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小田原暮らし

海と山の近い小田原から日々の暮らし綴り。

旦那さんと娘と3人で出かけた

ある日のことでした。

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ね、このあと、息子のバイト先に

電撃訪問しない?

 

って旦那さんが提案してきて、

二つ返事でのりました。

 

こういうの、嫌がられることも

往々にしてあるのだろうけれど、

 

と、ドキドキしながら訪問。

 

しかし、

息子、全然気づかない、笑。

 

パスタを運んできてくれて、

「えっ!」と驚く。

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それでも気をとりなおし、

笑顔で、お客さんみんなに

アイコンタクトをとりながら

聞こえやすい声の大きさで

とってもがんばっていました。

 

めっちゃ力が入ってる・・・

と思ったけれど、

本人なりにすごくがんばっている姿に

涙が出そうになっちゃったよ。

成長を感じました。

 

今は週2日だけのバイトだけれど、

働くとなると、

これが1日8時間の週5日。

 

そんなことをリアルに想像できる

社会体験なんだろうなと思います。

 

この体験が、息子の中で、

どんな影響を及ぼすのだろう。

 

わたしとしては、

手だし口出しせずに

(↑けっこう苦手だけどがんばる!笑)

あたたかく見守り、

息子がいつでも戻れる場所で

ありたいと思います。

 

当初は、人見知りを克服したいと

バイトに踏み切った息子ですが、

今、運営している

You Tubeチャンネルで

ライブ配信をしようと

考えているらしく、

(↑この踏み切り方もすごい!)

先日は数名の友だちと

LINEグループを作り、

10分のライブ練習に

付き合ってもらっていました。

 

コメントをうまく拾って

会話ができるか実験。

その後、仲間に感想を聞いたり

改善点を尋ねたりしていました。

 

来年は高3。

進路が決定するまでは

育てたチャンネルを

今年度末で一旦閉じる

とも言っていました。

 

それだけ覚悟決めて

考えたいのかな?

(気分転換になるから

そういうゆるめる場所は

キープしておいても

いいんじゃないかと

わたしは思っちゃうんだけど)

 

なんだか、ちゃんと自分で

いろいろ考えているんだね。

 

「助けて」って言える

仲間がいることにも

感謝だなって思います。

息子はやっぱり

人に恵まれる子だなぁ。

 

 

中秋の名月。

仕事上がりにMINAKA屋上で。

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海に月の光が映ってきれいでした。

なんだかうっとり。

 

そんな日のお昼ごはん。

旦那さんが家で仕事をしていたので、

2人前パスタにしました。

 

玄米の生パスタ。

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とってもモチモチ

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きのこトマトソースを簡単に作って

パスタに添えてみました。

 

子ども達は二人とも学校。

おうちでの夫婦でごはん、

久しぶりでした。

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ごちそうさまでした。

娘とお散(山)歩。

 

シルバーウィーク最終日、

予報は午後から雨。

 

ということで、雨の前の午前中、

二宮の吾妻山にサクッと行ってきました。

 

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今回は神社コース。

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お彼岸らしく。

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ちょこっと朝ごはん。

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箱根で鍛えた娘、

吾妻山を見て

「ちかっ!楽勝!」

と、足取り軽い。

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↑ちなみに石田三成Tシャツ。

これを着て、学校で

「姫路城で買ったよ」と言ったらしい。

あの、、、関ケ原だから!!笑。

 

ほどなく吾妻神社到着。

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そして吾妻山山頂に。

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公園内はいつも手入れが

行き届いています。

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二人でおやつタイム。

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いただきます♡

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曇っているし、

朝も早いので誰もいない!

ほんとはここに富士山が見える↓

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娘が携帯で休憩している間に

裸足で歩いてみました。

きもちよい。

 

全日の大山登拝でやや筋肉痛。

階段を下りるのは厳しいので、

中里コースでゆるやかに

ジョグしながら下りました。

 

娘の行きたいパン屋さんが

敬老の日でことごとく閉まっており、

みるみるご機嫌がナナメってきたので、

小田原に戻ってパン屋さんに行き、

事なきを得ました。笑。

 

 

 

 

