飼主さんは獣医とのつき合いに
悩むことあると思うんだ。
とてもいい質問だと思うので
自分の考えを話すね。
オレも人の医者にお願いしたり
聞いたりできないわ～
オレ痔があって手術しなくちゃダメ
って言われてるんだけど
手術するためには1週間仕事を
休まなくちゃダメって言われて
1週間病院閉める度胸がなくて
「動物病院やってて1週間病院を
閉めなくちゃいけないから注射で
少しでも小さくしてもらえないで
しょうか」ってお願いしたら
「再発もするし手術しないとダメ」
って言われてそこから先は何も
言えなかったんだ。
だからよくわかるわ～。
飼主さんは獣医って話にいくい
と思ってるんだけどどうかな？
もちろん先生によると思うんだけど、
気さくで話しやすくて優しい
先生もいれば
気難しくて話にくくてとっつき
にくい先生もいるよね。
オレは話しにくいタイプ
飼主さんには「先生に怒られる」って
いっつも言われる
オレ的にはよっぽどじゃないと
怒らないし、ほとんど怒ったこと
ないのに怒られるって言われる
そんな先生だと話しにくいし
質問しにくいし、言いにくいから
説明されてることもわかりにくいし
説明されてることがわからない
とも言いにくいし、
飼主さんは困るよねー。
勇気をもってわからないことは
わからないと言ってもらった方が
こちらとしてはありがたい。
わかってるのかわかっていないか
わからないときはわかってると
判断しちゃうので、
後から「あんときに言ったのに
なんでや」ってなっちゃう。
説明がボリュームが多かったり
医学的に難しい話をしなくちゃ
いけないときは、
飼主さんも全部が理解できないよね。
そんな時は飼主さんは一旦家に帰って
からわからないことを書き出して
次の診察の時にその書き出した紙を
渡してもらえるといいね。
そしたらその質問に書いて渡す
こともできるし、こちらもそれをコピーして
保存して置くことができるので
あの時言った言わないっていうことが
ないし、後から飼主さんとも
見返すことができるから。
なかなか言葉じゃ言いにくいことも
あるし、質問することを覚えてきても
いざの時に忘れちゃうこともあるから
書いてきてもらえるとありがたいな。
治療としての要望も家族で話し合って
こうなりましたと箇条書きでもいいので
書いてきてくれると助かるな。
ここまではするけど、
これ以上はしないとか
これはしたい
これはしたくないとか
こういうことはできないか
などの質問、提案なども書いて
来てくれると
オレとしては答えやすいし
飼主さんとそれをもとに治療や
検査も相談できるね。
面と向かうと言いにくかったりする
けど紙に書いて受付で渡して
もらえれば、
獣医が読んで答えることができる
からそれなら飼主さんもやりやすい
んじゃないかな。
獣医が飼い主さんがなんでも話して
くれるような環境を作るってことが
大事だと思うけど、
それでも獣医というだけで気が引けたり
院長っていうだけでハードルが上がったり
するので、
そんな時は飼主さんもしっかりと
意思表示はした方がいいと思うので
言いにくかったり話しにくかったり
したら質問や要望を紙に書いて
持っていくといいんじゃないかな。
今の若い先生方はほんと優しい
昔のように怒鳴る先生はいなくなった
60代以上の先生は中にまだ怒る
先生はいるけど、今の先生方は
ほんと優しい。
(できるかどうかは別だけど笑)
だから大丈夫なので先生に思い切って
話をしてみて。
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