説明する、伝える、理解してもらう難しさ | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんにちは。
人間より動物好きの獣医

シワ神シワ男です。

 

 

いつも思うが飼主さんに説明して

伝えて、理解してもらう

難しさを感じる。

 

 

なるべくわかりやすく伝える

ように努力をしているが、

 

 

うまく理解していただけなかったり

うまく伝わってなかったりする。

 

 

あまりこれもあれもといい過ぎると

情報がいっぱいになって

 

 

覚えてられないし、

言われたことも理解できない。

 

 

なるべく紙に書いて説明して

書いた紙を渡すようにしているが

 

 

それでもそれを後から見なきゃ

どうにもならない

 

 

伝えたことを理解していただいても

それを実行していただけるかどうか

はまた違う

 

 

飼主さんの都合もあるし

考え方もあるし、

金銭的な問題もある

 

 

自分達はペットがその後

どうなるのかをある程度

知ってるので、

 

 

こうした方がいい

これしてくださいと

ご提案はするが、

 

 

飼主さんはペットを初めて

飼った方は、その後がどうなるか

わからない。

 

 

例えば、腎臓病の初期の段階で

治療しておけば、この後どういう

状態になるのかがわかってる

 

 

治療しなかったらこういう状態に

なって、ペットが辛い思いを

することもわかってる

 

 

だからペットが辛い思いを

しないように説明するんだが

 

 

初めてペットが腎臓病になっても

腎臓病の末期の状態を話しても

 

 

実際に体験したわけじゃないので

わからない。

 

 

私の説明の問題なのか、

費用面の問題なのか、

飼主さんの都合なのか、

 

 

大人の事情もあって

結局ペットが辛い思いを

してしまう。

 

 

いつもしわ寄せを食らうのは

ペットなんだよね。

 

 

少しでもペットが辛くならない

ように、楽な状態が続くように

 

 

どうやったらいいかを

ご提案するが、やってもらえるか

どうかは難しい。

 

 

しんどくなって、嘔吐や下痢が

始まって、ご飯食べられなくなって

 

 

それから治療になってしまうことが

多い。

 

 

しんどい状態になってから

「あの時治療しとけばよかった」とか

「あの時やっておけばよかった」と

 

 

言われるんだけど、

そうなる前にはやってもらえない

ことが残念だ

 

 

 

大人の事情に左右されてしまう

ペット達はそれが運命と諦める

しかないのだろうか。

 

 

せめて、治療した場合と

治療しなかった場合、

 

 

どうなるのかを理解して

もらう努力をするのが

 

 

自分の役目であると痛感する。

 

◆下記の記事も参考にしてください

~獣医師あるある参考記事~

 

 

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