ってきた。
この髭の方、なかなかである。
このお店は東口ではちょっと奥にあるのでなかなか分かりにくいかもしれないが、よく考えてみるとつい2年前まで店の前の立体駐車場を借りていた。
その時は店の存在にすら全く気が付かなかった。
結構いいかげんなものだ。
もしゆっくりとした雰囲気で気取らずにスペイン料理が食べたくなったら、ぜひ横浜の東口を探してみるといい。直ぐに見つかると思います。
実は、今回はこの店の子羊のローストローズマリー風味の話をするつもりだったのである。
さっきも書いたようにわたしは外がこんがりで中がジューシーで血が滴るような焼き方が好きだ。
しかし、中には完全に火が入っているのが好みの方も多い。
結局はその人その人の好みの問題である。
いくらわたしが美味しいと思っても、他の人にとっては不味くて食べられない事もある。
若い人達が好んで食べている豚骨ラーメンは今のわたしにはちょっと脂がきつい。それと同じ様な事である。
仕事に対する構えや考え方、人生とまでは言わないが、その時々の生き方もきっとそうなのかもしれない。
人に押し付けるのではなく、互いに認め合う方がいいのではないかと思う。
ただ日本人の習性か、仲間意識が変に強く、一人だけ自分の意見を主張してしまうと単に自己中心的に見られ、しいては内にこもってしまう傾向があるように感じる。
自分の意見を持たない若者や、人との関わりを面倒臭がって引きこもってしまう人が多いのは嘆かわしい。
他人の主張を認めて、自分の主張をハッキリと言える、そんな人間になりたい・・・・(これがなかなか出来ていない自分です)。
どうしたいのだろう?
例のコンパニオンの話
の続きであるが、やっぱり面接は不合格だったらしい。
面接に行った翌週の水曜日までに連絡します、といわれたらしいが、連絡は来ないという。
結局週末の金・土だけ出勤する事となり、全額下ろす予定だった積み立ては、30万だけ下ろす事となった。
そんなにたくさんの積み立てをどうするのか尋ねてみると、12月から家賃を滞納していて、もう既に2カ月分が未払いだという。
年末に欲しいものを買ってしまったというのだ。
彼女は1月から来ていなかったので、週2日で戻っても、実際には2月中旬からでないと収入が無い事になる。
たとえ昼の仕事が決まっても、それは3月からの収入となる。
と、言うことは、今回下ろした積み立てで12~3月までの家賃を払う事になる。
残ったお金も、まだ昼の仕事が決まっていないからには、おそらく日々の生活費で無くなってしまう事だろう。この計算には彼女が莫大に使うと予想される携帯代が入っていないので、おそらくは3月までもたないように思う。
(その後気付いたのだが、彼女の財布はヴィトンに変っていた。幾らするのか聞いてビックリ7万円ぐらい、と言っていた!これではお金がもつはずがない。)
肝心の昼間の仕事であるが、次からはもっと電話で応募して、その中から3件ぐらいいっぺんに面接に行くように言っておいたのだが、今週になって聞いてみると、まだ応募の電話すらしていないという。
本当に何を考えているのだろう?
正直な気持ちをいうと、またどうでもよくなってきてしまった。
彼女はこれから何処に行こうとしているのだろう?何処に行きたいのだろう?