機会があって都内へ。


何年かぶりの表参道です。

地下鉄を出たらアップルショップがあり、

思わずお上りさんショット↓


キラー通りなるおしゃれな道を行きましたが

歩くだけでも楽しかったです。

世の中にはおしゃれな場所が

たくさんあるのね。


銀杏並木、ドラマで見たような…

ということで、またまたお上りさん↓


銀杏の木々を伐採するとかしないとか

言われているようですが、

そこにずっとあった木々を思うと

「切る」ということの

重みを感じてしまいます。


思えば、高いビルを作り、

地面から遠く離れる度に

人間は自然とかけ離れたものに

なっていってるように感じます。


少し外れたところに

すてきなコーヒースタンド。


アイスソイラテをいただきました。

とっても美味しかったです。


暑い日だったので潤いました。


お店で手作りされている、

シナモンナッツをお土産に。

コーヒーにピッタリ!

おいしかったです。


こういうお店、応援したいな。



やったことないこと

やってみようシリーズ。

 

都内の美術館に行く時は

複数の用事と抱き合わせていましたが、

今回は、美術館に行くだけのために

都内に出てみました。

 

こんにちは東京駅

 

前々から気になっていた

ジャン=ミシェル・フォロン。

水彩画の色合いがメルヘンで

わたしの世界観にも似ているので

原画に出会ってみたかったのです。

 

でもわたしの予想とは全く違ったものでした。

お花畑的なパステルでメルヘンな色彩の中に

核心を突いてくる厳しいメッセージ

ありました。

刺さる感じです。

 

フォロンの水彩画の色彩は柔らかく、

一見、ファンタジーややさしい世界

彷彿とさせますが、

社会や世界の動向に対して

頑然とした厳しい目を持って見つめ、

作品の中に表現しています。


この世界は何かおかしいな、、、
どこか違和感があるんだけれど、
でもそれは何なんだろう、、、

そんなふうに迷っている人の

核心をついてくるようなトゲ。

チクリと刺されて、ハッと気づく。

そんな鋭さが、

柔らかい色彩の中で表現されていました。

その気づきに対して、

フォロンは1つの答えを導くのではありません。
観る人一人ひとりに委ねられた解。


画集やインターネットではなく、
リアルな紙に、彫像に、アートに
出会いに行ったからこそ
受け取れる
ものがありました。


やっぱりアートもライブだよ

 

自分の表現についても考えさせられました。

わたしの中には物心ついた時からある

心象風景があって、

それをほわ〜んと出していってます。

 

今という現実世界から

ある意味目を逸らして

観たい世界だけ観ている。

 

それでいいのかな?って

ちょっと思ってしまいました。

 

美術館を後にして、

皇居周りをふらふら歩きながら…。

 

兎にも角にも、

今月のやりたいことリストは

三つクリアです。

 

あとは読書!笑。

 

そういえば、こちらの展示も気になりました。

ピンと来る時があったら

行ってみようかな。

お家も大好きなわたしですが、

ときどきは外の空気も大事にしてます。

 

この日はコメダさんにて。

 

煙がカメラに収まって、

可愛いなぁと思いました。

 

書き書きして

作業して

作業して

読み読みして

描き描きしました。

 

 


連休中日、友達と大山へ!

家族や複数名パーティで

山登りすることはありますが、

友達と二人でっていうのは初めて!

 

ワクワクしすぎて

朝3時に目が覚めて眠れない(笑。

修学旅行前の子どもみたい。

 

ケーブルカーが運行開始する

ちょっと前に行ったのに、

すでにこま参道前のパーキングは

満車だったので、

ちょっと下りたところにある

市営駐車場を利用しました。

 

「とうふ横丁」なる

先導師さんたちの宿坊や

お豆腐料理屋さんの並ぶ通りを抜けて、

こま参道へ。

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ここからケーブルカー駅まで歩くので、

30分くらいのアップタイム。

駅も長蛇の列で、

こんなこと初めてでビックリでした。

臨時便も増設され、

ほどなくケーブルカーの人に。

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ハイキングマップを見て興奮する笑

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山の上は雲がかかっていそうですが、

下社の方はスッキリ晴れています。

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まずは阿夫利神社にお参りしました。

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干支が並ぶ石たち。

わたし、算命学で寅らしく、

記念に撮ってみました。

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龍水をいただき、登山口へ。

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セルフお祓いをして、お守りをいただきます。

ケガなく無事に戻ってこれますように。

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山門をくぐり、

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鳥居の先にある石段を登ります。

(この石段が微妙にナナメになっていて

 止まると平衡感覚を失いそうだから

 私は一気に登り切ります。)

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山道に入りました。

ほどなくハイキングしていると、

夫婦杉がありました。

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木々が美しいです。

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ちょいちょい名所っぽい場所があり

気分転換にもなりつつ楽しめます。

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ヤビツ分かれに到着しました。

普段はヤビツから登ることが多いです。

理由としては、、、やっぱり

正規ルートは人が多いから!

