犬猫のリハビリテーション科が
ある動物病院もあるんだけど
リハビリの大切さを改めて
実感したのでシェアしたい。
他の病院から転院されてきた
16歳の犬が慢性腎臓病で
ホモトキシコロジーの治療をしたい
と言うことで来院されたのさ。
16歳と言う年齢や
慢性腎臓病と言うことで
腎臓病用の療法食を食べてる
のもあって
筋肉が落ちて関節が硬くなって
前肢や後肢が動かなくなって
歩くのが難しくなっていたんよ。
慢性腎臓病の治療は
ホモトキシコロジーを使って
治療しながら飼い主さんが
「もう少し歩けるようにして
あげることできないでしょうか？」
ってご希望だったので
「筋肉も落ちて関節も硬くなって
いるから難しいかもしれないけど
できるかどうか
リハビリテーション科で診てもらい
ましょうか？」と提案して
リハビリテーション科で
診てもらって
「リハビリやってみましょう！」
ってことになってやってもらったら
筋肉は復活しないけど
関節は動くようになって
歩けるようになったんよ。
スゲーって思ったね。
筋肉が落ちると廃用症候群と
いって筋肉も関節も硬くなって
動かなくなっちゃう。
廃用症候群になるとなかなか
動くようになるのは難しいんだけど
動くようになってきたのさ。
今までなら難しいと思うことでも
リハビリすれば動くようになる
のを間近で見て
筋肉が落ちて関節が硬くなって
廃用症候群になっても
できることがあるんだ！って
諦めなくていいんだ！って
思ったね。
もちろんそれなりの努力と
手間と時間が必要だけどね。
リハビリテーション科に通院
するのは週1回だから
毎日家で飼い主さんが
リハビリのメニューをやらないと
いけなくてこれがなかなか
ぼくら飼主がビビっちゃって
最初のうちはうまくいかない。
「痛いんじゃないか」
「つらいんじゃないか」と
思っちゃう。
それを指導してもらいながら
家で毎日地道にリハビリをする
ことで動くようになる。
飼い主さんの努力は必要だけど
筋肉が落ちて関節が硬くなっても
できることはあるんだって
新たに知ることができたので
みんなにもシェアしたい。
今日もありがとう
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