動物の悪液質 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

  人ではがんになってる人も

  多いから、がん悪液質って

  聞いたことがある人も

  いると思う。

 

 

 

 

 

 

 

  もちろん、がんでも悪液質に

  なるんだけど他の病気でも

  悪液質にはなる。

 

 

 

 

 

 

 

  悪液質って何かわかる?

 

 

 

 

 

 

 

  悪液質は、炎症を伴う

  慢性疾患関連性の栄養不良

  で骨格筋の低下をもたらす

  代表的な病態。

 

 

 

 

 

 

 

  じゃー炎症を伴う慢性疾患って何か?

  と言うとがん、慢性心臓病

  慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患

  自己免疫疾患などの病気なのさ。

 

 

 

 

 

 

 

  何言ってるかわかるかな?

  ざっくり言うと

 

 

 

 

 

 

 

  がんや心臓病、腎臓病で

  栄養不良になって筋肉が

  落ちると

 

 

 

 

 

 

  いろんな問題が起こって

  寿命が短くなるよ。

  ってこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物でもがんや慢性心臓病

  慢性腎臓病が多くて

 

 

 

 

 

 

 

  それに伴う悪液質になっちゃう

  子が多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

  筋肉が落ちて悪液質になると

  いくら栄養をとって筋肉を戻そうと

  しても戻らなくなっちゃう(怖)

 

 

 

 

 

 

 

 

  犬猫って筋肉に負荷をかけて

  筋トレしないから落ちた筋肉を

  戻すことはものすごく難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

  人みたいにENSを使って

  筋肉を動かして筋トレしたりも

  するけどなかなか難しいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

  筋肉を落とさないことが大切になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  筋肉が落ちる前から

  栄養的な補助をしたり

  運動したりして

 

 

 

 

 

 

 

  なるべく筋肉を落とさないように

  することが重要だけど

  現実にはなかなかできていない(悲)

 

 

 

 

 

 

 

  なるべく食欲を落とさない

  ようにしたり

 

 

 

 

 

 

 

  良質なタンパク質を摂るように

  してもらったりするけど

 

 

 

 

 

 

 

  悪液質にならないように

  できてるか?と言われたら

  できてないね。

 

 

 

 

 

 

 

  がんや慢性心臓病、慢性腎臓病

  になると悪液質になってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  特に小型犬や猫は小さいから

  ちょっと体重が落ちただけでも

  すぐに筋肉も落ちちゃう。

 

 

 

 

 

 

 

 

  まずは、体重を落とさない。

 

 

 

 

 

 

 

  がんや心臓病、腎臓病になったら

  病的なメタボじゃなかったら

  減量はしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

  体重をキープすることに努める。

 

 

 

 

 

 

 

  動物ががんや慢性心臓病

  慢性腎臓病になったら

 

 

 

 

 

 

 

 

  しっかりと食事を食べて

  体重を落とさない。

  まずは、これを意識して

  できれば毎日体重測って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  メタボにすると他の病気になる

  から同じ体重をキープしてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日もありがとう

 人間より動物好きの獣医

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