犬猫の運動不足が深刻な問題だ。
人間の運動不足も問題だが犬猫も問題だ。
筋肉が体の熱を作ってくれているんだけど
女性の冷え性が多い原因の1つは
筋肉が少なくて熱が作られないから
冷え性になってることが多くて
それと同じで犬猫も運動不足によって
筋肉が少なくて熱が作れなくて
冷え性になってる子が多い。
冷え性になると血液の流れが悪くなって
臓器に血液が届かなくて
臓器に負担がかかったり
血液検査の値が上がったりする
よく「元気で何でもないんですけど
肝臓の値が高いんです」って
相談受けるのもこのタイプの時がある。
細菌やウイルスと戦う免疫細胞は
血液の中で活動してるから
血液の流れが悪くなると
免疫細胞の活動が低下して
免疫力が下がっちゃう。
血液の流れが悪くなって
栄養や酸素が届かなくなって
臓器の働きが悪くなり
免疫細胞の働きも悪くなれば
そりゃー病気にもなる。
運動して筋肉をつけて熱を作ることで
病気の予防になるのさ。
筋肉は、腕や足の筋肉だけじゃなくて
食道や胃、腸、尿管、膀胱なども
筋肉でできている。
消化器の胃腸の筋肉の動きが
悪くなると消化能力も低下する。
「朝ご飯食べないんです」
「ご飯前に吐くんです」
「胃腸が弱いんです」って言う子に
運動不足の子は多い。
血液の流れが悪くなって
筋肉の動きが悪くなって
体が冷えていて動きが悪くなれば
それは、胃腸の動きが悪かったり
消化が悪かったりするから
お腹が空かなくてご飯も食べない。
特に寝起きは胃腸の動きも悪くなってるから
朝ご飯食べない子が多い。
運動不足による筋肉の低下は
体を支える足腰にも影響する
筋肉が少ないことで体幹が維持できなくて
背中が丸くなって猫背になって
お腹が丸まって圧迫されることで
胃腸の動きが悪くなったり
腰や膝の筋肉が少ないことで
腰を痛めたり、関節炎になったり
背中が丸くなることで腰が落ちて
後足の位置が前にいくことで
背中、腰、股関節、膝に負担をかけて
痛めたりする子が多い。
椎間板ヘルニアも筋肉の低下と
血流障害によってなることが多くて
治療は手術になるから外科の病気だと思われるけど
椎間板ヘルニアの自体は内科の病気なのさ。
ダックスの飼主で
「椎間板ヘルニアになるから運動を控えてます」
っていう人がいるけど
「逆にそれが運動不足から筋肉が低下して
熱が作られなくて体が冷えて
血流障害を起こして椎間板ヘルニアになるから
いっぱい運動してください」って言うと
驚かれるし、信用されないこともある。
小型犬はホント運動不足になってる子が多くて
深刻な問題。
ペットショップで小型犬は運動しなくてもいいって
言われてると聞いた。
ダックス、プードルなんて猟犬だから
クッソ運動しないといけないのに
運動していない子がいっぱいいる。
人間もそうだけど
犬猫だって運動不足は問題になるから
いっぱい運動させてあげて。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
犬猫の体の話
セミナーのダイジェストを作ってみた。
YouTubeのチャンネル登録もよろしく！
https://www.youtube.com/channel/UC1TQjMRG_gzVrlaS4knm0zg/
●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。
現在、猫の飼い方の本はAmazomでは購入できないようなので、
私にご連絡いただければ、若干在庫がありますので、販売することができます。
LINE@、コメント欄にご連絡ください。
 |
現役院長達が教えるイマドキの犬の飼い方
3,240円
Amazon |
 |
現役院長達が教えるイマドキの猫の飼い方
Amazon |
LINE公式アカウントやってます。
登録してくれたら上手なシャンプーのコツ
動画を4本無料でプレゼントします！
友達登録をお願いします。
インスタもやってます
フォローしてもらえるとうれしいです。
