二泊三日の「箱根本箱」お泊り中になんの本を読んでいたか?
『人生の土台となる読書』
「本は自分を映し出す鏡」ってホントにそうだなぁと。
何度も読み返しボロボロになった本が、自分の心を守ってくれるというのも!
共感できるところの多い本でした。
【身の回りにいる人たちよりも、会ったこともない人が書いた本のほうが、
自分のことを理解してくれている、ということがよくある】(P.20より)
【しかし、人間は知識を得ることで、自分と異なる他者への理解が生まれ、
寛容さを持つことができる。それが勉強や読書の大きな効用なのだ】(P.90より)
【人間のやることなんてすべて、宇宙の中のほんの一瞬のゆらぎに過ぎない。
自分が人生の中で何をしようが、宇宙は変わりなく続いていく】(P.139より)
だから私はやっぱり本を読むし、今この時は宇宙の中の一瞬のゆらぎに過ぎないのだから、
くよくよしたり悩んだりしている時間はもったいないし、
宇宙時間で考えたらすべては「ま、いっか」となるよなぁと。
硬く何かを(特に「正義感」とか「ねばならない」とか)握りしめていると、
人生はより困難で苦痛に満ちたものとなり、あれこれと腹が立ち、
また心配で不安の多いものとなってしまうのではないかなと。
『鏡のない夢を見る』
ぞわぞわして途中で読むのをやめられなくなるストーリーばかりだった。
女性にとっての普通の幸せとはなんだ?と思わされる。
収録されている5つのどのストーリーの中にも、
昔の自分が無自覚に内側に抱えていたものや、
体験したけど忘れていたものを思い起こさせるなにかがある。
それがまた、心のどこかをぞわっとさせる、そんな本だった。
『プロだけが知っている小説の書き方』
うわぁ、自分もやっぱり小説書きたいっ!!とソワソワ・・・
(ソワソワしちゃって、この本は読み終わったにもかかわらず、購入してきちゃいました)
今はまず準備をしながら、小説を「浴びよう」と思う。
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心の健康、身体の健康の本たち、あれこれ手に取って読みました。
『わがまま養生訓』
【自分の元気はケチケチ使う】
自分の幸せと健康を最優先に!
かしこい「わがままさん」になるって大事。
【これからは、
「自分のからだは自分で守る」
「自分の主治医は自分自身」
の時代になります】(P.241 「おわりに」より)
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読み終わらなかったのと、たぶん読み返したくなると思ったので購入した本。
箱根から帰ってきてすぐに読みました。
『私が食べた本』
私も自分が食べた本でできている、ということを思い出させてくれる本でした。
昨年「箱根本箱」に泊まった時に初めて読んだ村田さんの『殺人出産』に衝撃受けたんだけど、
今年、このエッセイ読んで村田さん好きになっちゃった!
村田沙耶香さんにとっての、書くこと、読むことに対する思いが興味深い。
昨年読んだ本などなどは↓
昨年「箱根本箱」滞在中にチラ読みした本は数えきれないほど。で、読破した本は全部で6冊。
で、数えてみたら今回も滞在中に読破した本は全部で6冊でした。
さ、来年また泊まりに来るための作戦立てなくちゃ(^^♪