ぼくが診療をしていて
「他の病院でもうできることがないので
家でみてあげてくださいって
言われたんですけど
他に何かできることはないでしょうか?」
ってうちの病院に来られて
治療してそこから犬猫が元気になって
ご飯を食べるようになってくれると
超うれしい。!(^^)!
よくなってよかったと思う瞬間。
飼主さんも喜んでくれて
心なしか、動物も喜んでるように見える時は
獣医冥利に尽きる
こういう瞬間があると
「まだできることがある」
「救える命がある」と思う。
ただ、そこには現実問題として
費用の問題がのしかかる。
他の病院でできることがない時は
治らない病気が多い。
治療をしたからと言って状態がよくなることはあっても
治ることはない。
治らない病気、延命するだけ、状態をよくする対応に
どこまで費用をかけられるのか葛藤する。
まだできることはあっても
高額になる治療費をどこまでできるのか
他の病院のように選択肢がなければ
諦めもつくけど
できる選択肢があることで
ぼくら飼主は頭を抱える。
費用面が工面できる場合はいいが
費用面が厳しい場合は心かき乱される。
「治療費が払えなくてごめんね」って
費用面で治療ができなければ
罪悪感で胸が押しつぶされそうになる。
ぼくは、「もうできることがありません」ってのが
イヤで何かできることがないかと
統合医療をするようになった。
統合医療だと西洋医学で
できないことでも
東洋医学だとできることがある。
「もうできることがありません」って言われて
不安で、悲しくて、悩んで動物のために
何かできることがないかと藁をもすがる思いで
ネットで調べて当院を知って
希望の光を持って来院されて
「できることがある」ことがわかったのはいいけど
今度は費用の問題で悩み、罪悪感になる。
飼主さんの悩みが少しでも軽くなれば
動物の状態が少しでもよくなればと思って
統合医療をやっているけど
結局、飼主さんの悩みを増やすことになってる。
命をお金で買う時代になった。
お金が全てではないが、
選択肢が増えることも事実。
まぁそんなことを気にするのは
人間だけだけどね。笑。
だから大丈夫。
安心して!
動物たちはそんなこと
全く気にしない。笑。
罪悪感で苦しくなのは人間だけ。
動物は全く気にしてない。
「なんで治療費払ってくれないの!」
「なんで治療してくれないの!」なんて
動物たちが言うことも
思うこともない。笑。
だた、ぼくら人間が思うだけ。
動物たちは治療ができなくたって
毎日が「充実」することはできる。
動物たちは自分の寿命がそろそろだなって
言うのはわかる。
ゆっくり何もしないで
ぼくら飼主と一緒の時間を過ごして
楽しく笑って「充実」した時間を
過ごすことはできる。
治療ができなくても
ぼくら飼主が動物たちと
一緒に過ごす時間をつくって
「充実」させることはできる。
これだって立派な動物たちにできること
動物たちにできることは
お金かけることでもないし
治療するだけが全てじゃない。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
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サムネイルが入れられん!
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