まだ20歳であるが、気が付いたらすぐに20代の後半、今はまだそれなりにチヤホヤされてはいるがすぐに半妖になってしまうのに・・・・。
半妖になったらもう妖術使いぐらいにしか相手されないのに・・・・。
半妖・・・読んで字のごとく、半分妖怪で半分人間。女性は特に20代の後半ぐらいからこの状態になる。
30歳を越した時点で立派な妖怪である。
こんな事を書くと女性陣の方々に誤解されると困るので補足しますが、決して女性や年齢を取った・・・いや経験を積んだ女性を馬鹿にしているわけではありません。
尊敬と想いを込めていっています。
20歳そこそこで出会った頃は右も左も分からず、ただ素直さだけが取り得のような可愛いくてあどけない少女も、2年・3年・5年、更には10年も経つと、もう立派なコンパニオンです。
「同伴のやり方が分からない」
「指名の取り方が分からない」
「どうやってお客様をかわせばいいのか分からない」
そう言って困った顔で悩んでいた面影は全く無く、よくもまあそんな風に言えるものだ!と思うようなトーク展開がいつの間にか出来るようになるんだから、そりゃあもう半分呆れて、半分尊敬に値します。
同じ年の男性なんて、もう赤子をひねるようなモンです。
女性に比べればやっぱり男性は精神年齢が低いように思う。
女性が持つ順応性には、わたし達男性陣では遠く及びません。
所詮は女性には勝てないなあ、と思います。
わたしはと言うと、相変わらず家事の神様が降臨している女房には太刀打ち出来ません。
そんな手強い女性陣の持つ魅力を敢えて言うならば、
処女性(可愛らしさ)
魔性(色っぽさ)
母性(包容力)
ではないでしょうか?
その全てに男性を魅了する力はありますが、その中でも魔性と母性の力にはなかなか勝てないものです。
鬼子母神のたとえの通り、女性には男性に無い力があると思います。
そういう意味で、もう既に可愛らしさを卒業して、立派な妖怪になった女性はとても20歳そこそこのスタッフでは扱いきれない。
まあ、わたしぐらいオジサンになると逆に妖怪ぐらいでないと面白くないのも事実である。
妖怪万歳!
そしてその予備軍の半妖welcome!
それまではまだまだ!
高校卒業したばかりなんてハッキリ言ってただの可愛い女の子ですよ。
だけど・・・やっぱり女性陣は怖いので、気に障った方にはお詫びします。ごめんなさい。
※妖術使い・・・主に半妖・妖怪を専門に扱う水商売のスタッフ。まあ、分かり易くいうとピークを過ぎて後は去るだけの、生きた化石みたいなスタッフ。わたしはこの種族になります。私自身もこっちの方がラクだし、勝手に店の中ではそういう部門担当にされている。
ワニ
もう随分と前になるが、店のコンパニオンと話をしている時に、今迄に食べた物の中で珍しい物は何?という話になった。
色々なものが出てきた。
ヘビとかコウモリとか・・・・
その中で一番凄かったのがワニだった。
単身ブラジルに渡って自分で事業をしていた経歴の友人で、その時、現地で食べたという事だった。
私の聞いた中では、実際にブラジルに滞在した友人しか食べたことのないワニを、店のコンパニオンが食べた事があるというのはかなり凄い話だと思った。
本当に食べた事があるのか疑わしかったので、いつ何処で食べたのかを聞くと、覚えていないけど確かにある、との事だった。
以前何かで聞いた事があるのだが、鮫(サメ)の事を一部の地域ではワニというらしい。
もしかしたら、彼女が食べたのは本物のワニではなく、鮫の事だったのかもしれない。
幼い頃の体験であるなら、「ワニ」と名のつくものを食べさせられたという記憶だけが残っていてもおかしくは無い。
鮫の事をワニというのがどういう理屈かは知らないが、鮫というのは自分なりに結構気になる存在である。
場所によってその名がサメだったりフカだったりする。
南の島に行って大好きなシュノーケルをやると、ほとんど出くわす嫌な奴が鮫である。
潜る事は好きなのだがスキューバだけはやる気が無い。
鮫が嫌いだから、怖いからである。
何でこんなに怖いのか自分でも不思議だったのだが、答えがわかった。
トラウマである。
まだ物心付き始めの頃に世間を騒がせたアレである。
そう、「ジョーズ」!
