お年寄りのペットに多くみられる変形性脊椎症 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんにちは。

人間より動物好きの獣医

シワ神シワ男です。

 

 

最近、高齢のペットが多いので、

よく診るんだけど

 

 

背骨が変形しちゃう変形性脊椎症が

多く診られるんだよね。

 

 

「後ろ足が震えるんです」

「後ろ足がよろよろするんです」

「抱っこした時にキャンって

鳴いたんです」

 

 

って言われることが多くて、

背骨を触ると筋肉に力が入って

痛そうな仕草をするんだ。

 

 

レントゲン検査をしてみると

背骨が変形してることがあるんだ。

 

 

背骨が変形しちゃう病気で

変形性脊椎症って言うんだ。

 

 

変形性脊椎症は、

 

老化だったり

栄養の問題だったり

姿勢が悪かったり

背骨と背骨の間のクッションが

減っちゃったり

 

してなることが多いんだ。

 

 

変形した背骨が脊髄の神経を

圧迫して、

 

 

痛みが出たり

後ろ足の動きが悪くなったり

後ろ足の麻痺が出たりするんだ。

 

 

抱き上げたりする時とか

立ち上がったりする時とか

背中を触るときに

痛みが出たりするんだ。

 

 

階段が上がれなくなったり

飛びあがれなくなったり

歩くのが難しくなることも

あるね。

 

 

変形性脊椎症は治してあげること

ができないので、

 

 

変形性脊椎症と付き合って

行かなくちゃいけない

 

 

いい状態にしてあげて

痛みがないようにコントロール

してあげることになるよ。

 

 

痛み止めを使ったり

サプリメントを使ったり

漢方薬を使ったり

ホモトキシコロジーを使ったり

鍼灸してあげたり

 

 

して痛みがないように

動きが悪くならないように

ケアしていくんだ。

 

 

高齢になるとだんだん筋肉も

落ちてきちゃうので、

 

 

筋肉を落とさないように

することも大事。

 

 

リハビリしたり、

バランスボールをやったり

階段を上ったり下りたりして

 

 

なるべく筋肉を落とさない

ようにする努力をする。

 

 

これは飼主さんにやってもらう

必要があるので飼主さんの協力が

不可欠だね。

 

 

高齢になって後ろ足がふらふら

したり、

震えたり、

背中に痛みが出るようなら

 

 

レントゲン検査してもらって

背骨の状態を診てもらってね。

 

 

◆下記の記事も参考にしてください

~高齢動物に関する参考記事~

 

 

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