(ヤビツ側は逆に人がいなくて

熊鈴ならせ~!ってなりますが笑)

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ほどなく奥の院に到着です。

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石がゴロゴロ。

一歩ずつ丁寧に進みまして、到着です。

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一応、登ったぞ~っていう証拠写真↓笑

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ここでお昼ご飯を食べて下山です。

友達の下山ペースが爆速で

(軽く飛んでいる!)

ヒーコラ言いながらついていきました。

 

阿夫利神社で再びお水をいただき、

豆腐アイスで休憩。

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下山はケーブルカーを使わず、

女坂を下って大山寺へ向かいます。

 

途中、七不思議スポットを巡ります。

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大山寺に到着。

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さらに下り、不動尊道が見えたら

こま参道はすぐそこです。

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渓流の水の流れがありがたい。

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無事に駐車場まで到着しました。

 

温泉に行きたいよねということで、

わたしのイチオシ水風呂の温泉、

富士見の湯にお連れしました。

 

水どころ、秦野の

地下100メートルからくみ上げた

やさしくてやわらかくて

大好きなお水なのであります。


温泉ではないけれど、わたしは大好き。

大山では雲に隠れていた富士山も

ようやく顔を見せてくれました。

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(露天風呂からも見れます。

これは駐車場で友達が撮ってくれた1枚。)

 

さらに地元小田原までお連れしてしまい、

私たち家族のホームである丼万次郎で海鮮丼を。

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お味噌汁はお魚のアラを

使ってあるので

お出汁がきいていて美味しいのです。

 

食後は、今シーズン、

月9ドラマの撮影スポットとして

ちょっぴり話題の富水駅にお送りしました。


長時間連れまわしてごめんなさい!!

ですが、おかげさまで

とっても盛りだくさんな1日になりました。

 

YAMAPの記録↓

なかなか下りました!

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万歩計は19000歩。

山歩きでこれだけ歩ければ

充実感があります。

 

しかし、雨の後は滑りますね~!

下りを待ってくれていた

外国人カップルの目の前で

つるつる~と横滑りしてしまい、

"It's so SLIPPERY!!!"

と、照れ隠しに叫んだところ、

"Oh YES! Be Careful!!"

と声かけてもらいました。

 

滑って恥ずかしいから

無言で立ち去りたい気持ちもあるけれど、

「きゃ~すべった~!」とか

「めちゃこわい~」とか、

 

あえて攻めの表現(笑)を

出していった方が

お互い、気が楽になるかも!

っていう気づきもありました、笑。

 

 

 

 

 

 

 

仕事帰り、旦那さんと待ち合わせて

行きたい行きたいと思いながら

なかなか行けていなかったお店へ。

(ラストオーダー7時半に

いつも間に合えなかった)

 

黒うどん山長さん

 

暑い日でしたが、

看板メニューの煮込みうどんを味噌で。

 

店内貼り紙には

 

お子さまにも安心して

召し上がっていただくため

添加物や化学調味料は

一切使用しておりません

 

と。

 

こっくりとした八丁味噌が染みわたって

おうどんが味噌の色になるので

「黒うどん」なのですね。

 

感動的な美味しさでした。

暑い日なのに、大満足。

 

食後に抹茶寒天の餡かけが

デザートでふるまわれました。

最高でありました。

 

清潔に白髪をとかして

こざっぱりとまとめた、

瞳の美しいご主人。

 

榛名で出会った蕎麦処、

鶴亀庵のご主人を思い出しました。

 

山長さん、仕事終わったら

ダッシュで、また伺います!!

