梅雨時の病気② | 藤薬局の漢方&栄養ブログ

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こんばんは!
藤薬局・健康管理士の上田恵子ですニコニコ

前回の続きで、
ワンちゃんの梅雨時にかかりやすい病気
について書いてみたいと思いますパー

最もやっかいな病気アセアセとも言える、
皮膚疾患 です。

ワンちゃんは、体を被毛で覆われているので、
湿気が高いと、菌が繁殖しやすくなって、
皮膚疾患を起こしやすくなります注意

この時期、多い皮膚疾患は、

膿皮症
湿気によって、細菌が繁殖する事で起こりますパー

症状としては、
小さな膿のかたまりができ、強い痒みを伴います注意
酷くなると、
毛が抜けたり、かさぶたになったりもします。


マラセチア皮膚炎
マラセチアは、
皮膚に常在しているカビの一種で、
湿気によって増殖すると、
外耳炎や皮膚炎を起こします注意
悪臭のある黒い耳垢が出てきて、
こちらも強い痒みを伴います。
垂れ耳のワンちゃんは、特に気を付けてあげないといけませんパー


皮膚疾患の予防対策としては、
やはり体を清潔に保つ事です。
シャンプー後の乾燥も、ドライヤーを使用して、
しっかり耳の中まで乾かしてあげて下さい!
部屋も清潔にして、温度湿度調整も大切です!
エアコンや除湿機を、
上手く利用すると効果的です!
又、この時期、
雨が多くて散歩回数が減ってしまい、
運動不足になりがちですが、
お家で遊んであげるなどして、
運動不足によるストレスにも
気を付けましょう!


ワンちゃんの快適な温度や湿度は、どれくらい?

犬種にもよりますが、一般的には、
温度 18〜22℃
湿度 40〜60%
です。

エアコンや除湿機も効果的と言いましたが、
換気は、大切です!
(最近よく耳にする事ですねー)
晴れた日は、窓を開けて、
風通しを良くして下さい。

お家にある観葉植物やしの木
この観葉植物から水分が出るので、この時期は、
ベランダか玄関に移動させるのが理想的です!


人間もワンちゃんも、この梅雨時は、
体調を崩しやすいです注意
ワンちゃんは、体温調節が苦手なので、
飼い主さんが、より気を付けてあげないといけなくなってきますねパー


膿皮症 や マラセチア皮膚炎 
なってしまったら、
抗生物質を処方してもらったり、
耳の洗浄をしてもらったりと、
動物病院に行かないといけませんが、


皮膚炎の常備薬として、一つ、
「紫雲膏」〜しうんこう〜
という、漢方の塗り薬をご紹介しておきます!!


成分は、
トウキ…セリ科植物トウキの根(生薬)
シコン…ムラサキ科植物ムラサキの根(生薬)
ゴマ油…ゴマの種子から得た脂肪油
ミツロウ…ミツバチの巣から得た蝋(ろう)
豚油…ぶたの脂肪(ラード)
です。
すべて、有効成分で、
藤薬局の紫雲膏は、
これ以上に添加物などは含まれていませんグッ

なので、ワンちゃんが、もし舐めてしまっても
安全です!
火傷などにも効きますよ!

お家の常備薬としてオススメですキラキラ


紫陽花の花が美しく咲いてくれる、以外、
余り良い季節とは言えない…梅雨…

工夫をしながら、少しでも快適に
過ごせると良いですねウインク

それでは、また〜バイバイ