ぼくら飼主は動物が終末期に近づいても
なお、少しでもよくなってほしい
治ってほしいと願う
治らないまでも少しでも長生きしてほしい
と思い治療をする。
イヤがる薬を飲ませて
食べたくない療法食を強制的に
食べさせたりする。
食べなくなると栄養を取らなきゃと
流動食をイヤがっても無理やりでも
食べさせようとする
水分を飲まないと脱水すると思って
強制的にスポイトで飲ませたりする。
何かできることはないのかと
藁にもすがる思いで
ネット検索しまくる。
ネットであれがいいこれがいい
と書いてあれば動物に試したりする
動物の心を置き去りに
病気のことだけ、体のことだけ
考えてしまう。
動物の気持ちよりも体のことを
優先してしまう。
動物の思いよりもぼくら飼主の
自分の不安や心配を優先し
しかめっ面したり
申し訳なさそうな顔で
イヤがる治療をしたりする。
それよりも動物の心を満たすことを
優先にすることをもっと考えても
いいんじゃないかと思うのさ。
終末期になった時に延命処置も
大事だと思うけど
例え寿命が短くなっても
動物の心を優先して
栄養を取るために食べるのでもなく
病気を治すために食べるのでもなく
心を満たすために
食べたいものを食べる
飲みたいものを飲む
食べたい、おいしいと動物が
喜ぶものをあげる
それでもいいじゃないか。
動物が喜んで過ごすことの方が
どれだけ動物の心が満たされ
動物のためになるか。
ぼくの中では勝手にコロナ禍で新たな時代
新たな医療の幕開けじゃないかと思ってる。
今までは、終末期になろうが
治らない病気になろうが
死を受け入れず、目を背け
最期まで治療をする
最期まで諦めない
死ぬまで治療をする
ことがいいことだと言う時代だったけど
これからのは、終末期は
死を受け入れて死に対する準備を
医療としても飼主の気持ちとしても
していき
動物の心を満たし
苦しまないような死の迎え方を
していくための医療をしていく。
動物も人も心を大切に心を満たしてく。
そんな時代になっていくと思うのさ。
今までのような、もの、金などの物質的に
満たされる時代から
心、気持ちなどの精神的に満す新しい時代へと
変化していくような気がする。
もがきあがき続けた医療は終わり
心をいっぱいの幸せで満たし
病気や死に目を向けるのではなく
「今」をどう生きるかに目を向け
食べたいものを食べ
やりたいことをやり
笑顔に満ち溢れた日々を送り
枯れていくように苦しみもなく
静かに生涯を終わっていく。
そんな獣医療があっても
いいんじゃないかと思うのさ。
それが動物の心を満たし
動物のためになるなら。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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