この映画のせいでわたしは臆病者になってしまった。
南の島に行って「シャークフィーデング」なる鮫の餌付けに行った事がある。
現地のガイドは全然問題ない、噛まないと言うのだが、当のガイドの脚には噛まれてエグれた痕がしっかり残っていた。
大丈夫なのか?と思いながら行ってみると、本当に餌付けしている。
まずはエイの大群がやってくる。その後を例の音楽のような雰囲気で鮫達がやってくる。
さすがに初めての時はかなり怖かった。
鮫にしろ、ワニにしろ、怖いものは怖い。
ちなみにわたしはワニを喰った事は無いが、鮫は喰った事がある。
ハワイに行った時なのだが、現地のロコといわれる人達は普通に食べている。
白身なのでサンドウィッチで食べる事が多いらしい。
驚いたのは、現地の友人に誘われて釣りに行った時のことである。
夜釣りがいいといわれ、言われるままに釣りに行った。
ワイキキビーチ近くの公園であった。
イカの足を餌にして、一体何が釣れるのだろうと思っていると思いもよらず、すぐにヒットした。
引きも良くウキウキしながらリールを巻いた。
すると、釣れたのはなんと・・・・
鮫!!!!
それもいわゆるハンマーヘッドである。
サイズは70cmほどだが、なかなか迫力があった。
しかも、その後釣れるのみんなコイツである。
いいかげん嫌になって公園の脇に5匹ほどブン投げておいた。
すると今度は、暗闇の中から人間の白い歯だけが浮かんで近づいて来るのが見えた。
この公園といい、釣りといいどうなっているのか?
そう思っているうちに彼等はやってきた。
なにやらこちらに話し掛けているようだ。
よく分からないまま、友人が対応してくれた。
しばらく様子を見ていると、なんとそいつらは驚いた事にその鮫を持っていくではないか!
一体どうする気なのか?
友人に聞いてみると、ひと言。
「eat!」!!!!!
喰っちゃうのか??
世の中というか、世界は広いなあと思った。
そういえば、最初に登場したブラジルの友人に聞いた話だが、当時現地の取材の協力を頼まれた際に、“ゴルフ場で歩くワニ”“恐るべしブラジルの奥地!“みたいのを撮影したいと言われたらしい。
いくらブラジルでもゴルフ場にはワニなどいない!と言ってもしょうがないのでワニを取りに行ってゴルフ場で歩かせたのだと言っていた。
いわゆるヤラセである。しかもその取材をしたのは天下の国営放送局である。
凄い話だとは思ったが、それよりなによりワニを取りに行ったということの方が凄いなあ、と思ったのだった。
そういえば…
少し前まではよく「バブルの頃は・・・」といった話をよく耳にしたが、最近ではほとんど聞かなくなった。
うちで働いている若いコンパニオンなんて「バブルって何ですか?」というぐらいなのだから、昔の話になったのかもしれない。
景気が良いとか悪いとかいうが、実際はその店舗の努力次第で幾らでも売上は上がるように思う。
数字的に観てもほとんどの店舗の最高売上はバブル以降に叩いている。
景気が良いから売れるのではない。
景気が悪くても売っている店は売っている。
過去に何をしたかではなく、何が出来たのではなく、今、何が出来るのか!
ここにこだわった商売をしていきたい。
他の同業店舗との差別化、自店のカラーを強く打ち出した、もっと人間臭い店の方がいいのかもしれない。
一日参り(ついたちまいり)
今年になってから、月に一度、店のスタッフと一緒に参拝する事となった。
商売がら縁起を担ぐというのもあるが、店の店長が自ら言ってきた事だ。
この前の大晦日の営業終了後に行ったのがキッカケだったかもしれない。
商売をしている地域の氏神様にお参りぐらいはしようと思っていた矢先だったので、ちょうどよかった。
日頃は全く無頓着な私でも、いざ参拝をしているとなんとなく厳かな気持ちになってくる。
神頼りで商売をするわけではないがやはりちょっとでも運が欲しいのは本音でもある。
今年に入ってから二度目の参拝日はあいにくの雨模様であったが、スタッフ全員揃って参拝が出来た。
今年一年このメンバーで参拝が出来ればいいなあ、今年の大晦日に同じメンバーで参拝出来れば、それだけでも御利益があったというものだ。