FUJIYAMAめだかです
ご質問受付したおかげで
ブログネタがあり助かっています
今回は
「なぜメダカの卵の保管や発送に
メチレンブルーを使うのですか?」
…というご質問にお答えします
その効果を利用して
卵の場合は孵化率を上げるために使い
発送の場合は雑菌の繁殖を防ぐのと
トリートメント効果を期待して
入れています
そんな事はなく、単純に少しでも
リスクを回避する為に入れています
メダカの卵は、数個がまとまって
塊になっている事が多いのですが
その中に無精卵があった場合は
しばらくすると無精卵に
水カビが発生します
それだけなら仕方ないのですが
隣にある有精卵まで
水カビで侵されてしまう事があります
なので、自分は水カビを抑えて
少しでも被害を減らす(孵化率を上げる)為に
メチレンブルーを入れています
あと、時々
「メチレンブルーを入れた水が
透明になってしまうけど大丈夫ですか?」
と、ご質問をいただく事もあります
メチレンブルー水溶液を
直射日光の当たる場所に置いていると
メチレンブルーが分解されて
透明になってしまうのですが
そうすると殺菌効果も無くなってしまうので
卵の保管は直射日光の当たらない
明るい日陰が良いと思います
・フィルターでろ過している
・赤玉土などを入れている
・ゴミが多く入っている
などの場合にも透明になってしまいます
因みに、メチレンブルーを入れる量は
2リットルにつき3滴ほどです
メチレンブルーはその効果から
規定量を入れると
おそらく濾過バクテリアも
殺してしまうと思われます
卵が孵化して1~2週間すると
稚魚と一緒にメチレンブルー水溶液ごと
飼育水槽に移すので
せっかく立ち上げた水槽内の
ろ過バクテリアも死んでしまうと
心配になると思いますが
実際は1~2週間すると
分解も進んでいて効果も薄れているのと
元々2リットルにつき
3滴しか入れていないので
大きな水槽に入れても
殆ど影響はありません
此方は一度水質検査で確認して
ろ過サイクルが生きている事を
確認しています
以上
メチレンブルーについて
でした
宜しくお願い致します
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