ヘルニア予防 | 藤薬局の漢方&栄養ブログ

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お伝えしてまいります


こんばんは🌙

藤薬局・管理薬剤師の中島です。キラキラ


犬猫のご相談で多い病気の1つは、

ヘルニアです犬猫


「後ろ足が急に立たなくなった」

「歩かない」

「触ると痛がる」などの症状が出てから

慌てて受診されることが殆どですアセアセ


軽度のヘルニアであれば

痛み止めやサプリメント、

漢方で改善することが多いのですが

重症になると手術が必要になってきますショボーン


犬や猫のヘルニアの重症度は


痛みのみ

痛みと軽度の運動障害

反射の消失と運動の中等度障害

完全に動かないが痛みは感じる

完全に動かず痛みも感じない



という順番でグレードが上がっていきますあしあと


椎間板ヘルニアの予防には、

体重管理、

動作の制限、

足裏のケアや床材の見直し、

抱き方に気をつけるなど、

日頃の生活習慣と環境から

見直していくことが重要です!


まずは、

日頃の生活環境を見直しですひらめき電球


1フローリングをやめて

カーペット等でカバーする


人間には人気のフローリングですが、

犬猫にとっては滑りやすく危険です。


また、

犬猫の足腰の関節に負担をかけてしまい、

怪我をしやすい環境です。


カーペットやじゅうたん、マットなどを敷く事で

フローリング部分をカバーし、

滑らないようにしましょう。




2家具の配置に気をつける


ソファーやベッド、椅子などから飛び降りた後に、

歩き方がおかしくなり病院に連れて行った

などというのは、小型犬には特に多いです。


犬は夢中になって走り回っていると

案外周りの状況が見えてないことが多く、

家具にぶつかったりすることが多いので、

犬の行動範囲においては家具の配置を考え、

足元には滑らないように

マットなどを敷いたりスロープを設置するなどの

対策をしましょう。


階段の昇り降りを

できるだけ避けるようにすることも大事です。




3犬とのお散歩は

コンクリートを可能な限り避ける


外での散歩は

できるだけコンクリートを避けて

柔らかい土の上や芝生を散歩しましょう。


都会ではなかなか難しいかもしれませんが、

土の場所や柔らかい場所をなるべく探して

ポイントを見つけてあげる事が大切です。


それにより筋肉が発達し、

関節を守ることに繋がるので、

意識してあげるといいです。




そして、

食生活の改善も必要不可欠です🦴



プロテオグリカンは

皮膚や軟骨に存在する、保水性に優れた成分で、

肌には保湿やハリを保たせ、

関節などの軟骨ではでクッションの役割があります。


間接的ですが、

椎間板ヘルニアから来る痛みを抑制する効果が

期待できると言われており、

ヘルニアの予防、また投薬治療による効果を

補うことが可能だとされています。


有名な成分に「グルコサミン」や「コンドロイチン」があります。

これらも軟骨の元になる成分ですが、

グルコサミンはプロテオグリカンを作る成分、

そしてプロテオグリカンの中にコンドロイチンが存在しており、

プロテオグリカンが主として軟骨を形成しています。

 

本来プロテオグリカンは体内に備わっていますが、加齢などで減ってしまいます。

関節部のプロテオグリカンが減ってしまうことで

軟骨も徐々にすり減り、

クッションの作用も弱まることで

痛みが出やすくなります。


非常に希少な成分のため、

食材から摂取することはとても難しいので、

軟骨に対して効率よく取り入れるためには、

サプリメントから取り入れるのも良いですね👍





このように

生活環境の見直しを心掛けながら、

手軽に摂れるプロテオグリカンなどが配合された

サプリメントを利用し不足分を補い、

関節や足腰に過度な負担をかけない生活を

心掛ける事が、

椎間板ヘルニアや、足腰や関節の病気の予防にとって

大切です星



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藤薬局・健康管理士の上田恵子が
以前にもサプリメントについて
ブログをアップしておりますウインク

こちらも参考にしてくださいねルンルン

それでは、またパー