腸の善玉菌、悪玉菌はバランスが大事 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんばんは。
人間より動物好きの獣医
藤原です。


何でもそうなんだけど、バランスが大事なんだよね。

 

 

どっちが多くてもダメ出し、どっちに偏りすぎてもダメなんだよね。

 

 

腸内も同じで、善玉菌と悪玉菌とどっちにもつかない日和見菌のバランスが大事なんだ。

 

 

バランスの割合は、善玉菌は2、悪玉菌は1、日和見菌は7の割合が1番いい。

 

 

このバランス2:1:7のバランスが大事で、善玉菌がやたら多くてもダメ出し、少なくてもダメ。

 

 

なんとなく、世の中の流れとイメージで悪玉菌は悪い奴、ダメな奴のような感じになってるけど、決してそうではなく、悪玉菌もいないといけない。

 

 

そもそも悪玉菌っていうネーミングがイメージ悪いよね。

 

 

悪玉菌といってもクロストリジウム菌は悪玉菌に分類されているけど、このクロストリジウム菌が少ない人は潰瘍性大腸炎になっちゃうということがわかってる。

 

 

クローン病という難病指定の病気も悪玉菌と呼ばれるクロストリジウム菌が少ない人が多いと言われている。

 

 

悪玉菌の中にもいないといけない菌はいて、悪玉菌が全て悪いわけではないんだよね。


だからバランスが大事。

 

 

善玉菌は弱くてすぐに死んじゃうけど、悪玉菌はそう簡単には死なない。

 

善玉菌は、怒っても死んじゃうし、冷たいものを食べたり、飲んだりしても死んじゃう。

辛い物を食べても死んじゃうし、ストレスとかでも死んじゃう。

 

 

善玉菌は、弱くてすぐに死んじゃうから乳酸菌などの善玉菌の製品が多いんだよね。

 

 

ヨーグルトや乳酸菌飲料や乳酸菌が入ったものが多いのは、そういう理由がある。

 

 

ただ、善玉菌ばっかり増えても問題になる。

 

 

善玉菌が増えすぎると酸が増えて、酸が増えすぎると大腸の中がアルカリ性から酸性になっちゃうと悪玉菌が死んじゃう。

 

 

善玉菌だからと言って増えすぎるのも問題。

 

 

まぁ善玉菌はすぐ死んじゃうからいくら採っても大丈夫だと思うけどね。

 

どっちがいい悪いじゃなくってバランスが大事。

 

 

このバランスを整えることがとっても大事なんだよね。

 

 

◆下記の記事も参考にしてください。

~腸に関する記事~

 

 

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