 

 

 

先日、神楽坂に行く用事があったので

駅を出たところにある

こちらの神社に寄り道してみました。

 

赤城神社

 

群馬の赤城山と関係があるかどうかは

さだかではないのだけれど、

先月群馬に行ってきたところだし、

なんだかいい感じでした。

 

有名な建築家さんが設計されたそうです。

 

狛犬さんですが、

スフィンクスっぽいフォルムが

憎めない可愛さ(って、失礼かしら

 

本殿下に木々が立っていますが、

そこから本殿を見上げると

空へと続くルートが開けているみたいでした。

風の通り道っていうか、

なんとも清々しい空気でした。

好きかも。ずっといたい。

 

本殿横には観音像。

 

お優しいお顔立ちです。

神仏習合だった頃の

江戸の町の空気が漂ってきます。

 

ちょこっと寄り道でした。

 

帰宅したら息子が米粉クッキーを

焼いてくれていました。

やさしくて美味しい…♡

 

 

 

 

 

はーい。知っています!!

 

わたしは岡山県で生まれ育ちました。

 

二宮金次郎さんは、

通っていた小学校の

職員室の窓に面した植え込みの中に

銅像として立っておられまして、

薪を背負ったまま本を読みながら

歩いていらっしゃった。

 

教訓としては、

「寝る間も惜しんで勉学に励んだ

 勤勉な人。

 君たちも斯く在れ。」

ということでした。

 

************

 

そんなこんなで大人になり、

息子が小学4年生になるタイミングで

小田原に引っ越してきました。

 

そしてビックリ仰天!

 

二宮金次郎って

小田原出身だったんだーー!!

 

小田原の人が

岡山の田舎の小さな小学校に

銅像として立っておられたのか!!

 

そして息子は小田原の小学校で

「尊徳学習」なるものを

つけていただきました。

 

ちょいちょい漏れ聞く話に、

 

へ~!金次郎って

まじめな勉強家だとしか

知らなかったけど

村を立て直したのか!

 

治水がうまかったのかな?

 

なんて思っていましたが、

この度、小田原シネマ館で

映画が上映されるということで

家族で行ってきました。

 

 

実は最近復活した

ロマン(浪漫)な空気の漂う

映画館なのです。

駅から徒歩5分。

 
積小為大
至誠
などのキーワードが飛びだしました。
 
 
印象的なシーンがいくつもあったのですが、
その中で少しだけご紹介します。
 
ネタバレ案件ですが、
たかだかわたしの描写を読んだって
映画を観ていただき受け取ることの
ほんの5パーセントにも満たないと思うので、
是非映画をご覧になってくださいね。
 
*村を丁寧に立て直していく
 金次郎に対して、
 やっかみを持つ武士がおりまして、
 
「お前のやっていることは
 幕府に背くことだ!」
 
「武士の魂である刀にかけて
 わしはお前を許さん!」(うろ覚え)
 
と、金次郎に刀を振りかざします。
 
その武士の前にひざまずいたまま、
金次郎は
 
「わたしは百姓だ」
 
「武士であるあなたの魂が
 刀であるのなら、
 わたしの魂は土だ!」
 
と言って、地面の土を握りしめ、
武士にかざしました。
 
なんだか、心が震えてしまいました。
 
功績が認められて金次郎は
武士という肩書を与えられていましたが、
百姓である自分を全うしていたのですね。
 
他にも、もう、数えきれないくらい
名場面だらけでした。
 
金次郎が最後に行きつくのは、
善があれば悪もある。
冨があれば貧もある。
すべてはそれらを含んでいるとの
和合の思想です。(陰陽統合)
対立を含めた先にあるものを観る視点です。
 
それは金次郎が
親から受け取った価値観を
ぶち壊す瞬間でもありました。
 
とにかくめちゃよかった。
機会があるなら再度観たいです。
 
 
エンドロールを観ながら、
協賛されている方に
おぉおーという方のお名前もあり、
この映画の真価をあらためて感じましたね。
 
鑑賞直後の感想ですが、
妻のなみ(田中美里)がいいのです。
わたしにはたどり着けない境地だということに
最近気づいたとこなんですけど。

 

映画鑑賞の後は、

旦那さんお勧めのイタリアンで

ランチをいただきました。

 

娘っ子が○○ゼリアに行くと

言い張っていたのですが、

そういう気分でなく、

妥協せずによかった~と思える

美味しいお店でした。

 

前菜サラダ

 

マルゲリータ

 

諸々美味しすぎて

写真を撮り忘れましたが

パスタやブロッコリーのピザなど。

 

ごちそうさまでした。