犬と猫は舌が違うよね。
犬の舌でなめられても痛くないけど
猫の舌でなめられると痛い。
形状も違うけど味覚も違うんだ。
猫は厳格な肉食動物で
犬は雑食動物なので
全く違うんだよね。
犬と猫の食べ物の工夫をするときに
参考にしてもらえれば思う。
犬の舌は、「甘み」が一番敏感なんだ。
だから、甘いものが大好き
果物とかアイスクリームとかお菓子とか
甘いもの大好きだよね。
ちょっと油断するとすぐ盗み食いをしちゃう。
そこがかわいかったりするけどね
犬は雑食動物の肉食よりだから
人と同じようにいろんなものが食べられる
肉でも野菜でも果物でも穀物でも
いろんなものが食べられるから
穀物や野菜などの甘みを敏感に感じる
ことでいろんなものが食べられるんだ。
野菜とか苦みもあると思うんだけど
甘みの方が敏感に感じることで
野菜も食べられるんだ。
だから高齢になって食欲が落ちてきたら
米とか、うどんとか、パスタなどの
炭水化物をあげると食べたり
甘みを感じられる野菜だったり、
果物を食べたりすることが多いね。
甘みを感じるから砂糖などの
甘いものも好きで食べるけど
砂糖はやめておいた方がいいよ。
猫は、厳格な肉食動物。
猫科の動物のライオンやチーターと同じだね。
その為、「甘み」よりも「苦味」に敏感なんだ。
腐った肉や毒物を食べないようにするために
苦みに敏感って言われている。
薬とか苦いと泡を吹いて飲まないね。
猫は本能で体を守ってる。
猫は「甘み」に関しては鈍感で
肉食動物だからいろんなものを食べる
必要がなくて
肉や臓物を食べればいいから甘みはそれほど
感じなくていいんだ。
だからあまり果物とか野菜とか食べないよね。
と言っても野菜や果物を食べる子もいるし
パンとかケーキとか生クリームとか食べる子も
いるよね。
うちの猫は野菜とか果物は食べないけど
パンとかケーキとか生クリームとかお菓子とか
甘いものを目を盗んで食べたりする。
米とかゼリーとかは食べない。
小麦系や乳脂肪系は食べるね。
甘いから食べるというより甘い以外の
脂肪が入ってるから食べると思ってる。
猫は味覚があまり発達していないから、
臭いや風味、温度、舌触りが大事だね。
肉食動物なので、獲ってすぐ食べるから、
暖かいものを好むし、臭いがするのもを好む。
臭いがしなかったり、鼻が風邪ひいて
効かなかったりすると食べないよね。
缶詰とか冷蔵庫から出したばっかりよりは
電子レンジで少し温めてあげて臭いを出す
と食べるよね。
高齢になって食欲が落ちたり
食べるのに苦労したりする時は
犬は、甘みがあるような炭水化物や
野菜、果物を使ったり
猫は、臭いを強くしたり、暖かくしたり
肉や魚の油を入れてみたりして
犬猫の味覚に合わせた工夫をしてあげるといいね。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
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